まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『君を憶えてる』5話まで 

2015-11-11 17:42:26 | 韓国ドラマのエトセトラ

                               

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あいや~っ・・・ってとこで、ジアンだけがタンスから出て、ヒョンを庇いました。

カンチーム長たちは、洋服ダンスを開けようとしましたが、そこんところはジアンがうま~く話と視線を逸らしたお陰で、ヒョン、助かりましたよ。

 

殺されたヤン刑事の遺体には、防御創はありませんでした。

何度も刺されたのに全く抵抗しなかったということです。そして、落ちていた薬は抗がん剤。

死を目前に控えた人間が、罪の意識を持ったため?・・・とヒョンは考えました。

そうなると、自分は単に巻き込まれただけで、関係無い事になります。

 

チョン弁護士が部長検事から頼まれたのは、殺人罪で服役中のパク・ヨンチョルと言う男に会う事でした。そして、ヨンチョルの息子テヨンを探し出してほしいとも。

ヨンチョルは自分の妻と娘を殺した罪で服役していました。

これが、どういう意味なのか。

それは自分を守るためだったのです。

 

ヤン刑事が殺された事件は、他にも2人の人物が殺されると言う事件に発展。

一人はヤクザでもう一人は元刑事。

凶器が同じモノと推察できたため、同一犯の犯行と断定されたのです。

ま、それによってヒョンの疑いは晴れたんですけどね。

 

最後に狙われたのが、部長検事。

犯人の狙う相手が分かったので、難なく取り押さえる事が出来ました。

 

犯人は、テヨンでした。

父ヨンチョルは、無実の罪で投獄されてしまっていたのです。

殺されたヤクザが真犯人で、その男と部長検事とは懇意にしていたんですよ。で、刑事二人は捜査でミスを犯し、ヨンチョルを逮捕してしまったということで、決して刑事たちがヤクザと関係があったっわけじゃありませんでした。

つまり、刑事が捜査ミスを犯し、検事が真犯人を庇った・・・というわけ。

何とも理不尽な事件でした。

テヨンを逮捕した特殊犯チームの面々もイマイチ気分が晴れません。結局生き伸びた部長検事は、ヨンチョルの事件に関しても何も知らないと言い張ってるようで、断罪されないからですね。

 

この事件の捜査には、ジアンとヒョンが陰ながら大きな協力をしました。

チームの面々も、充分それを分かってますので、上司にジアンの処分を撤回してほしいと進言しました。

まだ、お許しは出てませんが、ま、それも近いでしょう。

 

そして、ジアンの家族の事が分かりました。ジュニョンとの関係も。

彼女の父親は、ジュニョンが脱獄した時、一緒に偽の救急車に乗り込んだ刑務官だったのです。

そのまま姿を消してしまったため、脱獄の手引をしたと疑われました。そして、その後ヒョンの父ジュンミンが殺されてしまった事で、共犯の容疑をかけられたのです。

ジアンは、犯罪者の娘という辛い過酷な少女時代を送ったのです。

 

テヨンは、母と妹が殺された家で、家具等もそのままの状態で暮らしていました。

皆が暮らしていたのと同じ家で、でも、誰もいない家で暮らすということがどういうものか。チーム員たちは、その苦しみ、悲しみを思いました。

それは、ヒョンにも言えました。

以前、一人で食事してると言うヒョンに、“寂しくないの?”と聞いたジアン。

寂しいなんてヒョンはきっと思った事無かったんでしょう。なぜなら、彼もまた今でも死んだ父と行方不明の弟と3人で暮らしている感覚ですから。

家では、刺されて倒れた父の姿が、今でも思い浮かぶようですし。

彼の時間も、ある意味あの時で止まっているのかもしれません。

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『君を憶えてる』4話まで

2015-11-11 16:31:30 | 韓国ドラマのエトセトラ
君を憶えてる 韓国ドラマOST (KBS) (韓国盤)
クリエーター情報なし
Universal Music (South Korea)

