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へウォンは、迷っていました。と言うよりは、どうすればよいのか分からなくなっていたんです。
ドンソクと別れなきゃと思うのに、会わないと心配でどうにかなりそうで・・・。どうすればいい?・・・とドンソクに聞きました。
「家族に話そう。」
と、ドンソク。
へウォンの気が済むなら、全て話して、その上でどうしても別れられない・・・と言おう。
その言葉を聞いて、へウォンは気を取り直しました。自分の欲のために家族を地獄に落とす事は出来ない・・・と思ったのです。
別れれば済む事だ、そうすれば話さずに済む・・・とへウォン。
もう揺れない、二度と会わない・・・と。ドンソクがいくら説得しようとしても、無理でした。
実母がヨンチュンだと聞いたドンヒ。
動揺して、母に問いただしました。
もう隠しておくことは出来ないと思ったドンソク母は、ドンタクの言う事は本当だと言ったのです。
この時点で、知っていたのは、ドンタクだけでした。双子の叔父さんたちも知らなかったんですね。
ドンヒは、家を飛び出しました。
でも行くあては無く、街かどで一人泣くしかできませんでした。
そして、一人屋台でお酒を飲んでいたら、ドンソクがやって来ました。ドンソクも飲みたい気分だったわけで。
一緒に、しこたま飲んだようです。
ヨンチュンは、夜中に家を出て行こうとしました。
あれほどドンヒに拒絶されたら、やっぱりねぇ・・・。
だけど、ヨンチュンもまた行くあては無かったんです。結局、戻って来ました。
ヘジュからドンタクに、へウォンとドンソクが別れたと言う連絡が入りました。
自分たちが冷たい態度を取ったことで、怒っているのか?・・・と家族は思いました。ドンソクも何も言いませんしね。
へウォン母が、検察に乗り込んで来ました。
勿論、へウォンが別れたと言った事を確かめに来たんです。
「僕は、別れたつもりはありません。ずっと昔、駅でへウォンを帰した時も、別れたとは思っていません。」
良いねぇ、流石だねぇ、ドンソク。一切揺るがないのね。
そして、いよいよドンソクたちの父親が帰って来ましたよ。テソプ=キム・ヨンチョルssiです。
どっかの女性と暮らしていたようなんですが、その女性が多額の借金を残して姿をくらましてしまったんだとか。
テソプが、借金の保証人になってるとかで、借金取りに追われてのご帰還ですよ。
街で偶然へウォンと会いまして、困ってる人を見捨てて行けないへウォンのおかげで、お金を貸してもらって家にたどり着いたってわけなんです。
全く罪の意識は無さそうです。
息子の顔も忘れるくらい、そして息子も父親の顔を忘れるくらいに長い間家を空けていたのに、悪びれることなく堂々と帰って来ましたよ。見栄っ張りなんでしょうかね、手ぶらで家には戻れない・・・とか何とか言って、結局家族へのお土産代をへウォンに立て替えて貰っていました。返すと言ってはいますが、どーだかねぇ・・・。
丁度、ドンヒがヨンチュンを家から追い出そうとしていた時でした。
ヨンチュンは、また、ドンジュ&ドンウォンの心を傷つけるような事をしゃら~っと言っちゃったんですよ。
ホントに、人の心が分からないと言うか、想像できない人ですよね。
ドンジュ&ドンウォンは、自分たちを捨てた母親がどんな人だったのか、家族に聞いたんです。でも、誰も答えてくれなかったとか。
それでヨンチュンに聞いたら、
「子供を捨てた母親が立派でいい人だとは思えないけど。」
と言うじゃありませんか。これこそ、自分の事を棚にあげて・・・ですよね。ドンヒが怒るのも無理は無い。
「お前たちの母親は凄く賢くて立派な女だった。お前たちを捨てたんじゃなく俺の所為で出て行ったんだ。」
と、ドンヒは子供たちに言いました。
そしたら、また、ヨンチュンは、言ったんです。
「違うわ。パパは嘘を言ってる。」
ヨンチュン、ホントにムカつく
正直と言えばそーなのかもしれないけど、正直さは、時と場所を選ばなきゃって思うんですよ。いつも真実を言うのが正しいとは思えません。こう言うところが、ホントにムカつきます。善良さとか馬鹿正直さとか、取り柄と言えばそーかもしれないけど、人の心を思いやれない正直さは、却って毒になると思います。
「どうして悪者になるの?」
と、ヨンチュンはドンヒに言いました。母親としての言い分かもしれません。でも、それは自分がした事を全く考えてないですよ。事情はどうあれ、捨てた事に変わりは無いから。
「母親に捨てられる事がどんなに嫌な気分か分かるから。」
と、ドンヒ。
事情があった、事情をどうして聞いてくれないの?・・・とヨンチュン。
捨てられた子供に、捨てた事情なんて、今さら・・・と言う感じかもしれません。
そこに、テソプが現れたのです。
ヨンチュンは、すぐにテソプが分かりましたが、テソプは、ヨンチュンを覚えていない様子。
それどころか、丁度帰宅して来たドンソクも、ドンヒも息子だと分かりません。
ドンタクが来合わせて、
「父さん。」
と、呼びかけた事で、皆、お互いが分かったって感じですよ。
また厄介な問題が転がり込んで来ましたね。