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視聴開始です、リュ・ドクファンくんの作品。
ちょいと「サイン」を思い出させるような検死官のお話です。ただ、この作品では、珍しい希少な死因を扱っているのが違うところですね。
リュ・ドクファンくん=ハン・ジヌは腕利きの外科医。でも、ある日、いきなり恩師であるチャン・ギュテから韓国医大法務院事務所への移動を命じられるのです。
本当は、希少疾患センターへの移動を希望していたので、不満をチャン・ギュテにぶつけますが、実際に死亡原因不明の遺体を前にすると、彼の優れた資質が役に立ち始めました。
第1話では、ある男性が滑落死した事件。
遺体に残された火傷の痕や住居での血痕等々から、ジヌは死んだ男性が珍しい病だったことに気付きます。
法務院事務所担当の刑事カン・ギョンヒ=ユン・ジュヒさんは、最初、不真面目に見えるジヌに反発します。
でも、彼の観察眼の鋭さや知識の深さを知るにつれて、見直してきたようです。
死んだ男性は、村人から追い詰められて崖から転落。太陽に当たると、火傷を負ってしまったりする体質の為、日陰に避難しようにも怪我で動けず、結局、そのまま亡くなってしまったということでした。
ポルフィリン症という病気でした。
第2話は、アイドルの突然死の事件。
女性アイドルが、MV撮影中に突然倒れてそのまま亡くなってしまったのです。
死因を特定するためにも、解剖が必要なのに、遺族と所属事務所は解剖を拒否。そのまま埋葬されてしまいそうになるのです。
実は、アイドルには中絶したのでは?・・・という噂がありまして。事務所の社長がそれを両親に肯定したもんですから、解剖したらそれが表沙汰になると、拒否したわけです。
でも、それは根も葉もない嘘で、社長が流したモノでした。アイドルの女性とあれこれ揉めてましてね。彼女を芸能界から追い出そうと画策していたんです。
それを仲間たちの証言等で確信したジヌとギョンヒが両親を説得し、解剖にこぎつけました。
結果、彼女は、ギランバレー症候群と言う病気だと判明するんです。
勿論、解剖だけじゃ無くて、周囲の人たちの証言、ビデオに残る彼女の動作等からもその病が進行していたことが分かるんですね。
リュ・ドクファンくんを見ると、どうしてもスンウくんを思い出してしまう私です。
若いんだけど、ある一種独特な雰囲気を持った俳優さんですね。
1時間弱とコンパクトにまとめられてるので、見易い作品です。好評だったとかで、シーズン2も作られています。