まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『トライアングル』10話まで

2015-07-21 16:23:18 | 韓国ドラマのエトセトラ
TRIANGLE MAKING FILM SPECIAL DVD「喜怒哀楽」下 (初回盤)
クリエーター情報なし
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レビュー一覧は、こちらから。

 

ヨンダルは、途中でカードをすり替える計画だったようです。でも、どー考えても、それは相当な熟練(?)のイカサマ師じゃなきゃ無理だと思われます。

目の前には、ジョンヒもいますし、他にも4人の目がありますからね。

でもまぁ、ヨンダルたちは勝負を始めたのです。今さら後には引けないって感じですかね。

 

その頃、ヤンハは自室で監視カメラの映像を見ていました。

万が一、してやられたとしても、映像が残ってると、後で告発は可能ですからね。

そこに、ドンスが呼ばれてやってきました。

これが、ヤンハのミスの一つでした。

ドンスは、ヤンハの罠を知り、即、ヨンダルに連絡したのです。

罠だ、すぐに手を引け・・・と。

 

ヨンダル、動揺しました。すぐに外に居る仲間に、ばれたからと、すぐに撤収するよう連絡。

ジャンスとジェリが手を引いた方が・・・と言うのに対し、ヨンダルは腹をくくりました。

イカサマをせずに、真っ当な勝負をすると言ったのです。

ジャンスもジェリも、驚き、焦りました。資金はボクテから出てます。それをすってしまったら、マズイですよね。

でもね、ヨンダルは賭けたのです。

そして、なんと、ヨンダルは一晩の勝負としてはテジョンカジノ始まって以来の大勝ちをしたのです。

 

ぼ~っとした状態で出て来たヨンダル達を見たら、最初は、完璧に元手をすっちゃったんだ・・・と思いましたよ。

でも、徐々に湧いてくる感動と興奮。そして、恐怖に近い感覚もあったんじゃないでしょうか。

 

大勝ちした時、ディーラーについていたのは、ジョンヒ。

元々ヨンダルとの仲を噂されていたジョンヒが、ディーラーだったので、そこに根拠のない噂が生まれてしまいました。

例のディーラーの先輩のチョンジャが、グルかもしれない・・・なんて言い出したんですよ。

最初はカジノが大損したのが自分の所為の様に感じていたこともあって、黙って聞いていたジョンヒですが、あまりにも酷いんで、とうとう真っ向から言い返しましたよ。

「技能は充分ですし、VIPのお客様に祖相はしていません。これ以上責めるなら、人事部に報告します。私のミスだと判断されれば辞表を出します。でも潔白が証明されたら、責任をとってもらいます。自信が無いなら黙っててください。」

ぐうの音も出ませんでしたね、チョンジョ。

すっきりぃ

 

悔しいのは、ヤンハが一番だったかも。

現場に居合わせたペチーム長とファランの話を聞き、監視カメラをチェックしても、イカサマは証明できません。

ヨンダルは、正々堂々と勝負したってことになります。

おまけに、我慢出来なかったのは、ヤンハが見てるのを察してヨンダルが監視カメラを注視したことでした。

刑務所に放り込みたいとドンスにも言ったように、もう今はヨンダルをどうにかして自分の目の前から消し去りたいとしか思えないようですね。

 

ジョンヒは、ヨンダルの姿を見て、賭博が怖くなったようです。自分がディーラーにもかかわらず。

「いつも運がいいとは限らないわ。私は、ヨンダルさんが賭博に人生をかけないでほしいと思います。」

そう、ジョンヒはメールしました。

 

ドンスがユン会長の申し出を受けてテジョングループに入ったのは、父親の復讐がその理由でした。

ユン会長とボクテを戦わせて、二人とも破滅させようと考えているのです。

 

その頃、ヤンハの元に、ドンスの調査報告が入っていました。

驚きました。ドンスの父親がチャン・ジョングクだったからです。

以前、ボクテがユン会長を脅している時に、ボクテがユン会長の命令で殺したと言っていた人物です。

ドンスは、それを承知でテジョンに入ったのか?・・・とヤンハに疑心が芽生えました。

それを、父のユン会長に報告したところ、ユン会長は却って傍に置いておく・・・と言いました。その方が対処しやすいからだと言いました。

ヤンハは、ドンスを紹介したのがシネだと聞き、会いに行きました。

 

