傲慢と偏見〈ノーカットテレビ放送版〉DVD-BOX1 | |
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ドンチは勿論、ヨルムも他のメンバーも唖然としました。
あまりにも突然の左遷ですからね。
それも、3日後と言うじゃありませんか。
何事も無かったかのように、ムン部長検事は会議の終了を告げ、仕事に戻るよう言いました。
でも、ドンチは、残り3日、時間の許す限り捜査は続けると言い切りました。
次長検事は、上層部の意向を伝えただけで、どうして今この時点でドンチが左遷されるのか、そしてそれをあっさりとムン部長検事が受け入れた理由を知りませんでした。
イ局長が人事権を握ってるとか。
でも、ムン部長検事の頼みでもなければ、優秀なドンチを飛ばす筈が無いと次長は言いました。その理由は?・・・と。
でも、ムン部長検事は、知らないと言いました。
ヨルムたちはこれからどうすれば良いのか、混乱していました。
ムン部長検事は、捜査を止めさせたいと思ってる・・・とユ捜査官は言いました。長い付き合いですから、部長検事の性格も気持ちも良く分かっているようです。
こうなった場合、たいていの検事は辞表を出します・・・とユ捜査官。でも、ドンチは検察に骨をうずめる人だと。
今回は譲歩してみたらどうかと言いました。事件の捜査を止め、部長に頭を下げれば何とかなる・・・と。
皆、答えが出ないまま会議は終わりました。
ドンチも、自分を飛ばそうとしてる張本人がムン部長検事だと察していました。
ただ、その理由がはっきりとつかめていないのです。何らかの理由で捜査が無理だと判断したんだろうと想像しています。
だからと言って、頭を下げるドンチじゃありません。
一度譲歩したら、今後も譲歩しなくてはならなくなるかも・・・と。
ヨルムは、ドンチが遠くに行くのは嫌だと言いました。
「なぜ?」
と、期待を込めて聞くドンチ。
ビョルの事件のためか、他には?・・・と。
でも、ヨルムは答えませんでした。
アルムが保護されました。ユ捜査官が知り合いの刑事に頼んでいたのです。
密かに取り調べをしました。
信頼されているヨルムに、アルムは全てを話ました。セクハラ事件、ユニ自殺の理由、ユニの日記、性接待の内容・・・等々。
パンダ殺人事件の真相も。
こんな生活に嫌気がさして、自首しようとしたんだけど、警察にはチュ院長の知り合いが多いので、検察にした・・・と言いました。でも、来てみたら不安になった、なぜなら、検察OBも性接待の相手の中にいたから・・・と。
ヨルムは勿論、ドンチもユ捜査官も予想はしていたものの、あまりの腐敗に失望の色が濃かったです。
ムン部長検事は、ドンチがいなくなったら、カン・スは、自分の下に付くのはどうかと言いました。
カン・スとすると、ヨルムと組みたかったでしょうが、新人にはベテランの捜査官がついた方が良いと言われたら、何も言えませんよね。
ユ捜査官は、ムン部長検事の胸の内の本当のところを聞きたいと言いました。
部長検事も、相手がユ捜査官だと正直になれるようです。
「本当はチュ院長とキム議員を捕まえたいが、ソン秘書官は検察の先輩後輩だから手を出したくない?理事長は正体不明で手を出せない?」
「はい。」
「もし、他にも理由が?」
「いいえ。」
これは嘘ですね。
証言をしてくれると言ったアルムを保護するため、ホテルに泊めようとしたドンチたち。
心配した通り、アルムの後をジェシクが付けていました。
だから、ホテルを止めて、チャンギの部屋に変更。ここは知られてないと思ったんですよ。
渋るチャンギに、一晩だけと約束し、監視も頼みました。
そして、一旦下宿に戻ったら、ヨルムの母が、カン・スの部屋で黄色のジャンパーを見つけちゃって、呆然と立ってた。
