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エンジェルアイズ DVD-BOX1 |
クリエーター情報なし | |
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン |
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「消えて。」
と言われて、はいそーですかと従えるドンジュじゃありません。
昔、自分に何も言わずに消えるのは許さないと言ったスワン。そのスワンが、消えてと言った・・・。
ドンジュは苦しみました。
その足でジェボムの病室に行きました。
何故、嘘だと言ってくれなかったのか・・・とジェボムに訴えました。
まだ意識の無いジェボムに・・・。でも、戻りそうです。
キム元刑事は、かなり回復してきました。
病室から出歩く事も出来るようになりまして。
そのおかげでとんでも無いシーンを目撃する事になりました。
署長とオ理事長が何やら密談しているシーンです。つながりましたね、二人が。
この時、署長は、車が発見されてしまったという事を報告に来ていたのです。やっぱりあの業者が署長には廃車にしたと報告し、塗装し直して自分が乗っていたんですよ。
ジェボムの意識が戻りました。でも、目を開いただけで、何も意思表示をしません。
そんな父にスワンは語りました。
患者を大切にして来た父にとって、自分の犯した罪がどれほど重荷となっていたか。目が見えるようになっても自分を避けるように見えたのは、その所為だったのね・・・と。
でも、やっぱり許せない。どんなに哀れでも許せない。
「これからは二人で生きて行こう。どんな地獄でも、二人で。ドンジュは、罪の無いドンジュとは別れよう。」
ジウンは、ミンスから父の車が12年前ドンジュ母をひき逃げした車かもしれない・・・と言う話を聞きました。
事故現場を聞いた時、ショックを受けました。
憶えがあったからです。
ジョンファのひき逃げ事件、実はジウンが引き起こした事だったんです。
でもね、ジウンがだんまりを決め込んだわけじゃありません。
母オ理事長が事件を誤魔化したのです。
確かに事故は起こした。でも、被害者は軽傷で、すぐに退院した・・・と。
善良なジウンは、被害者が軽傷だと聞いても、すぐには信じなかったようです。だから、オ理事長は別の自転車事故で入院していた女性を被害者だと偽って、ジウンにその様子を見せたのです。
相手の女性は、手厚い謝礼を受け、何の不審も抱かず、ただただオ理事長に感謝したってわけです。
ジウン、母に詰め寄りました。
思いもよらない息子の指摘に、思わずうろたえてしまったオ理事長。
ジウンは全てを知ってしまったのです。
ドンジュは、まだスワンの傍を離れる決心はできないでいました。
妹のヘジュにドナーがジョンファだと言う事だけを話したようです。
ヘジュはスワンと兄ドンジュの関係がおかしくなってる理由がこれだと思いました。で、スワンに会いに行ったのです。
じっとヘジュが見つめて来た時、スワンは目を逸らしてしまいました。
「私は嬉しい。ママが目をあげたんだもんね。嫌なの?」
そう問うヘジュに、スワンは愛だけじゃ無理な事もある・・・と答えました。
そして、ドンジュからもらった父親の形見のホイッスルがついたペンダントをヘジュの首にかけたのです。
ヘジュからペンダントを渡されたドンジュが、スワンに会いに来ました。
別れて生きていけるのか?・・・と問うドンジュ。
でも、もう何を言ってもスワンの決心は揺るぎませんでした。
「あなたに会う前の私に戻りたい。まだマシだった。まだ見えない方が気が楽だった。」
この言葉は、ドンジュの胸に突き刺さりました。
ドンジュも、もう決心しなくてはいけないと思いました。スワンをこれ以上苦しめないためにも。
ドンジュは、アメリカからスワンに出した手紙の束とレコーダーをミンスに託しました。
スワンに渡してくれと。
そして、スワンを頼むと。
“スワン、ユン・スワン、泣くな、苦しむな。泣かせまいとしたのに、結局こうなった。ごめん。約束した事の中で、これだけは守ってくれ。怪我したりせずに長生きすることだ。約束してくれ・・・”
ドンジュの言葉が録音されていました。
スワンは聞きながら泣きました。
そんな娘の様子を、ジェボムはちゃんと知っていました。これまでも、スワンの想いをちゃんと聞いていました。
ドンジュは、アメリカに発つ前、ジェボムに話しに来ました。
どれほどジェボムを父として愛し、医師として尊敬してきたかを。
そして、スワンを失う事がどれほど辛いかを・・・。
「聞きたい事があったんです。本当に僕は大切な存在でしたか?どんな息子でしたか?」
ドンジュはそう言うと、背を向けて部屋を出て行きました。
その時、ジェボムがジェボムの手が動きました。
ドンジュの方に手を伸ばそうとしました。
ドアが閉まった後、その手は、自分の呼吸器に。そして、自分で呼吸器を外したのです。
えーっ
真相を知らないまま死んでしまうの