ボクテにこだわりがある様だが・・・と聞くと、シネは、昔部下が殺された所為だろう・・・と答えました。

ヤンハは、ドンスが父親の死因について、知ってるのかどうかを確かめたいんでしょうね。でも、シネ、流石にその辺は喋ったりしません。

ところでシネは、父にピルサンとの離婚の話を切り出しました。

愛していない・・・と。結婚は間違っていた・・・と。

自分の期待にこたえるために、ドンスを諦め、ピルサンと結婚したと知ったシネ父は、これ以上離婚反対とは言えませんでしたね。

 

ボクテは、ヨンダルに、これからは自分のことを“兄貴”と呼べと言いました。

計画が失敗したからと言って手を引かず、大勝ちして見せたヨンダルを、信頼したようです。でも、ミン社長は、ボクテを信じてはいけないと言いました。ヨンダル、ボクテを信じて良いのかどうか、迷っています。

 

ヤンハは、ボクテが大株主を脅してカジノの株を手に入れようとしている事を知りました。

ヤンハはボクテのところに行き、自分と手を組むよう言いました。

ドンスの父親がチャン・ジョングクだということもばらしました。ドンスが父親の死因を知ってるかどうかは不明・・・と言って。

つまり、ボクテとテジョンが争っている場合ではないと言う事です。

敵は別のところにいる・・・と。そして提案をしました。

自分と手を組むなら、カジノの株だけじゃなく、リゾートの件も承諾しよう・・・と。ただし条件があると言いました。

「ヨンダルを始末してください。刑務所にぶちこんでもいい。」

 

ボクテ、上手く使えそうなヨンダルで、徐々に信頼し始めてる状況だったのですが、こんな取引を示されたんじゃ、ヨンダルを切って捨てるなんて容易いことですよね。

チャンマダムのカジノにヨンダル達が居る所に、警察が踏み込んで来ました。

あっという間に逮捕・・・ですよ。

チャンマダムとマンガンは、じきに釈放されましたが、カジノのオーナーになっちゃってるヨンダルは、どうしようもありませんでした。

気にかけてくれていたクク刑事も、どうしようもありませんでした。

ヨンダルは知ったのです、ボクテが自分を捨てたと言う事を。

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『トライアングル』9話まで

2015-07-21 12:25:20 | 韓国ドラマのエトセトラ
TRIANGLE MAKING FILM SPECIAL DVD「喜怒哀楽」上 (初回盤)
クリエーター情報なし
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ヨンダルは、計画通りチャンマダムのカジノを手に入れられそうなので・・・と言うか、この時点では手に入れたも同然ってことで、有頂天になりました。

で、立派な車でジョンヒを迎えに行ったのです。食事をご馳走したい・・・と。

この様子を、ディーラーの先輩たちに見られてしまいまして、札付きのワルのヨンダルの車に乗るなんて・・・と又も噂の的となりました。ま、ジョンヒは気にしてませんが。

 

ヨンダルは、ジョンヒにお礼が言いたかった・・・と言いました。

勇気を振り絞った表情で、ヨンダルは話しました。

自分の評判が如何に悪いか知ってるだろう?・・・と。なのに、会ってくれてる・・・と。

ジョンヒに会って、初めて恥と言う事を知ったとヨンダルは言いました。

「君が受け入れてくれるなら、今後絶対に恥ずかしい生き方はしない。」

それだけ言うと、額の汗を拭きました。そんなヨンダルを、ジョンヒは好ましい表情で見ていました。

 

家に戻って、ジョンヒはヨンダルに言いました。

自分はあなたより優れてなんか、いない・・・と。

「勉強も出来なかったし、就職も地元の優遇枠を使った。両親も居ないし、祖母と弟たちを養うのに精一杯なの。だから、私を見て恥ずかしいと思わないで。」

ヨンダル、天にも昇る心地だったでしょう。

 

ドンスはユン会長の申し出を受けました。コ・ボクテ対策のために会社に入る事になったのです。

で、今回初めてヤンハに会いました。

シネから、彼が養子だと言う事は後日聞きました。

初対面から、何か気になるのかな?ヤンハは特に興味を示さない表情でしたが、ドンスはまじまじと見つめていました。

でもね、ヤンハもドンスの事を部下に調べさせてるので、全く興味が無いわけじゃなかったのです。

ところで、ユン会長は、父親の事件の黒幕だとドンスは父の知り合いから聞いていました。これは、懐に入って秘密を嗅ぎ出そうって魂胆ですね。

ボクテとの関係は、自分にとって汚点だ・・・と言うユン会長。

その意味も、ドンスには察しがつくような感じでした。

 