レビュー一覧は、こちらから。

 

ジアンは悩ましい思いをしていました。

警察官としての立場では、こういう方法が良くないのは充分分かってます。でも、一般人としては、正攻法がダメなら、こういう方法でも犯人を捕まえる事ができたということで、すっきりしてるのも事実なんです。

でもま、今は警察官として、ヒョンに抗議に行かなくちゃ・・・って感じ。

 

で、家に忍び込んでいたことを追及された時、ファンだと言ったじゃない・・・と答えたジアン。

つまり、ストーカーだと。

でも、実際に会ってみて、夢は破れたので、ストーカーは辞めたと。

実は、ジアン、幼い頃ストーカーだったというのは本当だったようです。懺悔を聞いたから・・・ではなく、気になってストーカーしてるうち、懺悔を聞く羽目になってしまったという順序のようですね。

 

ま、それはそうとして、結局、ジアンは処分され、刑事課から窓口係になってしまいましたよ。苦情係って感じですね。

一応、指示に従って勤務してますが、事件を扱えない部署って事で、相当なストレスを感じてるようですね。

 

ところで、ヒョンの昔の家の隣に、法医学者のイ・ジュノ医師が住んでいます。

ジアンと親しい間柄です。

でもねぇ、どうもそれだけじゃ無さそうな雰囲気を持ってますよ。と言うよりは、演じてるのがチェ・ウォニョンssiってことで、見た通りの善良な医者だけじゃないって思ってしまうんですよ。何か一癖も二癖もありそうで。

サスペンスドラマで、俳優を見て犯人が誰か分かるような感じ・・・と言えばお分かりでしょうか。

 

ある日、ヒョンのところに、昔亡き父と仕事をしていたヤン刑事から電話が入りました。

ヒョンを、天才少年だと褒めちぎっていた人物です。

会いたい・・・と言うのです。

話したい事があると。渡したいモノもある・・・と。ヤン刑事は、一人でジュニョンの行方を追っていたんだとか。

捕まえるまでには至ってないが、どうも有力な情報を得てるようです。

ヒョンは、ヤン刑事の家に向かいました。

 

ところがです。ヒョンが到着する直前、何者かがヤン刑事の家を訪ね、いきなりお腹を刺して殺してしまったんです。

警察に通報したヒョン。

その時、まだ犯人は室内に居たのです。で、格闘となりましたが、逃げられてしまうんです。ヒョンも、その場を立ち去りました。

犯人、その前にも、殺人を犯してるようですよね。

“お許しください。自分を抑えられません”

と呟く犯人。誰チョン弁護士に見えたけど、ちょっと違うようだし・・・。

 

現場周辺の車載カメラの映像、そして通報した声で、ヒョンが重要参考人として手配されてしまいましたよ。

ジアンにも、ヒョンの行方を知らないかと、先輩刑事から電話が入ったりしてね。

すぐさまジアンはヒョンの家に向かいました。でも、いません。

で、家に帰ってっみると、なんと、堂々とそこにヒョンが

 

ヒョンは殺人などしない・・・と言いました。

子供は親に反抗するモノだから・・・と言います。

自分の事を“怪物”と言った父。その言葉に反抗するためにも、殺人者などにはならない・・・という意味でしょうか。

 

ジアンと共に現場を再度調べに行ったヒョン。

でも、大した手掛かりは得られず。薬を見つけたくらいかしら?

そこに、カンチーム長とソン刑事がやってきました。

慌てて洋服ダンスに隠れた二人。

ところが、ジアンが突然しゃっくり

銃を構えたソン刑事が近づいてくる~っ

 

ところで、チョン弁護士ですが。やはり裏の顔がありそうですね。

部長検事の家に、同僚と一緒に訪ねた時の事。

昔がたりに部長検事が話したのが、AとBという友達同士の話。

Aが誤ってBを弓で射て殺してしまった。不幸な事故として処理され、Aは友人たちに同情された。ところが、事故が起る少し前に、空き地で一生懸命弓の練習をするAが目撃されていた。かなりの腕前だったらしい。

