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レビューが長くなって済みません
もっとコンパクトに要領良くまとめる事が出来れば良いのですが、私の力量ではこれが精一杯・・・
あれもこれも書いておかなきゃ、後で話しがつながらないとか、後で重要ポイントだと分かったらどうしようとか色々考えてしまうのです。
スヒョンはこんな事じゃ負けません。
男の足に切り付けました。必死の抵抗で、ジヌは病室から逃げ出す事に成功。
男も後を追って出て行きました。
突き飛ばされて倒れていたスヒョンが気がついた時、ジヌが薬品を持って戻って来ていました。
まず、スヒョンに壁に書いた番号通りに蛍光ペンで線を引かせました。電気を消してみると、それは一人の人物がもう一人を押さえこんでる図になったのです。
ジヌは、直後に薬品でその蛍光塗料を消させました。
ジヌは、入院してる間に、壁一面にわけのわからない模様とか数字を書きなぐっていました。その意味が今分かったのです。
ジヌは、病院の抜け道も知ってました。
スヒョンは一緒に病院を抜け出し、ドンチャンも合流。
スヒョンは母親同士という意味もあって、ジヌの母親を呼び出しました。で、写真を撮った男を聞いたのですが、母親は何も知らないようです。
ただ、セッビョルの事はニュースで知っていました。
セッビョルを誘拐した男が、ジヌも傷つけた・・・と知ると、ぽつぽつと話し始めました。
この写真の頃から、ジヌの様子が変になってきたこと。ジェハンのお葬式に行った後、悪化したので病院に入れた・・・とのこと。
ジヌが言ったのは、“3回刺した”という一言だけ。
「その男が?」
とスヒョンが聞いたら、“違う”・・・と。あと一言・・・と思ったのに。
又も、ヤクザたちがやって来まして、大事な一言を聞けないまま、ジヌは連れていかれてしまいました。
ジヌが見せてくれた図の話をドンチャンにしたスヒョン。
でもね、ドンチャンはその犯人がドンホだと思いました。ドンチャンは現場検証に立ち会っていたので、同じような姿勢でスジョンを押さえこんだと証言するドンホを見ていたからです。
その頃、ネットではドンチャンとスヒョンが実は誘拐犯なのでは?・・・という憶測が流れていました。
で、警察はドンチャンを拘束しちゃいましたよ。
スヒョンはジフンの証言で入院していた事が証明されたので、捕まる事はありませんでしたが。
ジフンは、スヒョンを家に閉じ込めようと監視をつけました。
でもね、スヒョン、もう慣れたもんで。監視の目を欺いてまんまと抜け出しましたよ。
ポケットには、セッビョルが書いた、そして前回の人生では犯人に破かれた日記が入ってました。例のスジョンの写真と同じように、これもスヒョンが先に手に入れた事になりました。
『手頸に絵のある人が放送局にいた。その人から逃げなきゃダメだとママが言ってた~写真店のおじさんが写真をくれたので嬉しかった。何の写真かわからないので、後でママに聞こう。』
スヒョンは写真店でセッビョルに渡したと言う写真を再度現像してもらいました。
写真は2枚ありました。一枚はドンチャンとスジョンが仲良く話しているところ。そしてもう一枚が、ジヌが書いた絵と同じ構図、男がスジョンを押さえ付けて首を絞めてるシーンだったのです。顔は見えません。
でも、男の上着がドンチャンのモノでした。
犯人はドンチャン?・・・スヒョンは凍りました。
すぐさまドンチャンのところに行ったんだけど・・・。もう一枚あったのに、彼女は気がついてませんよ。それには撮影者も写っているみたいなのに・・・。
ドンチャンも混乱しました。
でもね、この時既にスヒョンは整理がついていました。
ドンチャンには、アリバイがありました。友達とお酒を飲んでいたという・・・。
その時、ドンチャンは上着を忘れて行ったのです。
犯人は、その上着を着て犯行に及んだと言うわけで、ドンホはそれを目撃し撮影してしまったということなのです。
全てがドンチャンにも分かりました。
ドンホは、上着を見て、ドンチャンが犯人だと思いこんでしまったのです。だから、自分が弟を庇って自白してしまった・・・。
時々ドンチャンは記憶を失う事が昔からあったようで。
それを知ってるドンホは、スジョンを殺した記憶を失ってるんだと思ったんです。
ドンチャン、あまりにも衝撃的な事実に愕然としました。
ドンホに確認に行った時、身代りになった事を責められて悲しむことより、ドンチャンが犯人じゃ無かった事を喜ぶような優しいドンホ。
ドンチャンは、悔やんでも悔やんでも悔やみきれない思いでした。
「私たちが14日前に戻った理由が分かった。セッビョルとドンホさんを救うためよ。」
と、スヒョンは言いました。
もう一度、スジョンの事件、そしてそれ以前の2件の事件を考え直してみました。
で、結論が出たのです。