ある日、ボクテが、ドンスを拉致しました。

もち、ぼこぼこに殴られた仕返しです。・・・ホント、ドンスはどういう意味でボクテを殴ったのかしら。こうなるのは目に見えてた筈ですよね。

この時、ボクテは、ヨンダルにドンスを殴らせました。

ヨンダルは怯みましたが、やらなきゃ疑われます。ドンスも目で“やれ”と言ってました。

ヨンダルは、泣きそうな顔でドンスを殴り続けました。ボクテはそれを見て満足したような表情を浮かべました。

この時は、シネの動きが早くて、九死に一生を得たドンスでした。

 

ボクテは、ヨンダルがチャンマダムにいかさまを仕掛けてカジノを乗っ取った・・・という話しを聞いて、ますますヨンダルが気に入りました。

で、今度は、テジョンカジノでやってみろ・・・と命令。テジョンカジノを揺さぶる必要がある・・・とね。

ユン会長のカジノです。

ヨンダルは、正気のカジノでは、警備が厳しくて・・・と怯みましたが、ボクテは撤回する気は無さそうです。

 

ヤンハは、会社でシネの夫ピルサンの取り巻きを左遷する決定を下しました。

ピルサンが抗議すると、ヤンハは冷たく言いました。

「リソーとの事業計画をコ・ボクテ会長に流しましたね。あなたは父のお気に入りだから、僕は父の為に我慢してる。ご用心を。」

ピルサン、舐めてかかってたヤンハにひと泡吹かせられました。

 

ジョンヒがヒョンミやチョンジャと共にVIPルームに配属された事が発表されました。

新人は絶対に行けないところに、ジョンヒが・・・と皆、不満をもらします。発表した指導教官のファランですら、不満げです。

それが本部長の指示だと聞いたヒョンミは、一人ほくそ笑みました。

それを見て、チョンジャたちは、“シンデレラ”がジョンヒだと察したのです。

 

ジョンヒは、これをヤンハの悪ふざけだと受け取りました。まぁ、言い換えれば特別扱いってことですが。

で、ヤンハに直接抗議に行きました。

でもね、ヤンハは、引き下がりませんでした。

「君は以前荒々しい客を相手に不法カジノで働いていた。VIPルームでも充分やれる筈だ。これは熟慮の上の判断だ。今後どんどん出世していけるのに、現状に満足しているのか?目標が無い人は、チャンスが来ても見逃してしまう。僕は悪ふざけじゃ無く、チャンスをあげたんだ。君は夢が無いから分からない。夢が無いから役にも立たない男と会うんだ。」

最後の男は、勿論ヨンダルのことです。

ヤンハ、もしかしたら、本当に言いたかったのは、最後の一言だけなのかもしれません。

そして、ジョンヒは、この言葉が結構胸に刺さったみたいです。夢が無い・・・という言葉が。

 

ヨンダルは、テジョンカジノでイカサマをすると、決意しました。

で、チャンマダムのカジノの中に作った部屋で、あれこれジャンスとジェリとで計画を立てています。

ところが、この相談の様子を、チャンマダムの共同運営者であるマンガンが見てました。隠しカメラを設置しておいたんです。

こうなることも予想出来た筈なんだけどねぇ、ヨンダルやぁ。

隙あらば・・・ってチャンマダムたちには、思われてるの充分知ってるんだし。

 

ヨンダルにべたぼれのキム女史は、まだヨンダルの事を諦めてなくて、札束せ頬を叩くようにヨンダルを自分のモノにしようとしてます。

諦めが悪いと言うか、しつこいと言うか・・・。

でも、今のヨンダルは、人のお金で生きようなんて言う気持ちはさらさらないし、ジョンヒへの想いがあるわけですからね。一切なびきません。

それを、また根に持っててね、キム女史は。

チャンマダムたちと一緒に、ヨンダルが失敗するのを期待して見てる感じですね。

 

チャンマダムは、テジョンカジノ側に、ヨンダルがイカサマをするつもりだと言う情報を流しました。

報告を受けたヤンハ、罠を仕掛けようとしています。

 

ヨンダル、ジョンス、ジェリがテジョンカジノに乗り込んだ時、VIP室には、ジョンヒが。

彼女が担当のディーラーだったのです。これも、ヤンハの策でしょうね。彼女の前でヨンダルの策を失敗させようってことね。

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『運命のように君を愛してる』14話まで

2015-07-21 09:54:23 | 韓国ドラマのエトセトラ
運命のように君を愛してる DVD-BOX2
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ビクターエンタテインメント