この推理小説の話と同じ様な事件が実際に起った・・・と言いました。

そして、法的には事故と判断された。しかし、自分はち密な計画殺人だと考えている・・・とね。

「面白い事に、その子供が立派な青年になって私の目の前に現れたんだ。」

誰ですか?・・・と皆聞きましたが、部長検事は答えませんでした。

ただ、チョン弁護士だけを残し、頼みがあると言ったのです。

「私の肉体になってほしい。」

部長検事は脳出血で半身不随になっていたんです。

つまりは、チョン弁護士がその少年で、罪を黙っていてやる代わりに、自分の手足となれと脅してるわけですね。

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『君を憶えてる』3話まで

2015-11-11 13:08:53 | 韓国ドラマのエトセトラ

               

君を憶えてる 韓国ドラマOST (KBS) (韓国盤)
クリエーター情報なし
Universal Music (South Korea)

レビュー一覧は、こちらから。

 

ジアンが被害者ハ・ユンジの部屋で犯人ヤン・スンフンを逮捕。題3の事件は未然に防ぐ事が出来ました。

スンフンは財閥2世。現在中国支社に勤務していました。

これまでも、様々な微罪で取り調べを受けていましたが、その都度起訴猶予になっていました。

法の下では、皆平等じゃないのです。財閥には寛大なんです。

スンフンは、今回の騒動を、痴話げんかで、過剰防衛だった・・・と供述。

尋問するジアンに対して、黙秘権を行使することもなく、せせら笑うように受け答えしていました。

 

実のところ、状況証拠だけですから、確たる自白が無ければ、逮捕は難しい状況にありました。

被害者のユンジの事情聴取も重要でした。彼女の供述があれば、かなり確実な証拠となるからです。幸い、被害の程度も軽く、すぐにも被害届等を出す事も可能でした。

なのに、供述はしないと言い出したのです。

紫の花は自分で買ったとか、殴りかかったのは自分の方が先だ・・・とか。

どう見ても、誰かに脅されたとしか考えられません。

 

らちが明かないのを見て、ヒョンが取調室に入りました。見習い刑事と偽って。

で、スンフンのプライドを傷つけるような話をし、気分を苛立たせ、冷静じゃ居られないよう追い詰めて行きました。

一人で考えた計画じゃないだろう、そこまでの頭は無い、裏で糸を引く人物がいる筈だ・・・なんてね。

家族の中で劣等感を抱いて生きて来たスンフンを見抜き、そこを突いたのです。

「俺の背後には誰もいない!全て俺が・・・。」

と言いかけた瞬間、パク・ポゴムくん=チョン・ソンホ弁護士が取調室に入って来ました。

「そこまでです。」

その瞬間、スンフンは冷静さを取り戻し、結局、自白を得る事が出来なかったのです。

 

いや~っあとちょっとだったのに

ジアンは勿論、見守っていた特殊犯チームの皆が悔しがりました。

スンフンは、心療内科に通う時間だから・・・と警察を出て行きましたよ、堂々と。

 

スンフンは、近々出国することになっていました。

その日までに証拠を見つけ出さないと、このまま逮捕機会を失ってしまいます。

 

スンフンは、ヒョンに宣戦布告しました。もち、非公式に・・・です。

自分が犯人だと認め、証拠を見つけて捕まえてみろ・・・なんてね。中国に行く前に。

「それまでに逮捕出来なければ、お前を殺す。」

等と言いましたよ。もっと完璧な方法で・・・。

「お前は誰に操られているのかさえ気づいてない。」

と、ヒョンは言いました。

 

打つ手が無いジアンたち。

思わず、ヒョン相手に愚痴って怒りをぶつけてしまいました。

「出来るなら私の手で消してしまいたい。」

「そうするか?」

と、ヒョン。まともに答えられたら、やっぱり怯みますよね、普通。ジアンも、“え?”てな感じです。

 

