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ドクター異邦人 OST (SBS TVドラマ)(韓国盤) |
クリエーター情報なし | |
Vitamin Entertainment, Korea |
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ジェヒ=スンヒは、総理の手術チームに入ろうとしてるんですかね?
それまでは、スンヒとして、そしてその後はジェヒに戻るというのが元々の計画だったじゃないかと、ジンスに言うジェヒ。
イマイチ彼らが目指す事が分かりません。
ま、とにかく、総理の手術をするチームに、自分もフンも入る・・・それがまず最初の目的なんでしょうかね。
ジンスは、ブダペストでフンを逃がしてしまった責任を追及され、酷い拷問を受けました。
人差し指を切り落とされると言う悲惨な事態になっていたのです。
それゆえ、フンに対する復讐心も、相当なもんでした。
でも、まずは任務を遂行することだと思い、ソクジュからも、フンをミョンウ大学病院に復職させるよう働きかけを指示したのです。
ソクジュにオ理事長を説得させようとしたんです。
それにしても、ソクジュと彼ら北朝鮮面々は、一体何を目的として手を組んでいるんでしょう。
それまでは、スンヒとして・・・という言葉通り、人違いだとフンに言いました。
どう見ても、ジェヒにしか見えないフンは、動揺し、苛立ちます。ジェヒが自分を他人のように見ること、そしてジェヒの事など知らないと言うのが信じられないのです。
例の赤いブレスレットも、自分が作ってスヒョン実母にあげたモノだと言いました。
フンは、もう何が何だか・・・と混乱の極みです。
スヒョンと一緒にお酒を飲んで、正体なく酔っ払ってしまいました。
ジェヒを一途に想うフンを見て、スヒョンはどんどん惹かれて行ってるようですね。それを、ジェジュンも感じているのです。
ジェヒは、本院に移る事になりました。
フンを復職させるためです。ジェヒが居ると分かれば、復職するに違いないと読んだのです。
で、実力を周囲に認めさせるために、手を打ちました。チョンイの母に薬を過剰に投与し、その治療を完璧にやり遂げることで実力をみせようとしたんです。勿論、チョンイ母に薬を投与したのは、ジンスです。
成功しました。
ジェジュンも、新任なのに・・・とジェヒを認めたようです。
フンの復職をオ理事長に頼んだのは、ソクジュだけじゃありませんでした。チェ院長も、そうだったのです。オ理事長はフンを許しました。
でも、フン、チェ院長を見て、怒りと憎しみの矛先を見つけたような表情になりました。
そりゃそーですよね。
自分を騙して北朝鮮に送った人物ですから、父の事にも関係しているとしか思えません。
チェ院長は、謝罪だ・・・と言いました。
今さら・・・ですよね。父と自分の人生を根本から変えてしまったわけで。謝罪などしてもらっても、父が生きかえるわけじゃありません。何も変わらないのですから。
ただ、直後に、チャンイ母が、チェ院長のおかげで脱北出来た事を知り、複雑な表情になっていました。
まだ、ここにいるスンヒがジェヒだという確信が持てないし、北朝鮮にジェヒが残ってる可能性もあるのでね。脱北させる実績があると聞くと、やはり無下には出来ませんよね。
それに、チャンイ母が、スンヒの顔を見て、別人だと、ジェヒは死んだんだから・・・と言うのを聞いて、
「生きてる。」
と、チェ院長は言い切りましたから。
チェ院長は、また行く・・・と言いました。
その前に、フンに渡したいものがあるから・・・とも。
フンから、スンヒ=ジェヒだと聞いたムン先生は、確認する方法は無いのかとフンに尋ねました。
で、思い出したのです。
ジェヒは、昔、父親との間で片方だけ腎臓移植したことを。だから、腎臓は一つしか無い筈・・・と。
でも、個人情報ですからね、医療記録は。
違法行為です。
だから、担当者は拒否。
そこを、しつこくしつこく食い下がるフンとムン先生。
ムン先生は諦めかけたんですが、フンは、データを担当者の手からひったくり、封を破ったのです。
止める間もなく、見ちゃいましたよ。
あったんですね、腎臓は二つ。
フン・・・心は確かにジェヒだと思っているのに、現実は違ったわけで。
それでも、最後にもう一度確認したんです。
学生の頃、二人の鼓動は同じだったことを。人それぞれ違う鼓動の筈なのに、フンとジェヒは同じだった・・・。
それを確かめ合った時の事を思い出したんです。
「時間をください。」
そして、
「人はそれぞれ鼓動が違う。顔が違うように・・・。」
と、昔のセリフを口にしました。その時、ジェヒの表情が少しだけ動きました。
「一つだけお願いします。すぐ済みます。」
そう言って、まっすぐにジェヒに向かって歩いてきて、そのまま固く抱きしめたのです。
驚いたジェヒ。傍に居たスヒョンも・・・。
その瞬間、フンが何の目的で抱きしめたのか、ジェヒには分かったのかな?
フン・・・目をつむって鼓動を感じていました。そして、はっとしたように目を開いたのです。