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いきなり息子だと言われても、デハンは勿論ヨンダルたちもイゴンも信じる気にはなりませんでした。
で、DNA鑑定等をしたり、身元調査をしました。
その結果、DNA鑑定なんぞ、100%一致・・・ってことになり(当たり前だけどね、本人なんだから)、息子だと認めるしかなくなりました。
ゴボンがハスの実家のテーラーでスーツを仕立てたのはかなり昔のことでした。
ハス母が、お腹大きいから、ハスが生まれる前ってことですね。
その頃、まだゴボンは今のような会長などではなく、スーツの支払いさえできないような時でした。
スーツを仕立ててもらったものの、支払いが出来ないので、お金が出来たら取りに来る・・・と言いましたら、ハス父はそれを持って行くように言ったのです。支払いは出来るようになってからでいいから・・・と。
その恩をゴボンは忘れていませんでした。
だから、ハスの実家がそのテーラーだと知って感慨深そうな表情を浮かべたんですね。
今回シニョンが仕立ててもらったスーツも綺麗に出来上がりました。
ハスがきちんと採寸したからだ・・・とハス母は言いました。それとなくハスを売り込もうとしてますよ
ハスが帰宅したのを見て、シニョンはデハンとの事をちくっと忠告。
「気をつけろ。男は皆オオカミだ。」
・・・なんて古い言い回し
それに対して、ハスは言いました。デハンが今辛そうだ・・・と。
そう言えば、ゴボンの携帯にメールが入ってました。
“残り48日です”
えーっまさか、49日間だけ若返るってことじゃないよね?ゴボン、死んだわけじゃないのに。
シニョンは出社しました。
社員も役員たちも皆一応シニョンを後継者として迎えました。
ところが、着任早々シニョンは思っても見ない命令を出しました。
裏金疑惑と騒がれたお金、つまり隕石事故の時にばらまかれたお金を回収しろと言ったのです。拾った人からも回収しろと言いましたし、政府にも賠償を要求しろ・・・と。
ホン室長は反対しました。
裏金疑惑で株価も下落してるし、会社のイメージも悪化し世間の批判も浴びてる最中に、そんな事をしたら、一旦落ち着きかけた疑惑に火をつけることになるからです。
でも、シニョンはおかまないなしでした。
電話担当の社員たちは、苦情や問い合わせの電話が殺到し、くたくたです。
この裏にはヨンダルの妻インジャの企みもありました。シニョンに対する社員の不平不満が爆発するように仕向けているのです。
シニョンは、イゴンと話をしました。ゴボンが会いに行くよう言っていた・・・と。
デハンよりイゴンを信用していたゴボンは、彼にグループを任せたいと考えているのです。企業相続申告書という書類を用意していました。
イゴンは、本心ではグループを乗っ取りたいと思っていたかもしれません。でも、この申し出を、はいそーですかとは受け入れられなかったのです。今、シニョンが世間の反感を買うような指示ばかり出してますしね。どういう意図なのか、掴めなかったのでしょう。
ある日、デハンはハスを仕事だと連れまわし、デパートで爆買いし豪華な食事をしました。
広告に使うとか何とか言って、それらの洋服や靴、バッグをハスに渡しました。
当然カード払いなわけで。
それがすぐにシニョンまで報告されましたよ。
で、怒ったシニョンがレストランに行ったら、一緒にいたのがハスだと分かり、余計に苛立つシニョンでした。
シニョンは自宅の部屋で、ゴボンの持ち物をあれこれ見て、感慨にふけっていました。壊れたメガネ、ハスからもらった飴・・・等々。
でも、デハンとすると、父親のモノを触られてるのは我慢できないんですね。
で、又喧嘩になっちゃって。言った言葉がシニョン・・・いえ、ゴボンとすると、ショックなモノでした。
「お前にとっての一番の不幸は、チェ・ゴボンが父親だってことだ。」
それほどまでに、デハンにとって自分は酷い父親だったのか・・・と思ったんでしょう。
ところで、シニョンはソン運転手に会社の株の動きを調べさせていました。
これだけ不祥事が続いたわけですから、株価は下落しています。
それを買い集めてる者がいるという報告がソン運転手から入りました。まだ誰なのかは分かりません。
また、インジャの親戚に多額のお金が流れてるってことも判明。ヨンダルより、インジャの方がやり手なんですよ。
ヨンダルたちは、シニョンを懐柔しようと思ったのか、家族だけの歓迎会を開きました。
でも、そんなうわべだけの綺麗事なんて、信じるわけがありません。それぞれの痛いところを突いて、散々嫌味を言いました。
まるでゴボン・・・いえ、本人ですが。ああややこしい・・・
ところが、お酒の中にミへが何やら薬を混入。
その所為で、意識を失くしてしまったシニョンが、次に目覚めたのは何故か上半身裸でホテルのベッドの上。
おまけに、そこには社員のユ・ナニが。
ミへに呼ばれたんです。それを、外から写真に撮ろうとしてます。
スキャンダルを起こして、追い出そうって魂胆ですね。
でも、これは不発に終わりました。偶然、ハスに見られてしまいましたし。
意識がもうろうとした時、ソン運転手に助けを求めようとしたんだけど、間違ってハスに電話をかけてしまったからでした。
イゴンが相続の書類を裁判所に提出しようとした時、何者かが・・・インジャの命令を受けた者が、力づくでそれを奪いました。
イゴンはろっ骨を折る重傷を負い、入院。
書類は、インジャによって焼却されてしまいました。
こうなったら、以前に書かれた遺言書が有効となります。それには、相続者はデハンとなっているんだそうで。
いきなり家から閉め出されてしまいましたよ、シニョン。