実は、昔、ずっと幼い頃、ジアンはヒョンの懺悔を聞いたのです。

父さんを殺したのは、本当は僕なんだ・・・という。

だから、ずっとヒョンをストーカーしてたの

 

ヒョンは、考えていました。自分に事件を知らせるメールを送った人物が誰なのかを。

スンフンは何も知らない。だとしたら、やはりジュニョンか、弟のミンか・・・。

 

ジアンは、どうしようもなくて、ヒョンに頼ろうとしました。

正攻法じゃどうしようもないから、手段を選ばずスンフンを捕まえたい。社会から排除すべきだ・・・とね。

分かった・・・とヒョン。

「その代わり、対価を払ってくれ。」

とヒョン。借りは返すべきだ・・・と言うのが、ヒョンの常日頃の主張でした。

で、その言葉通り、ギャラリーのナ社長に、借りを返せと言って、VIP病棟に入院してもらったんですよ。

そこには、ユンジが入院中なんです。許可がないと面会も出来ない状況でした。だから、ナ社長の見舞い・・・と称して、ユンジに会いに行けるように取り計らったのです。

 

供述してくれるよう説得したかったのですが、ユンジは気持ちを変える様子はありません。

もしかしたら、電話しなかったら、ユンジもそれまでの被害者と同じように殺されていたかもしれない・・・と言いました。そして、現場には他人名義の携帯や薬物等の証拠品が残されていた筈・・・と。

それらの証拠を、どう始末したのかを聞いたのです。

ジアンは、誰かにそれを渡して始末してもらったと考えていました。つまり、現場でスンフンは怪しまれない被害者のユンジにそれらを託し、病院で治療後に何者かに手渡すよう指示した・・・と。

ま、その方法自体が、スンフンの背後にいるボスの指示だったわけですが。

そしてそれが、チョン弁護士なんですね。

病院で医師に扮したチョン弁護士が、ユンジから、それらの証拠物を受け取っていました。

 

供述を拒み続けるユンジに、ジアンは言いました。

「全ての選択に対価がつきものだと、ある人が言いました。私もそう思います。誤った選択をすれば、いつかそのつけが回って来る。」

ユンジも、苦しんでいました。

でも、一度スンフンの指示に従ったということで、彼女自身も共犯となる道を選択してしまったわけで。そうなると、身を守るためにも嘘をつき続けるしかないと思っていたのです。

 

スンフンが出国しました。

悔しがりましたが、どうしようもありませんでした。

ところが、中国の空港でスンフンは麻薬不法所持で捕まってしまったのです。中国の彼の家から麻薬も発見されていました。

韓国では財閥でも、中国ではそんな事通用しません。無期懲役になる可能性が高いとか。

実は、ジアンの名前で中国の公安に捜査協力の公文書が送られていたんです。

ヒョンの仕業でした。

ただ、それが上の許可を得て無かったことなので、事は大きくなりましたよ。

 

上司から詰め寄られたジアンは、ヒョンが自分のPCをかしてくれと言ったのを思い出しました。

メールを送りたいから・・・なんて言ってたのが、それだったのです。

怒ったジアンが、ヒョンに居場所を聞きました。もち、抗議に行くためです。

で、住所をメールしてもらい、例のヒョンの昔の家に行ったのですが・・・。これも策略でした。

ヒョンは、わざと違う住所をメールしたのです。

なのに、ジアンは迷わずにこの家に来た。つまり、家を知っていたということです。

「この家に何回入った?」

勿論、ジアンはしらばっくれようとしました。

「君は何者だ?」

ジアン、白状するかな?