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酔っ払ったゴンは、目の前のミヨンが夢だと思い込みました。

「夢で会えてよかった。」

そうつぶやいて意識を失いました。ミヨンは、自分の部屋に運び入れましたが、翌朝は顔を合わさないようにしました。

ミヨンの部屋からゴンが出てくるのを、ダニエルが目撃。

ミヨンはふっ切っていると思ってはいますが、やはり不安になりました。

で、直接ゴンに釘を刺そうとしたのです。

でもね、ゴンはちゃんと立場をわきまえていました。ダニエルがミヨンの傍で支えてきたからこそ、今のミヨンがあると言う事を分かってますからね。

ダニエルに礼を言いました。

ダニエルは、そんなゴンの態度も、少々気に食わなかったようです。今でもミヨンを忘れてはいないと感じますよね。

 

ミヨンは、ゴンとセラがより戻していると思っていました。

帰国直後に、二人の親しそうな様子を目撃していましたからね。

それに、ミヨンとすると、ゴンの事をふっ切ったと思ってましたが、やはり顔を合わすと穏やかではいられないのも分かっていました。だから、もう会いたくないと置き手紙したのです。

 

ダニエルの妹が見つかったという連絡が入りました。

今度こそ、本人に間違いないと、DNA鑑定までそろえていました。

一緒に会いに行ったミヨンも、子供のように動揺し喜ぶするダニエルを見て、本当に嬉しく思ったのです。

ところが、ふとしたことで、本物だと思ってた女性が偽者だと言う事が判明。調査を依頼していた事務所の職員男性とつるんでてね。鑑定書を偽造し、妹に成り済まそうとしていたんです。勿論、狙いはダニエルの財産でした。

ショックを受けたダニエルは、もう妹捜しを止めると言いました。

そして、自分の本当の家族を作ろうと思う・・・とね。ミヨンと一緒にということです。

 

ミヨンとゴン=ヨンジャは、女性対女性という立場でメル友になってました。

ミヨンは、ゴンに思ってる事を打ち明けるようになりました。ダニエルからプロポーズされそうだと言う事も。

ゴンは焦ります。

 

ゴンの会社で、エリー・キムとのコラボ商品の開発が提案されていました。

提案者は、タク室長とヨン。仕事上だけではなく、ゴンとの復縁も狙っての事は、見え見え。

でも、ミヨンは、その提案に乗るつもりは無さそうです。

 

ゴンにミヨンから連絡が入りました。正確には“ヨンジャ”宛てに・・・です。

フランスに帰ろうと思う・・・と。

慌てたゴンは、どーにかしてミヨンを引き留めたいと思ったのか、それとも、ケットンの絵を返したいと思ったのか、今すぐ会おうとメールしました。

その時、ミヨンは、ダニエルとの約束の場所に居ました。小さな劇場です。

 

ダニエルは、自らサンドアートを作って見せ、プロポーズしました。

その時でした、ゴンが入って来たのは。

以前、ヨンジャとのメールで、ミヨンは言ってました。

“この3年間、もう一度誰かと家族になるとしたら、彼だろうな・・・そう思ってたけど、実際に言われたら悩んでしまって。どうすべきか”

ダニエルに対して、家族に成っても良いと言う気持ちが、ゼロじゃないけど、踏み切れない・・・そんな思いだとゴンは受け取りました。だから、小さくガッツポーズなんぞをしたわけですが。

それでも、やはりそんなシーンを見たんじゃ、ショックですわな。

ゴン、どー出るんでしょう。

そして、ミヨンはどう答えを出すんでしょう。

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『運命のように君を愛してる』13話まで

2015-07-21 08:36:03 | 韓国ドラマのエトセトラ
運命のように君を愛してる DVD-BOX1
クリエーター情報なし
ビクターエンタテインメント

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3年が経ち、ヨンは部長さんとして頑張っていました。

ミヨンの後輩ジヨンと付き合ってます。・・・ってか、ジヨンはその気だったけど、ヨンは本気だとは考えて無かった様子。

でも、一途で積極的なジヨンのペースで二人の関係は進んで行く予感ですね。

 

ゴンは、セラとは親友とも言えるような良い関係でいます。

セラは、まだふっきれては居ないようですが、彼女なりに気持ちの整理をつけています。バレエは完全に辞めちゃったようですね。

 

