まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『傲慢と偏見』11話まで

2015-11-18 22:55:44 | 韓国ドラマのエトセトラ
傲慢と偏見〈ノーカットテレビ放送版〉DVD-BOX1
クリエーター情報なし
ブロードウェイ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ドンチは勿論、ヨルムも他のメンバーも唖然としました。

あまりにも突然の左遷ですからね。

それも、3日後と言うじゃありませんか。

何事も無かったかのように、ムン部長検事は会議の終了を告げ、仕事に戻るよう言いました。

でも、ドンチは、残り3日、時間の許す限り捜査は続けると言い切りました。

 

次長検事は、上層部の意向を伝えただけで、どうして今この時点でドンチが左遷されるのか、そしてそれをあっさりとムン部長検事が受け入れた理由を知りませんでした。

イ局長が人事権を握ってるとか。

でも、ムン部長検事の頼みでもなければ、優秀なドンチを飛ばす筈が無いと次長は言いました。その理由は?・・・と。

でも、ムン部長検事は、知らないと言いました。

 

ヨルムたちはこれからどうすれば良いのか、混乱していました。

ムン部長検事は、捜査を止めさせたいと思ってる・・・とユ捜査官は言いました。長い付き合いですから、部長検事の性格も気持ちも良く分かっているようです。

こうなった場合、たいていの検事は辞表を出します・・・とユ捜査官。でも、ドンチは検察に骨をうずめる人だと。

今回は譲歩してみたらどうかと言いました。事件の捜査を止め、部長に頭を下げれば何とかなる・・・と。

皆、答えが出ないまま会議は終わりました。

 

ドンチも、自分を飛ばそうとしてる張本人がムン部長検事だと察していました。

ただ、その理由がはっきりとつかめていないのです。何らかの理由で捜査が無理だと判断したんだろうと想像しています。

だからと言って、頭を下げるドンチじゃありません。

一度譲歩したら、今後も譲歩しなくてはならなくなるかも・・・と。

ヨルムは、ドンチが遠くに行くのは嫌だと言いました。

「なぜ?」

と、期待を込めて聞くドンチ。

ビョルの事件のためか、他には?・・・と。

でも、ヨルムは答えませんでした。

 

アルムが保護されました。ユ捜査官が知り合いの刑事に頼んでいたのです。

密かに取り調べをしました。

信頼されているヨルムに、アルムは全てを話ました。セクハラ事件、ユニ自殺の理由、ユニの日記、性接待の内容・・・等々。

パンダ殺人事件の真相も。

こんな生活に嫌気がさして、自首しようとしたんだけど、警察にはチュ院長の知り合いが多いので、検察にした・・・と言いました。でも、来てみたら不安になった、なぜなら、検察OBも性接待の相手の中にいたから・・・と。

ヨルムは勿論、ドンチもユ捜査官も予想はしていたものの、あまりの腐敗に失望の色が濃かったです。

 

ムン部長検事は、ドンチがいなくなったら、カン・スは、自分の下に付くのはどうかと言いました。

カン・スとすると、ヨルムと組みたかったでしょうが、新人にはベテランの捜査官がついた方が良いと言われたら、何も言えませんよね。

 

ユ捜査官は、ムン部長検事の胸の内の本当のところを聞きたいと言いました。

部長検事も、相手がユ捜査官だと正直になれるようです。

「本当はチュ院長とキム議員を捕まえたいが、ソン秘書官は検察の先輩後輩だから手を出したくない?理事長は正体不明で手を出せない?」

「はい。」

「もし、他にも理由が?」

「いいえ。」

これは嘘ですね。

 

証言をしてくれると言ったアルムを保護するため、ホテルに泊めようとしたドンチたち。

心配した通り、アルムの後をジェシクが付けていました。

だから、ホテルを止めて、チャンギの部屋に変更。ここは知られてないと思ったんですよ。

渋るチャンギに、一晩だけと約束し、監視も頼みました。

 

そして、一旦下宿に戻ったら、ヨルムの母が、カン・スの部屋で黄色のジャンパーを見つけちゃって、呆然と立ってた。

まだ死んだビョルへの罪悪感から抜け出せてない母は、もしやカン・スがビョルでは?・・・と精神が不安定に。

ヨルムが別人だと言い聞かせても、なかなかうつ状態から抜け出せません。

カン・スのハルモニに頼んで、二人は検察に戻りました。

 