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『キルミー・ヒールミー』2話まで

2015-11-11 09:28:43 | 韓国ドラマのエトセトラ

 

キルミー、ヒールミー OST (MBC TVドラマ)(韓国盤)
クリエーター情報なし
Vitamin Entertainment, Korea

             

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あっという間に大勢のちんぴらたちをのしてしまったセギ。

近づいてくるセギに、リジンは後ずさりしながら聞きました、何故ついてくるの?・・・と。

「お前が呼んだ。」

と、セギは言います。

心当たりの全くないリジンは、人違いだと必死で言うのですが、どんどんセギは迫って来て、言いました。

「俺はお前が好きだ。」

結局、タクシーで逃げるリジンの後をバイクで追いかけ、病院までついて行っちゃった。

いきなりの展開に、混乱しまくりのリジンですが、セギの怪我に気づき、手当てをしてあげました。

ま~、リジンが叫びまくるシーンの連続ですよ。

 

リジンが精神科の医師だと知って、悪縁かも・・・と言うセギ。

セギとすると、治療されては困るわけですよね。自分の存在が消えてしまう可能性があるから。

「憶えておけ。この顔で別の名前をかたる奴は偽物だ。この顔のシン・セギはただ一人。俺だけだ。だから、この目を絶対に忘れるな。」

ドヒョン・・・セギの病気を知らなければ、このセリフは、相当キザとしか受け取れないですよね。現にリジンはそう受け取りました。

 

その時、アン室長から電話が入りました。

セギはドヒョンの様に振る舞い、治療してくれていたスコフォールド医師の居場所を聞き出しました。

なんと、今居るリジンの病院だったのです。

そして、そのスコフィールド医師は、リジンの指導教官でもあったのです。

セギはスコフィールド医師の元に向かい、脅しました。ドヒョンを眠らせろ、治療はするな・・・と。

セギは、他の人格とは違って、本来の人格であるドヒョンや、他の人格の存在、行動を把握しています。その意味で優位に立ってるのです。

自分が主人格となろうと考えていて、だからこそ、ドヒョンを永遠に眠らせておきたいわけです。

そんな要求飲める筈ありません。

拒否すると、セギは、医師に襲いかかりました。首を絞めました。

もう少しで本当に殺してしまう・・・と言う時、ドヒョンに戻ったのです。

 

ドヒョンは、今さらながら、セギの凶暴性に愕然としました。医師から、自分を眠らせて主人格になろうとしてると聞き、驚きました。

“初恋と再会した”

と、セギは言っていたそうで。

暴力的な人格は、愛する人を傷つけかねない・・・と聞き、ドヒョンはチェヨンが心配になりました。自分の初恋はチェヨンですから。

慌ててチェヨンの元に向かいました。

 

その時、リジンは着替えて病院のロビーでセギを待っていました。

セギが自分と遊ぼうと一方的に言ったので、リジンもその気になって白衣を着替えて待っていたんですよ。

なのに、セギ・・・いえ、この時は既にドヒョンですが、ドヒョンが横をスルーして行くじゃありませんか。

・・・ですよ。

呼びとめても、ドヒョンはクラブで会った患者としか思わなくて、急ぐんで・・・とそのまま行っちゃいました。

「振られた?」

と、リジン。自分が馬鹿を見たって感じです。

 

丁度やってきたアン室長の車を借りて、チェヨンの元に急ぎました。

「今後俺が別人のように振る舞ったら無視しろ。無礼な態度をとったり夜中に会いに来たり君と一線を越えようとしたら、それは僕じゃない。僕が違う名前を名乗ったりおかしな行動をしたら、遠くへ逃げろ。逃げられない時は、僕が気を失うまで殴るんだ。」

いきなりこんな言葉を言われても、誰も理解できませんよね。チェヨンもそうでした。

その時、チェヨンの部屋にはギジュンが来ていました。

チェヨンもギジュンもドヒョンの想いを知ってるようですね。

知ってて敢えて見せつけてるのかも。チェヨンはギジュンのものだ・・・と。

 

ドヒョンはセギと戦う決心をしました。

このままアメリカに戻っても、何かしらの手を使ってセギは帰国するだろうから・・・と言いました。だとしたら、逃げずに戦うしかないと。

自宅に、別人格を監視し、制御するシステムを備えました。監視カメラを設置したのです。施錠装置で夜間の外出を不可能にし、ストレスを感じないように、トレーニング室を作りました。

