レビュー一覧は、こちらから。
チョン・ギョンホssi、良いですねぇ
勿論、キム・ソヨンさんも良いし、脇役の方々も、本当に演技が上手い
もう、ミノにしか見えないし、スンジョンにしか見えません。全然過去の役柄を思い出させる事が無いと言う事は、俳優さんの演技力の高さを表していると言えますよね。
ミノのことが可哀相で観ていられない。自分は何もしてあげられなくて・・・と言うスンジョン。
「俺も辛い。本当にダメな男だな。」
と呟いたミノ。次の瞬間、スンジョンが自分を“哀れ”と思ってるってことに気付いたミノ。
この瞬間の表情が上手い
ってことは・・・ってね。ダメな男というのは俺の事
・・・ですよ。
スンジョンも自分の事を好きなのか?・・・と初めて期待しちゃったミノ。
でも、スンジョンは、そのままミノに向かう事は出来ませんでした。彼女の中にはドンウクがいて、死んだ彼の事を思うと、自分だけ幸せになるなんて、考えられないのです。
ジュニは、ドナーがドンウクだと知った瞬間は、流石にショックを受けました。
でも、すぐにこれが切り札となる事に気付いたのです。スンジョンをミノから離す事が出来る切り札です。
会社の方は、ますます苦境に陥っています。
ゴールド社が、会社の口座を差し押さえたのです。これでは業者への支払いや社員の給与が支払えません。
すぐに関連業者が抗議に乗り込んで来ましたし、工場の商品や原料を業者が持って行ってしまったのです。工場の社員も、給与が貰えない代わりに・・・と商品を持ち帰る始末。
もう、大混乱です。
期限は翌日に迫っていました。
スンジョンは、国内屈指の投資家を当たるべきだとミノに提言。
時間が無い・・・と躊躇するミノですが、最後まで手を尽くすべきだとスンジョン。社員だけでも助けてくれと縋るべきだと。
ミノは、スンジョンと共に、投資家を回りましたが、良い返事は一つも貰えませんでした。
この間、ジュニは余裕で、ドナーを調べようと思った経緯を当たっていました。
そこで、手術後、ミノの性格が変わってきた事を知ったのです。彼にも思い当たることは多々ありました。ドンウクと被る言動も多々あった・・・と。
個人投資家で残るは一人のハルモニだけになりました。
ミョンドンを牛耳る金融業者で、小豆粥の店を経営するチャン女史でした。障害者である息子の傍を離れず、身なりは質素ですが、ミョンドンの土地の大半を所有しているとか。
現金を動かす力は国内一で、大企業の会長たちも頭が上がりません。
技術投資には関心が無いと聞き、ミノは期待がしぼみましたが、出かけて行きました。
案の定、門前払いを受けました。ボディガードの男に、店から放り出されてしまったのです。
そんなミノに、ジュニは昔ミノがして来た事と同じように冷徹な態度を示し、散々馬鹿にしました。
「お前の父親も危機の時、頭を下げたそうじゃないか。どうだ。お前も土下座してみろよ。」
ミノは、改めて自分がして来た事の酷さを痛感しました。
「俺の敵はゴールド社じゃない。過去の自分自身だ。だから、腹が立ってどうしようもないんだ。言いわけする事すらできない。」
ミノは、あまりの悔しさに涙がこぼれました。
「今までの行いが自分にそのまま返って来てる。だから俺には弱音を吐く資格は無い。」
スンジョンはミノに寄り添ってあげるしか出来ませんでした。
翌日、ゴールド社が乗り込んで来ました。
投資金の返済は不可能です。
新製品の事業譲渡契約書にサインを・・・と言うジュニ。
ミノは、土下座して温情を求めるしかありませんでした。ジュニは満足げにミノを見つめました。
そこに、スンジョンが
このぎりぎりの瀬戸際になって、チャン女史から投資の承諾が入ったのです。
ヘルミアにやってきたチャン女史。
ジュニとジヒョンを前に、きっぱりとヘルミアに投資すると言ったのです。
鮮やかで胸のすくような態度です。久々すっきりしたわぁ
ヘルミア、息を吹き返しました。
これは全てミノの父のお陰でした。
その昔、詐欺にあって息子と心中するしか無いところまで追いつめられた時、ミノの父が助けてくれたのです。