ところが、この間に、ヨルム母が外に出ちゃって。

家の前でアルムを監視していたチャンギが、心配して声をかけた事から、事態は思わぬ方向に。

あんな状態のヨルム母を、一人でおいておくことが出来なかったチャンギがしばしの間付き合ったんですよ。アルムの部屋の電気が消え、寝たと思ったしね。

海が見たいと言うので、出かけてた間に、ジェシクに居場所を掴まれちゃってた

 

ドンチは、チュ院長を召喚して、事情聴取をしていました。

勿論、夜中だし、ムン部長検事の許可も取ってません。オ弁護士も来てません。

たくさんの証拠を突きつけられても、チュ院長はしゃら~っと余裕しゃくしゃく

でも、

「切り捨てられて、悔しいでしょう。お偉いさん方の助けがあると思ってた筈。」

と、ドンチが言った時、初めて表情が変わりました。

その時、ムン部長検事が乱入。まさに、乱入・・・です。

チュ院長の尋問を止めさせるのかと思ったら、なんと、ドンチが用意した捜査令状請求書にサインしましたよ。

 

なぜ?・・・と聞いたドンチ。

「チュ院長とキム議員を捕まえなさい。残りは諦めなさい。時間も無いでしょう。」

この言葉で、部長検事が本気で自分を左遷するつもりだと言う事をドンチは知ったのです。

「優秀で不服従な人間は目ざわりなんです。」

つまり、ドンチ自身の所為だと。他の誰かの所為では無いと言っているのです。ってことは、他の誰かの所為・・・なんですね?

 

オ弁護士がやってきました。

そして、弁護士を同席させないで取り調べするのは問題だ・・・と言い、チュ院長を連れて帰りました。

でも、ムン部長検事は自分たちの仲間にはならない人間だと改めて分かったようです。

その腹いせ・・・というか、敵だと分かったムン部長検事に、もう用は無いと言う事なのか、置き土産をしていきましたよ。

ドンチの机の上に、USBと新聞記事のコピーが置いてありました。

 

ヨルム母が居なくなったとハルモニから連絡が入り、ヨルムは一旦帰る事に。

ドンチとカン・スも、チュ院長がオ弁護士と共に帰ったので、アルムのところに向かおうとしてました。

で、下宿に戻った時、チャンギの部屋の窓からアルムとジェシクが飛び出して来た

二人とも転落死

 

任せていたチャンギは、その時、ヨルム母と共に帰宅したところでした。

チャンギ、自分の行動に腹を立てていました。カン・スに頼まれていたのに・・・と。

この時、ドンチがあまり失望して無さそうなのが、私は違和感を覚えました。

ヨルムは、又もや母の所為で・・・という苛立ちの表情でしたが。

 

ドンチとヨルムがその直後に検察に戻る時、大変な事が起った様子じゃないのが、又気になりましたよ。

だって証人が死んでしまったわけでしょ?まだ死んでは無かったのかな?

どっちにしても、すぐに証言が出来る状態ではなくなったわけで。なのに、あんなにのんびりムードに成れる

何を聞いても、いつも答えないと、ドンチがヨルムに言ったら、

「幸せが怖いの。私の家族は私の所為で傷ついてきたの。一人で幸せになれない。」

と、ヨルムは答えました。

つまり、ドンチの気持ちに答えたいけど、自分一人幸せにはなれないってことですね。

 

ドンチが、思いもよらないヨルムの答えに戸惑いながら事務所に戻ると、机の上に一通の封筒が。オ弁護士の置き土産です。

開けてみると、カン・ス母がひき逃げされた事件の記事。そして、USBから流れて来たのは、110番通報の音声。

事故の一報をする声。

なんと、ムン部検事です。

特徴のあるあの話し方と声、ドンチもすぐわかったようです。

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『君を憶えてる』8話まで

2015-11-18 20:05:57 | 韓国ドラマのエトセトラ
君を憶えてる 韓国ドラマOST (KBS) (韓国盤)
クリエーター情報なし
Universal Music (South Korea)

レビュー一覧は、こちらから。

 