そして、ゴンは、この3年間、ずーっとミヨン母の食堂に通いつめていたんです。

決まった時間に訪れるようで、ミヨン母も、それを心待ちにしているようですね。ミヨン母とすると、もう息子じゃないし、息子にも戻れそうにないゴンなんですが、やはり大好きなんです。

ミヨンの姉たちには何も知らせず、一人でゴンの相手をしてきたようですね。

ミヨンを守って指導してくれたダニエルに大きな感謝の気持ちを持っています。ダニエルがミヨンに対して好意を抱いているのも、気づいてますし、認めてもあげたいんでしょうが、やはり心の隅にゴンの事が引っ掛かっているようで、イマイチ推せないでいるみたいですね。

 

ゴンは、遠くからミヨンの3年間を見守って来たようですね。

だから、ミヨンがエリー・キムとして成長してきて、今回お初の韓国での個展のために帰国したということも、ちゃぁんと知ってました。

ワン会長がしきりに見合いを勧めていますが、まったくその気はありません。

コーディネーターとなったジヨンが持ってくる見合い相手の写真が、全てチャン・ナラさんの顔だと言うのが笑えます。

 

ミヨンは、ダニエルの助けを借りながら、頑張ってきたようですね。

すっかり自分に自信が持てたようで、見た目も、以前のおどおどした雰囲気は見当たりません。でも、彼女自身が持つ優しさとか寛容さとかは失われてなくて。

ダニエルには本当に感謝しています。そして、その恩に報いたいとは思ってるようですが、それが感謝なのか愛情なのかは、まだ彼女自身判断しかねているようです。

 

ゴンは、一人でミヨンの個展に出かけて行きました。

一人のファンとして、ダニエルの花輪に負けないくらいの大きな花輪を贈ったりして、まったく・・・変わらないですね。

そっと陰から見ていたのですが、やはりミヨンとダニエルの関係は気になります。

マスコミからも、二人の結婚が間近だと見られてるってこともあって、気になって仕方がないんですね。

ゴンも、本当は、個展に行くべきか行かざるべきか悩んでいました。

現地のホテルに入ってからも、悩み続けていたんです。で、一旦は帰ろうとしました。

でも、やっぱり想いは捨てられなかったのです。

 

一枚の絵がゴンの目を捉えました。

子供の絵です。両手を頭の上に上げ、その二本の指は、カタツムリの目のように立てています。

『恋しさ』と題がつけられたその絵は、ミヨンにとっては唯一の子供の絵だそうです。

ゴンは、すぐに分かりました。それがケットンだ・・・と。

会場のスタッフに声をかけ、その絵をすぐに買う契約を交わし、代金も即振り込んだようです。

 

ミヨンは、実は、その絵を売る気は無かったようですね。“エリー・キム”として一人立ちするに当たっての第一作目だというのもあるでしょうし、何より、それが自分にとって一番幸せだった時間の思い出だからでした。

どうにかして契約を白紙に戻したいと、ミヨンは購入者に連絡したのです。

もち、それはゴンの携帯でした。

 

ゴンは、ヨンジャという女性名で購入手続きを取っていましたので、ミヨンには、分かりませんでした。

ただ、会って話を・・・と言われたんじゃねぇ。マズイわけですよ、ゴンとすると。

だから、体調が悪いからとメールで連絡を取り合いました。

 

申し訳ないが・・・とミヨンが絵を売るのを止めたいと言いましたが、ゴンは納得できません。

“エリー・キムさんにとってあの絵はどんな存在なんですか?”

“本当の意味で初作品ですし何より作品ではなく私の家族であり分身なんです。私の人生の中で決して忘れたくない輝く宝石のような思い出でもあります”

“人生で一番輝く瞬間、それは、今じゃないんですか?”

“今でも幸せですが、それでもその思い出とは比べ物になりません”

 

自分は、ただミヨンを傷つけただけなのに、その時間を宝石のように忘れたくない思い出だと言うミヨン。

変わってない・・・とゴンは思いました。

愛しさが募ったようです。お酒を飲み過ぎてしまいました。

で、ホテルの部屋を間違ったのです。

常に、ゴンは2006号室を予約していました。マカオのホテルの部屋番号ですね。

でも、今回、2006号室に居たのは、ミヨン。彼女の場合は指定したのではなく、偶然だったようですが。

夜遅くに、部屋のドアをガンガン叩く音に、ミヨンは驚きました。

フロントに連絡したのですが、あまりにも五月蠅いので、ハイヒールを手に、ドアを開けました。

そしたら、そこに居たのはゴン。

思わぬ再会です。

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