まだ死んだビョルへの罪悪感から抜け出せてない母は、もしやカン・スがビョルでは?・・・と精神が不安定に。
ヨルムが別人だと言い聞かせても、なかなかうつ状態から抜け出せません。
カン・スのハルモニに頼んで、二人は検察に戻りました。
ところが、この間に、ヨルム母が外に出ちゃって。
家の前でアルムを監視していたチャンギが、心配して声をかけた事から、事態は思わぬ方向に。
あんな状態のヨルム母を、一人でおいておくことが出来なかったチャンギがしばしの間付き合ったんですよ。アルムの部屋の電気が消え、寝たと思ったしね。
海が見たいと言うので、出かけてた間に、ジェシクに居場所を掴まれちゃってた
ドンチは、チュ院長を召喚して、事情聴取をしていました。
勿論、夜中だし、ムン部長検事の許可も取ってません。オ弁護士も来てません。
たくさんの証拠を突きつけられても、チュ院長はしゃら~っと余裕しゃくしゃく
でも、
「切り捨てられて、悔しいでしょう。お偉いさん方の助けがあると思ってた筈。」
と、ドンチが言った時、初めて表情が変わりました。
その時、ムン部長検事が乱入。まさに、乱入・・・です。
チュ院長の尋問を止めさせるのかと思ったら、なんと、ドンチが用意した捜査令状請求書にサインしましたよ。
なぜ?・・・と聞いたドンチ。
「チュ院長とキム議員を捕まえなさい。残りは諦めなさい。時間も無いでしょう。」
この言葉で、部長検事が本気で自分を左遷するつもりだと言う事をドンチは知ったのです。
「優秀で不服従な人間は目ざわりなんです。」
つまり、ドンチ自身の所為だと。他の誰かの所為では無いと言っているのです。ってことは、他の誰かの所為・・・なんですね?
オ弁護士がやってきました。
そして、弁護士を同席させないで取り調べするのは問題だ・・・と言い、チュ院長を連れて帰りました。
でも、ムン部長検事は自分たちの仲間にはならない人間だと改めて分かったようです。
その腹いせ・・・というか、敵だと分かったムン部長検事に、もう用は無いと言う事なのか、置き土産をしていきましたよ。
ドンチの机の上に、USBと新聞記事のコピーが置いてありました。
ヨルム母が居なくなったとハルモニから連絡が入り、ヨルムは一旦帰る事に。
ドンチとカン・スも、チュ院長がオ弁護士と共に帰ったので、アルムのところに向かおうとしてました。
で、下宿に戻った時、チャンギの部屋の窓からアルムとジェシクが飛び出して来た
二人とも転落死
任せていたチャンギは、その時、ヨルム母と共に帰宅したところでした。
チャンギ、自分の行動に腹を立てていました。カン・スに頼まれていたのに・・・と。
この時、ドンチがあまり失望して無さそうなのが、私は違和感を覚えました。
ヨルムは、又もや母の所為で・・・という苛立ちの表情でしたが。
ドンチとヨルムがその直後に検察に戻る時、大変な事が起った様子じゃないのが、又気になりましたよ。
だって証人が死んでしまったわけでしょ?まだ死んでは無かったのかな?
どっちにしても、すぐに証言が出来る状態ではなくなったわけで。なのに、あんなにのんびりムードに成れる
何を聞いても、いつも答えないと、ドンチがヨルムに言ったら、
「幸せが怖いの。私の家族は私の所為で傷ついてきたの。一人で幸せになれない。」
と、ヨルムは答えました。
つまり、ドンチの気持ちに答えたいけど、自分一人幸せにはなれないってことですね。
ドンチが、思いもよらないヨルムの答えに戸惑いながら事務所に戻ると、机の上に一通の封筒が。オ弁護士の置き土産です。
開けてみると、カン・ス母がひき逃げされた事件の記事。そして、USBから流れて来たのは、110番通報の音声。
事故の一報をする声。
なんと、ムン部検事です。
特徴のあるあの話し方と声、ドンチもすぐわかったようです。