「まずは、ジアンから。イ・ヒョンは僕が直接手を下します。」

チョン弁護士が誰かと話をしていました。相手はヤン・スンフンか

 

ジアンに男が襲いかかりました。殺すつもりはない・・・と言ってますが、本気モードに見えます。

ジアン、負けてません。

男相手なので、力では負けますが、結構張り合ってます。でも、徐々に劣勢になっていって、危ない・・・と言う時、チョン弁護士が加勢に。

これも計算ずくでした。

組み合った時、

「逃げろ。」

と、呟きまして、ちょっとした隙に、男は逃走。

 

ヒョンは、自宅に届いたカードが、部長検事が行方不明になった現場にもあったことを考えると、誰かが同じ目に遭うのでは・・・と推測。そして、それはジアンじゃないか?・・・と。

遊園地で何者かが、様子を窺っていたのを思い出しました。

で、ジアンに連絡するも、電話に出ない。チーム長に連絡しても、特に事件じゃ無い・・・。

何かあった・・・とすぐさま駆け付けてきました。

丁度、男がジアンの家から飛び出してくるところでした。

追おうと思ったけど、先にジアンの確認・・・と家に入ったら、そこに傷だらけのジアンとチョン弁護士がいたってわけ。

 

偶然スーパーで会って、偶然車か故障して・・・と聞いたヒョン。

以前、“偶然なんて信じない”とチョン弁護士が言っていたのに…と突っ込みました。

「偶然じゃないとしたら、意図、もしくは計画?」

「必然でしょう。チャ刑事と親しくしたい僕にはいい機会だったとも言えます。」

あー言えばこー言う

「僕はチャ刑事とイ教授と仲良くなりたいのです。」

ヒョンは、これがヤン・スンフンの指示だと推測しています。流石だね

 

「ここまで殴られたのは初めて。」

と、ジアン。自分の顔を鏡に映してちょっとショックを受けていました。

ヒョンはジアンが目覚めるまで傍についていました。気がついたジアンが、元気そうなのを見て、ほっとした感じです。

チョン弁護士にお礼を言って無い・・・とジアンが言ったら、

「さっき家で言ってた。」

まだ足りない・・・と言うと、

「もう充分だ。」

ヤン・スンフンの事もあって、ヒョンがチョン弁護士にあまり良い感情を抱いてないのはジアンも知ってます。だけど、今回助けに来てくれた時自分を見る目は、真剣だった・・・と思いました。本当に心配してくれていたと。

でも、その言葉をヒョンは素直に受け取れません。これが彼の計画だと思えるのです。

 

ジアンの家は、現場保存しておかなきゃいけないってんで、結局ヒョンの家に数日泊まる事に。

最初、警察の会議室あたりに・・・とジアンは言っていたのです。

実は、自分の家に・・・と言い出しそうになってたヒョンなんですが、他人と一緒に暮らすというのが嫌な彼は、言葉を飲み込んだんです。

でも、警察に送って行った時、やっぱり危険だと思ったのか、罪悪感なのか何なのか、自分の家に・・・と。

まぁ、ちょいと前に、ヒョンが指名手配されてた時、数日ジアンの家に泊まった事もありましたからね。お返しです。

「僕が許可した物と場所だけを使えよ。」

と、ヒョン。“OK”とジアンは言いましたが、無理だよね。

 

初めての夜、夜中にジアンはヒョンの声で目が覚めました。

うなされていました。

「ミン・・・。ダメだ。行くな・・・。」

弟の夢を見てるとジアンにも分かりました。ここいら辺り、長年ストーカーしてたジアンには、様々な事情とか家のツクリとか既に承知なのが、話が早くて良いです

 

朝起きた時、ヒョンはジアンの手を握り締めて寝ていました。

すぐ近くにジアンの顔

あはは~っですよ。

ジアンに怒ってるけど、ジアンにしてみれば、手を離さなかったのはヒョンですからね。自分が悪いんじゃないと思いますよね。

 

ジアンとヒョンが無事だった事を誰かに報告したチョン弁護士。

「適当にもてあそんで、僕が直接消してやります。」

なんて言ってる~っ

 

そして、チョン弁護士=ミンだということが、ここで明らかにされました。

 