そのおかげで今のチャン女史があるのです。
息子が来た時には、ただで小豆粥を食べさせてやってほしい・・・とミノ父は言ったそうです。
それを、今、やっと恩返しできることになったとチャン女史は言いました。
ミノが店に落として行った名刺を見て、すぐに女史は決断したのです。一切ためらいはありませんでした。
ジュニは、計算外の出来事で計画がつぶれ気分は最悪です。
そこに、追い打ちをかけるようにヨンべから連絡が入りました。
約束していた家族への支援をすぐにしろと言うのです。そして、ドンウクの事故当時の会話を聞かせました。彼の車載カメラに音声が録音されていたのです。多分映像もあるんでしょうね。
この証拠を警察に持って行けば再捜査が始まる・・・とヨンべ。
ジュニ、要求に応じるしか無いようです。
ドンウク父が、ミノとスンジョンの想いに気付きました。まぁね、ミノはオープンですからね。気づかない方がオカシイです。
ミノのスンジョンへのアプローチはもう爆笑もんです 何度観ても、どんなシーンでも、その都度吹き出してしまいます
ドンウク父はミノに聞きました。そしたら、あっさりと認めましたよ。
「アタックしてるのに、心を開いてくれない。死んだ男との三角関係は結構疲れる。」
「で、私に悪いと思いませんか?スンジョンが好きだなんて。」
と、ドンウク父が聞くと、
「何故ですか?」
と不思議そうにミノは言いました。人を愛する事は悪い事じゃないのに・・・と。
これ、ドンウクが良く言っていたセリフでした。父にはドンウクと被りましたね。
夜遅く、ミノがラーメンを買って来いと言うメールを送って来ました。
行って見ると、お祝いだと言います。新製品が完成したんです。最初にスンジョンに見せたかったようです。
「こんな感動的な瞬間も、頭の中は君だけ。妙な気分さ。朝起きて、日差しが心地よい時、好きな音楽を聴きながら美味しいモノを食べている時、幸せに感じる度頭に浮かぶ人がいる。なんだか不思議だ。」
「私はまだ怖いです。」
と、スンジョンは言いました。
「分かってる。待つと言ってるだろ?だから、逃げるな。」
そして、週末釣りに行かないかと誘いました。
「ほんの1歩、君の方から俺に近づいてくれ。ゆっくりと、始めてみよう。」
スンジョンにドンウク父が会いに来ました。ドンウク父は、息子を心から解き放してあげてほしいと言いに来たのです。
ミノの気持ちを知って、スンジョンの気持ちも薄々察しがついてるドンウク父は、このまま息子の事でスンジョンをしばっておきたくないと考えたんですね。
ドンウクが望むのも、スンジョンが幸せになる事だと思うから・・・。
泣けましたね、このシーン。
とうとうミノが例の時計の持ち主がジュニだと知りました
「まさか、君か?」
「マ刑事を殺したのか?」
一瞬、言葉が詰まったジュニ。
その様子を見て、ミノははっきりしました。
「当たりか。君が犯人なんだな。」
マ刑事を轢いた後、車を降りた・・・と続けるミノを、恐怖の眼差しで見つめるジュニ。
「殺しておきながら平然とスンジョンのそばにいた?」
「もう逃げられないぞ。真相を知った以上、徹底的に追及してやる。見てろ。」
この話をすぐにナ刑事に報告したミノ。
でも、相変わらずイマイチ信用が無いので、すぐには信じてくれません。
既に、ジュニへの調査は終了してて、嫌疑対象者から外れてましたからね。
でも、原料問題の黒幕もジュニだと言ったら、ナ刑事もマジになりました。
「事実だと言う根拠を明かせないのは、スンジョンに言えない秘密があるからだ。」
とミノ。ドナーがドンウクだと明かすの?
ジュニは、突然のミノの言葉に、驚愕の表情ですし、まるでその場に居た様な話に、恐怖を覚えたかも。
でもね、これは、ミノに対する憎しみに拍車がかかる事になりました。
お金を渡してドナーの情報を得ていたミノは、法に触れるわけで。それを通報されてしまったのです。
そして、スンジョンにも、事実を知らせる時が来たとばかり、警察に行かせたのです。
スンジョン、そこで取り調べを受けてるミノを見ました。
そして、ドンウクがドナーだと言う事も聞いてしまいましたよ。