江南殺人事件の犯人チャ・ボンソプの家に、10年前の事件の遺留品である指輪があった事を考えると、その2件はボンソプの犯行で間違いないだろうと。死因も失血死で同じですし。
でも、スジョンは違いました。絞殺された後で何度も刺されていたんです。
スジョンを殺したのは入れ墨の男だ・・・と。
犯人は筋書き通りに事を進めていて、それが可能なのは、警察官・・・。でも、入れ墨は警官では目立ちます。
協力者が警察に居るに違いない・・・と二人は考えました。
犯人は、どうしてもドンホを死刑にしたかった。自分の罪を隠すためにも。
で、ボンソプに事実を話される前に、ギテに殺させた。これは死刑容認の世論を作るためでもありました。
セッビョルは死に、ドンホは死刑になる。これが犯人のストーリーなんだ・・・と。
10年前の遺留品である指輪が見つかれば、再捜査が始まり、ドンホの死刑執行も停止される。
犯人は指輪を奪おうと現れるに違いない。
でも、指輪は今スヒョンの手元には無いのです。ジフンが持ってますからね。
ポケットに入れていた筈の指輪が無い・・・。だとすると、病院しか考えられないわけで。
スヒョンが入院させられていた病院の監視カメラを見ると、入れ墨の男が写ってました。だから、二人とも指輪は男の手に渡ってしまった・・・と考えたようです。
ジフンが写って無いのは何故
ドンチャンは男が初めて姿を現した場所に戻って思い出してみました。ボンソプが死んだ場所です。
その時、ギテを轢いた車に、チュ会長の天使財団のロゴがあった事を思い出しました。
財団で車が使えるのは警護課だけ・・・と聞いたドンチャンは、ビョンテにハッキングさせ、警護課の面々をチェック。
そしたら、ジヌを奪いに来た男たちの中の一人の顔があったのです。
で、また天使財団に赴いて、その男に面会を申し込んだのですが、なかなか現れません。
チュ会長もこの二人の行動に注視しています。が、今のところ二人の前には現れません。
そんな時、ロビーにあったパンフレットに、見知った顔があるのを発見したスヒョン。男の腕には入れ墨が
ジフンが担当した事件の被害者家族だったんです。
死刑反対を唱えるジフンに、トマトをぶつけて抗議した女性の夫でした。既に、財団は退社していました。
ウジンは父のところに行っていました。父親は法務大臣だったんですね。
跪いて、謝りました。
「許されない大罪を犯しました。あの事故が足かせとなり、許されない事をしました。済みません父さん、親不孝な息子で。自分の手で悪の連鎖を断ち切ります。」
詳細な内容は話さなかったようです。
知っていたとなると、父親にも罪があるとみなされるかもしれないと思ったのかも。
ウジン父は、不安に苛まれましたが、保身に走ろうとはしませんでした。辞表を提出するようです。
テオは釈放されました。
麻薬犯が釈放されるなんて、異例の事で、刑事たちはその背後に大きな権力があると推察するしかありませんでした。
で、テオ、スヒョンたちに誘拐犯を打ち明けるのかと思いきや。なんと、海外に逃げようとしてますよ。
何も喋らない事が、釈放の条件だったようです。
ドンチャンたちは、入れ墨の男ギョンスの家を訪ねました。が、留守でね。
近所の人に聞いたら、出かけた・・・とのこと。
その時、凶悪犯罪被害者の会というのがソウルで行われる事になっていまして、大統領もそれに出席するとの放送が流れました。
それと同時に、近日中、死刑執行する・・・ということも。
ギョンスは、その会に出席するつもりだと考えた二人はソウルに引き返しました。・・・ホント、フットワーク軽いわ
スジョンを殺した罪を逃れておいて、息子が殺されたからといってジフンに復讐?・・・ドンチャンも言うようにそれはあまりにも自分勝手で馬鹿げてます。それも、セッビョルを利用して?
それに協力してるのが警察だと考えると、まだこの事件の奥には深いモノがありそうです。
ギョンスは、チュ会長に邪魔しないでほしいと言いに来ました。
死刑執行が自分の悲願だから・・・と。
でも、チュ会長は言いました。それなら自分は息子の為に戦う・・・と。
被害者の会の会場にスヒョンが入りました。
ドンチャンは家族じゃないので入れませんでね。
その時、ドンチャンにチュ会長から連絡が入りました。渡す物があるから、会社に来い・・・と。
それは、写真でした。大統領とギョンスの。
会場に大統領が現れました。家族を伴っての入場です。
その後ろに、ギョンスが立っているのを見つけたスヒョン。被害者家族としてではなく、大統領の警護官として。
「大統領と入れ墨男はグルだ。セッビョル誘拐に関係してる。セッビョルが倉庫に描いた絵は、鳳凰の尾だ。」
ドンチャンからの連絡でした。
その時、大統領がスヒョン傍に来ました。一人一人挨拶して回って来たのです。
スヒョンの手を取った大統領。
その手の指輪は鳳凰の図柄でした。
大統領が通り過ぎた時、スヒョンが動きました。孫を羽交い絞めにしたのです。
「娘はどこにいるの?」
叫びました。
どうするつもり