ジアンがチョン弁護士を訪ねて来ました。お礼をきちんと言いたかったのと、指図したのがヤン・スンフンでは?ということを確かめたかったのです。

勿論、しらばっくれるチョン弁護士です。

「もしかしたら、私に関心でも?」

「はい。」

あっさりと答えたチョン弁護士。

「特定の人に特別な関心を持ったのは、二人目です。」

一人目は初恋の人?・・・と聞かれたチョン弁護士。そうかも・・・と答えました。

 

昔、幼い時誰かに聞かれた事がありました。世界で一番好きなのは誰?・・・と。

「お兄ちゃん。お兄ちゃんみたいになる。」

なのに、父親によって兄と隔離されてしまった・・・。

そして、あの日事件が起った。父ジュンミンがイ・ジュニョンに殺された日です。

ミンは窓から逃げ出し、停まってた車の中に隠れました。それが、ジュニョンの車だったんです。そのまま拉致されてしまったわけです。

ヒョンンが気づいて追いかけたけど、無理でした。

ミンは・・・チョン弁護士は、兄が自分を捨てたと思ったのです。イ・ジュニョンに渡した・・・と。

どちらも本当に幼い時です。事情が理解できないのは仕方ないけど・・・。

 

黙り込んだ様子を見て、よほど初恋の人が好きだったんですね・・・とジアンは言いました。

「実は、その人に、時々会います。でも、その人は僕に気づきもしない。」

と、チョン弁護士。

「それなら、自分から声をかければいいわ。自分の事を憶えているか、聞くんです。」

「いいえ。ゲームなんです。」

と、チョン弁護士。きっと憶えている・・・と思っていました。思い出す切っ掛けをつくっても、ヒョンは冷淡でした。

では、次はどー出る?

 

ヒョンはイ法医官に、死体なき殺人の方法を問いに行きました。

部長検事は、ジュニョンは無数の死体なき殺人の容疑者だった・・・と言っていました。

どうして死体が発見されないのか?・・・とヒョンは考えていたのです。

「連続殺人犯が死体なき殺人をするなら、死体をなくす自分なりの方法があるはず。」

と、イ法医官。

 

ナ社長から連絡が入りました。

以前、ヒョンが事件現場に残されていたかなり変わった絵の作者等を調べてほしいと頼んでいたのです。

この絵、チョン弁護士が書いてますけど~っ

美術品の輸出入をしてる知人の、そのまた知人が、絵を見た事があると言ったそうな。

曖昧な情報ですが、とにかく知人の知人というのは、インチョンの方のファコ物流の社員らしいということです。

 

ヒョンはすぐさま、ファコ物流にアルバイトに入りました。

そこで、荷物の積み荷作業をし始めたんですが、荷物を調べてて、あっという間に怪しい荷物を発見。

崩してみると、何と中から女性の死体が

 

この事件捜査は特別捜査チームが指名されました。

ジアンたちが行ってみると、そこに居たのはヒョン。

 

被害者はファコ物流の女性社員でした。

社員に事情聴取し、あっという間に容疑者逮捕ですよ。

 

ヒョンは、死体なき殺人の方法がこれでは?・・・と考えていました。

つまり、犯人から指示された運搬担当の者が、死体を荷物として船に乗せ、荷札等に印のついた荷物を海の真ん中に捨てる・・・。それが、死体を隠す方法だと。

ジアンは、ヒョンがイ・ジュニョンの手がかりを得るために、この会社に来たと思っていました。

「僕が捜しているモノが何か分からない。」

と、ヒョン。知らない方が良いのかも・・・とも。

「パートナーよね?いつ正直に話すの?」

と、ジアン。

「僕も聞きたい。イ・ジュニョンを捕まえたらどうするつもりだ?」

 

ジアン、つい最近テヨンからも同じことを聞かれたのを思い出しました。

報復殺人をした気持ちは誰よりもよく分かる・・・とジアンはテヨンに言いました。同じような境遇だったからです。殺人犯の子供として生きて来たということです。

「だから、そんな方法を選んでほしくなかった。」

そう言ったジアンに、テヨンは言いました。

まだ、自分をそう言う境遇に陥れた本人、イ・ジュニョンにあった事がないと聞き

「そいつに会うまでは決めつけないでください。どの選択をするかはその瞬間まで分からない。」

確かに・・・。犯人と会った時の気持ちは、やはり同じ状況になった者でしか分かりませんよね。

ジアンも、何も答えなかったようです。

 

