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あっという間に大勢のちんぴらたちをのしてしまったセギ。
近づいてくるセギに、リジンは後ずさりしながら聞きました、何故ついてくるの?・・・と。
「お前が呼んだ。」
と、セギは言います。
心当たりの全くないリジンは、人違いだと必死で言うのですが、どんどんセギは迫って来て、言いました。
「俺はお前が好きだ。」
結局、タクシーで逃げるリジンの後をバイクで追いかけ、病院までついて行っちゃった。
いきなりの展開に、混乱しまくりのリジンですが、セギの怪我に気づき、手当てをしてあげました。
ま~、リジンが叫びまくるシーンの連続ですよ。
リジンが精神科の医師だと知って、悪縁かも・・・と言うセギ。
セギとすると、治療されては困るわけですよね。自分の存在が消えてしまう可能性があるから。
「憶えておけ。この顔で別の名前をかたる奴は偽物だ。この顔のシン・セギはただ一人。俺だけだ。だから、この目を絶対に忘れるな。」
ドヒョン・・・セギの病気を知らなければ、このセリフは、相当キザとしか受け取れないですよね。現にリジンはそう受け取りました。
その時、アン室長から電話が入りました。
セギはドヒョンの様に振る舞い、治療してくれていたスコフォールド医師の居場所を聞き出しました。
なんと、今居るリジンの病院だったのです。
そして、そのスコフィールド医師は、リジンの指導教官でもあったのです。
セギはスコフィールド医師の元に向かい、脅しました。ドヒョンを眠らせろ、治療はするな・・・と。
セギは、他の人格とは違って、本来の人格であるドヒョンや、他の人格の存在、行動を把握しています。その意味で優位に立ってるのです。
自分が主人格となろうと考えていて、だからこそ、ドヒョンを永遠に眠らせておきたいわけです。
そんな要求飲める筈ありません。
拒否すると、セギは、医師に襲いかかりました。首を絞めました。
もう少しで本当に殺してしまう・・・と言う時、ドヒョンに戻ったのです。
ドヒョンは、今さらながら、セギの凶暴性に愕然としました。医師から、自分を眠らせて主人格になろうとしてると聞き、驚きました。
“初恋と再会した”
と、セギは言っていたそうで。
暴力的な人格は、愛する人を傷つけかねない・・・と聞き、ドヒョンはチェヨンが心配になりました。自分の初恋はチェヨンですから。
慌ててチェヨンの元に向かいました。
その時、リジンは着替えて病院のロビーでセギを待っていました。
セギが自分と遊ぼうと一方的に言ったので、リジンもその気になって白衣を着替えて待っていたんですよ。
なのに、セギ・・・いえ、この時は既にドヒョンですが、ドヒョンが横をスルーして行くじゃありませんか。
“”
・・・ですよ。
呼びとめても、ドヒョンはクラブで会った患者としか思わなくて、急ぐんで・・・とそのまま行っちゃいました。
「振られた?」
と、リジン。自分が馬鹿を見たって感じです。
丁度やってきたアン室長の車を借りて、チェヨンの元に急ぎました。
「今後俺が別人のように振る舞ったら無視しろ。無礼な態度をとったり夜中に会いに来たり君と一線を越えようとしたら、それは僕じゃない。僕が違う名前を名乗ったりおかしな行動をしたら、遠くへ逃げろ。逃げられない時は、僕が気を失うまで殴るんだ。」
いきなりこんな言葉を言われても、誰も理解できませんよね。チェヨンもそうでした。
その時、チェヨンの部屋にはギジュンが来ていました。
チェヨンもギジュンもドヒョンの想いを知ってるようですね。
知ってて敢えて見せつけてるのかも。チェヨンはギジュンのものだ・・・と。
ドヒョンはセギと戦う決心をしました。
このままアメリカに戻っても、何かしらの手を使ってセギは帰国するだろうから・・・と言いました。だとしたら、逃げずに戦うしかないと。
自宅に、別人格を監視し、制御するシステムを備えました。監視カメラを設置したのです。施錠装置で夜間の外出を不可能にし、ストレスを感じないように、トレーニング室を作りました。