ストレスを感じた時、別人格が現れるからです。

とにかく、体調管理と平常心の維持を目指したのです。

そして、スコフィールド医師の安全を考えると、別の医師を探した方が・・・と言う事になりました。とにかく、秘密を墓場まで持っていけるような人物に限ります。

 

病院では、リジンが、男性をナンパしたのに、一瞬にして振られたらしい・・・という噂が広まっていました。

いくら訂正しても、無駄でした。

で、セギが着てた、あの奪った派手なジャンパーを、持ち主に返しておいてくれと渡されたのですが・・・。

一旦は捨てようとしたんですが、それがイタリア製の高価なモノだと知り、つい、持ち帰ってしまうんですよ。返そうとセギに連絡したんですが、ドヒョンが電話に出なくて。だから、自分に未練ではないと言い訳しながら、自宅に持ち帰ったのです。

そしたら、自分へのお土産だと誤解した父がそれを気に入って、勝手に着ちゃってますよ。

 

リジンの両親も、なんか一風変わった雰囲気ですよ。

酒造所のおぼっちゃんだったの?父親は。

田舎の大きな別荘風な家に両親と兄のリオンと住んでいます。とても仲の良い明るい家族です。

 

リオンはやはりドヒョンに関する資料をたくさん集めています。

ドラマの一番最初に出た一人の男性がたくさんの資料を壁に貼り付けてるシーン。あれはリオンだったのね。

それが小説のネタのためなのか、他の意図があるのかは、まだ不明です。

 

リジンとリオンも、本当に仲の良い兄妹です。

ところで、実年齢はジョンウム三の方が3歳年上。だから、彼女が妹というのは、ちょいと無理があるかも・・・と思ったのですが、ま、許容範囲かな?

リオンと、別人格の話をしている時、ふとセギの事が頭を過ぎりました。

「自分を何人かに分けて生きると、楽しい?」

と、リジンが尋ねました。そしたら、リオンは答えました。

「楽しいというより、人生を生き抜くための保護色と言うか、心理戦略のようなものだろ。」

なるほど・・・。保護色ね。上手い表現ですわ。

 

役員会議の日になりました。

ドヒョンはソ会長たちと共に、会社に行きました。

ギジュンとその父ヨンピョと会いました。

表向き穏やかで気遣いをしまくりの挨拶をしてるソ会長とヨンピョですが、内心は全く別の様ですね。どうもグループ内の権力闘争の大元がこの二人の間にありそうです。

それは、会社だけじゃなくて、会社の外、ヨンピョの妻ジャギョンとファランとの関係にも言えます。

籍に入れられて無いファランを一族扱いしないジャギョンに、ファランはあからさまに対抗心を示し、公衆の面前でも掴みかかる様なマネをしてましたよ。

 

ギジュンも、ドヒョンを格下と見てはいるのですが、父から油断禁物と言われた事と、パーティの時偶然セギになってる姿を目撃してしまったので、表面上の顔とは違う一面をドヒョンが隠していると考え始めているようですね。

 

そんな時、リジンから電話が入りました。

ドヒョンが出てみると、それはクラブでジャンパーを奪われたあのちんぴら。

リジンを拉致し、ジャンパーと交換だと言って来たのです。返せなければ、女を殺す・・・と。

でも、ドヒョンには何の事か意味が分かりません。ただ、セギが何かした・・・とだけ。

 

もうすぐ役員会議・・・。

アン室長は、ドヒョンを止めました。でも、ドヒョンは、殺されると聞いたらじっとしてはいられませんでした。セギがした事はすなわち、自分の責任でもあるからです。

方法が見つからないドヒョンは、セギに変身するしか無い・・・と思いました。

アン室長に思いっきり自分を殴ってくれと頼みました。

躊躇したアン室長ですが、時間が無いんで、仕方なく思いっきり殴りつけました。

そしたら・・・。なんと、セギじゃなくて、訛りの強いフェリー・パクが現れちゃった

どーするの

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