捕まった犯人チャン・イルジュは、あっさりと殺人を自白。

ほっとしたチーム長たちが取調室を出た時、ヒョンが入って内側から鍵をかけました。

モニターの電源を落とし、録音も録画も出来ない状態にして、イルジュに尋問しました。

全て知ってるから話せ・・・とヒョン。

ためらうイルジュに、調書に記録される事は無く、刑務所少しでも楽になるよう手を貸す・・・と言いました。

「お前は運搬係だろ?死体を運んでいたら女性社員にばれて偶発的に殺したんだろ?」

そうです・・・とイルジュ。

イルジュは、何が入っているか知らずに、荷物を他の美術品に紛れて運び込むのが彼の仕事。そして他の者が海の真ん中で箱を捨てる。そういう運びとなっていたのです。

ある時、その中に死体が入っているのを知ったイルジュ。死体にある印が書かれているのも知っていました。

最近の死体が部長検事だったことも覚えていました。

イルジュは指示された電話の声しか相手を知りませんでした。

 

そして、ですよ。

警察署でチョン弁護士とすれ違って、声を聞いた時、思わず振り返ったんです。

チョン弁護士も、気づいて振り返っていました。

きゃぁ~っ

パク・ポゴムくんが結構お気に入りの私。これまで冷静で感情をあらわにしないけど、良い人、真面目な人を演じて来てたポゴムくんが、今回は、不気味な役です。これまた良いです

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『君を憶えてる』7話まで

2015-11-18 11:21:21 | 韓国ドラマのエトセトラ
君を憶えてる 韓国ドラマOST (KBS) (韓国盤)
クリエーター情報なし
Universal Music (South Korea)

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ヒョンは、これほどジョンハ犯人説に有力な証拠があるにもかかわらず、ジョンハは無実だと主張していました。

ジアンは、そこまでジョンハに執着する理由を尋ねました。

ヒョンは反対にジアンに聞きました。

「ストーカーだとか言って正体を隠した理由は?」

思い出してくれなかったから・・・とか何とか言いわけし始めたジアンの言葉を遮ってヒョンは言いました。

「違う。君は僕を疑ってるからだ。イ・ジュニョンのような怪物なのか、同じ仲間なのか。」

ジョンハもまたヒョンと同じように、人が自分をどう見るかと言う事にこだわっていました。

「君の目には僕がどう見える?」

ヒョンはジョンハが自分に聞いたようにジアンに問いかけました。

ジアン、答えに困りました。と言う事は、疑っている事を認めた事だ・・・とヒョンは理解しました。

 

調べて行くと浮上してきたのが、イ・ジヌという学生。

ジョンハの友人でした。

あっさりと逮捕されました。でも、何も話さず黙秘を続けるのです。

ヒョンはジヌの母親から話を聞きました。

実は、ジヌの父親はイ・ハンチョルと言う男に殺されたのです。母親は、犯罪被害者だと言う事を息子に背負わせたく無くて、父親の事を一切話してなかったようです。

イ・ハンチョルはジョンハの実父です。

ジョンハは、父親の犯した罪の被害者の息子と言う事で、ジヌの事を気にかけていたようです。勿論、そんな事を話すわけはありません。不良の自分と親しくしてくれるジョンハだけが、ジヌの友達だったようです。

ジヌは、母親が隠し持っていた新聞記事を見て、父親がイ・ハンチョルだと誤解してしまったのです。

そして、ハンチョルに会いに行き、今回の被害者となった男への復讐を計画した・・・。そんな感じです。

ハンチョルは、勘違いしてるのを知った上で、ジヌを利用したってわけです。

そして、ジョンハは、全て知っているからこそ、自分が犯人だとジヌを庇ったのですね。

 

本当の父親はハンチョルに殺された被害者の方だ・・・とヒョンから聞かされたジヌ。

もう、後悔しても遅かったです。全て自分の誤解から生じた事ですから。

 

ジョンハの弁護をヒョンから依頼されたチョン弁護士は、ヒョンがジョンハに執着する理由を聞きました。

「何となく・・・。」

としか答えないヒョン。理由は分からないけど気にかかる・・・という風に答えました。

貸しが出来た・・・とちょっと嬉しそうに言ったら、それを金銭で支払うと言ったヒョン。

また、突っぱねられた感じですよね、チョン弁護士としたら。

 