ストレスを感じた時、別人格が現れるからです。
とにかく、体調管理と平常心の維持を目指したのです。
そして、スコフィールド医師の安全を考えると、別の医師を探した方が・・・と言う事になりました。とにかく、秘密を墓場まで持っていけるような人物に限ります。
病院では、リジンが、男性をナンパしたのに、一瞬にして振られたらしい・・・という噂が広まっていました。
いくら訂正しても、無駄でした。
で、セギが着てた、あの奪った派手なジャンパーを、持ち主に返しておいてくれと渡されたのですが・・・。
一旦は捨てようとしたんですが、それがイタリア製の高価なモノだと知り、つい、持ち帰ってしまうんですよ。返そうとセギに連絡したんですが、ドヒョンが電話に出なくて。だから、自分に未練ではないと言い訳しながら、自宅に持ち帰ったのです。
そしたら、自分へのお土産だと誤解した父がそれを気に入って、勝手に着ちゃってますよ。
リジンの両親も、なんか一風変わった雰囲気ですよ。
酒造所のおぼっちゃんだったの?父親は。
田舎の大きな別荘風な家に両親と兄のリオンと住んでいます。とても仲の良い明るい家族です。
リオンはやはりドヒョンに関する資料をたくさん集めています。
ドラマの一番最初に出た一人の男性がたくさんの資料を壁に貼り付けてるシーン。あれはリオンだったのね。
それが小説のネタのためなのか、他の意図があるのかは、まだ不明です。
リジンとリオンも、本当に仲の良い兄妹です。
ところで、実年齢はジョンウム三の方が3歳年上。だから、彼女が妹というのは、ちょいと無理があるかも・・・と思ったのですが、ま、許容範囲かな?
リオンと、別人格の話をしている時、ふとセギの事が頭を過ぎりました。
「自分を何人かに分けて生きると、楽しい?」
と、リジンが尋ねました。そしたら、リオンは答えました。
「楽しいというより、人生を生き抜くための保護色と言うか、心理戦略のようなものだろ。」
なるほど・・・。保護色ね。上手い表現ですわ。
役員会議の日になりました。
ドヒョンはソ会長たちと共に、会社に行きました。
ギジュンとその父ヨンピョと会いました。
表向き穏やかで気遣いをしまくりの挨拶をしてるソ会長とヨンピョですが、内心は全く別の様ですね。どうもグループ内の権力闘争の大元がこの二人の間にありそうです。
それは、会社だけじゃなくて、会社の外、ヨンピョの妻ジャギョンとファランとの関係にも言えます。
籍に入れられて無いファランを一族扱いしないジャギョンに、ファランはあからさまに対抗心を示し、公衆の面前でも掴みかかる様なマネをしてましたよ。
ギジュンも、ドヒョンを格下と見てはいるのですが、父から油断禁物と言われた事と、パーティの時偶然セギになってる姿を目撃してしまったので、表面上の顔とは違う一面をドヒョンが隠していると考え始めているようですね。
そんな時、リジンから電話が入りました。
ドヒョンが出てみると、それはクラブでジャンパーを奪われたあのちんぴら。
リジンを拉致し、ジャンパーと交換だと言って来たのです。返せなければ、女を殺す・・・と。
でも、ドヒョンには何の事か意味が分かりません。ただ、セギが何かした・・・とだけ。
もうすぐ役員会議・・・。
アン室長は、ドヒョンを止めました。でも、ドヒョンは、殺されると聞いたらじっとしてはいられませんでした。セギがした事はすなわち、自分の責任でもあるからです。
方法が見つからないドヒョンは、セギに変身するしか無い・・・と思いました。
アン室長に思いっきり自分を殴ってくれと頼みました。
躊躇したアン室長ですが、時間が無いんで、仕方なく思いっきり殴りつけました。
そしたら・・・。なんと、セギじゃなくて、訛りの強いフェリー・パクが現れちゃった
どーするの
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