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ドンソクは、どうするか迷った挙句、ドンヒに連絡しました。
へウォンを外に連れ出してくれ、携帯もネットも使わせるな・・・と。
何かあったと勘付いたドンヒは、すぐにネットを開いてみました。そしたら、そこには、ドンソクとへウォンのスキャンダルの偽記事が。
へウォンにも、都合で家に行くのは延期すると連絡しました。
ところが、直後にムルから電話が入って、ドンソク母が、へウォンの好きな料理を作って待ってる・・・と言われたんです。
へウォンは、心遣いが嬉しくて、結局、ドンソクの家に一人で行ってしまったのです。
ドンソクは、検察で、上司から事情を聞かれていました。形勢は悪いです。
その上司にも、チスの息がかかっていたんですよ。この街じゃ、チスの影響を受けてないお偉いさんはいないみたいですよ。
ドンソクは、結局、チスの事件から担当を外されてしまいました。
担当はチョ検事と言う人になりました。ドンソクに対してあまり良い感情は持って無さそうな人です。
へウォンの家には、刑事が行ってました。
へウォン母とヘジュは、突然の事に驚き、ショックを受けています。
すぐにでもへウォンに連絡を・・・と言う母に、ヘジュがそれを止めました。
幼いころからずっとドンソクの事が好きだったへウォンが、やっと結婚を許されて家に行っているのです。近いうちにこの事情を知るのは間違いないわけだから、一分でも長く幸せな気分に浸らせてあげたい・・・とヘジュ。
ヘジュ、やっとまともになりましたね。この言葉、じ~んとしました。
へウォンを迎えて、ドンソクの一家は嬉しそうでした。これまで、あれこれとわだかまりはあったのですが、すっかり消えてしまったようです。
そして、一緒に食事を始めたのですが。
そこに、ドンソクが帰って来ました。ドンソクは、家の門の前で、中から聞こえる家族の楽しげな声に、足が止まりました。
この幸せが消えてしまうんですもん、すぐに。
ドンソクも、少しでも長く、へウォンと家族に幸せな気分を味あわせてあげたいんです。だから、何事も無かったかのように家に入りました。
ドンヒは、スンフンのところに行っていました。
へウォンに被せられた罪は、全てスンフンの犯した罪でした。それをよーく知ってるんですよ、ドンヒは。
スンフンの側近でしたからね。
「そこまでやる必要が?手に入らなければ陥れて自分の罪まで着せるのが、愛なんですか?」
検察に正直にはなしてくれと言うドンヒ。
でも、スンフンは、へウォンが自分を利用した報いだ・・・と言うのです。
「それなら人を殺した天罰はどうやって受ける?会長がへウォンの父親を殺した天罰はどう受ける?」
ドンヒは、そう言いました。
スンフン、流石にこの事は知らなかったようです。まぁ、チスも、息子にそんな事言うわけがありませんもんね。
ドンソクの双子の叔父のところに、電話が入りました。友達からかな?
ニュースを見てみろと言うのです。
そして、とうとう知られてしまいましたよ。
二人の叔父さんと、ドンタクは、ネットのニュースに、ドンソクとへウォンの事が挙がっているのを、読んでしまったのです。
途端に、気まずい雰囲気に。
そこにドンソクもやって来て・・・。一瞬でその事に気がついたようです。
それでも、へウォンの事を考えて、何も言いませんでした。
だけど、やっぱりその場には居られなくてね。へウォンと共に外に出ようとしたんです。
へウォンも母も、意味が分かりません。
へウォンは、ドンソクの気持ちが変化したと誤解しました。
今になって自分を選んだ事を後悔し始めた・・・と思ってしまったんです。
でも、直後に、自分を拘束するために刑事が来た事で、全てを知りました。誤解だったと分かりました。
逃げる事は出来ないと分かってるドンソクは、へウォンに言いました。
「君が汚名を着せられた。脱税に帳簿操作、資金の横領、スンフンの罪をなすりつけられた。それで今から支庁で調査を受ける。慌てたり、気弱になったりせずに余計な足し引きをせず事実だけ話せ。それでいい。」
へウォンは、その言葉をしっかり聞き、ドンソクの指示に従うと決めました。
チョ検事の厳しい質問にも、堂々と答えています。そして、ドンソクに影響を及ぼすと思われたら、決して口を開かなかったのです。
その日から、ドンソクは悪徳検事で、へウォンは悪女だという書き込みが殺到し、知り合いからの事情を問いただす電話も度々かかってくるようになりました。
街中で、言われの無い中傷を囁かれるようになったのです。
お陰で家族は大変ない思いをすることに。
でも、それぞれに気丈にやってます。
影響はドンジュとドンウォンにも。
彼らは、ドンヒがマリをいじめた事でも怒ってて、学校に行かないと部屋に閉じこもりました。
でも、ドンヒは二人を抱きかかえて学校まで連れて行きました。
そして、マリにも、湿布薬を差し出し、謝罪の意思を示したのです。
ドンソクは、懲戒にかけられました。
ドンソクは、正直にへウォンとの関係を認めました。それで、正式にチスの事件の捜査権をはく奪されてしまったのです。
ドンソクは、辞表を提出しました。
すぐに辞めると言うのではなく、預かっていてほしいと言う事ですね。検事職を賭けて解決したい事件がある・・・と言いました。
8年前に死んだチャ社長(・・・へウォンの父ですよね?)、先日死んだぺ社長、それから、植物状態になった先輩のハン部長たちを襲った人物がいる・・・と言いました。
その人物を捕まえてから辞職します・・・とドンソク。
チスのこと?
へウォンが釈放されました。一時的なものですよね?
ドンソクは、へウォンを送って行きました。
途中で風邪気味なへウォンのために薬局に寄ったんですが、その時、置いて行ったドンソクの携帯にチスから電話が入りました。
へウォンがとりました。
この一件について、あれこれと言うチス。
「愛がいくら大事でも、家族を不幸にした奴の娘と結婚するべきではない。」
「それはどういう意味ですか。」
チスは、相手がへウォンだったと気付いても、一切躊躇しませんでした。
「カン検事の祖父と双子の姉、お前の父親が傷つけた。」
にこやかにほほ笑みながら自分の方に向かって来るドンソク。その笑顔を見ながら、へウォンの表情はこわばりました。
何時まで二人の苦しみは続くの