ジョンハは、一旦回復の兆しを見せたのですが、やはり重症で、危篤に陥りました。

ヒョンがジョンハにプレゼントした絵本がありました。チョン弁護士は幼稚な内容だろ?・・・と言いましたが、ジョンハは、気に入ってると言いました。

『アメリカの先住民の長老が孫に言った。心の中には2匹のオオカミがいる。1匹は悪いオオカミで、妬みや怒り、おごりや嫉妬、劣等感を持っている。もう1匹はいいオオカミで、彼が持っているのは喜びや平和、そして愛と希望と信念だ。2匹は常に心の中で争っている。孫が尋ねた。どっちのオオカミが勝つの?お前が餌を与える方だ』

チョン弁護士がそれを読んであげている時、ヒョンとジアンが来ました。

ジアンは、ヒョンの表情を見て、ジョンハと話がしたいんだな・・・と感じとったようです。

で、チョン弁護士をお茶に誘いました。

 

チョン弁護士は、やはりヒョンがジョンハにこだわる理由が分かりませんでした。

で、ジアンに聞いたのです。

ジアンは分かる気がする・・・と言いましたが、チョン弁護士には話しませんでした。

ジョンハも、ヒョンも、自分を疑っているのです。自分の中に犯罪者のDNAがあるのでは?・・・と。それがどんな気分なのか、二人にしか分からないでしょう。

 

「父のようになるのが怖かったんです。努力しました。いつも努力して努力して・・・努力しました。」

ジョンハはそう言って、その気持ちをヒョンが理解してくれたのを感じとったのか、うっすら笑いました。

そして、息を引き取ったのです。

 

ジアンは、ヒョンの事が心配で悶々としていました。

ジョンハと同じように自分自身を疑い続けているヒョンが・・・。

ジアンとすると、ヒョンを疑い怪しむことでこれまでの人生をしっかりと生きて来れました。ヒョンの傍で過ごすことで、今では、その疑いも消えています。

でも、ヒョンはまだ自分自身を疑い続けると言う苦しみの中にいるのです。

 

物事をハッキリとさせたいタイプのジアンは、ヒョンを呼び出しました。

「あなたは嫌な奴だし、ムカつく。でも、怪物とは思わない。イ・ジュニョンの仲間じゃない。」

と、ジアンは言いました。

「近くで見たあなたは、少し変わってるだけ。最低なところもあるけど怪物じゃない。だから、自分のことをそんな風に思わないで。」

「今こそ、パートナーになろう。」

ジアンは、手を差し出しました。子供の頃、同じセリフを言った事がありました。

じっとしてるヒョンの手をとったジアン。しっかりと握手しました。

ちょっと唖然とした感じのヒョン。でも、決して悪い気分じゃ無さそうです。

成り行きで映画なんかどー?・・・と言うジアンの誘いを断りませんでした。ただ、今日は用事があるから、明日・・・と。

 

ヒョンはジョンハの父ハンチョルが許せませんでした。

面会に行きました。

「自分の息子がどう生きて来たと?」

と、ヒョン。

ハンチョルは、息子の名前が出た途端、それまでの反抗的な態度が消えました。

ヒョンは、どれほどジョンハが犯罪者の父親のようにならないために努力を重ねて来たかを語りました。

「たった18年の人生を不安と闘いながら死んだんだ。」

「あんたが利用したジヌを止めようとして刺され、あんたの息子は死んだ。」

死亡診断書を見せました。

散々罪を犯していながら、全然反省の色を見せなかったハンチョル。流石にこの事実には愕然とし、悲痛な泣き声を挙げました。

 

翌日、映画に行く日。

デートのようにジアンは可愛い洋服なんぞを着てましたが、我に返りました。

デートじゃなかった・・・

結局、いつものようなスポーティな姿で出かけました。

ところが、見ようとしていた映画は、ヒョンの好みじゃないと察し、結局、自分が生きたい遊園地に。

長年ストーカーだったジアンは、ヒョンの好みや行動を熟知していたんです。

 

ところが、行った遊園地は、既に廃業してて。

そこは、ジアンが父と行った来た所でした。

誰もいない園内で、二人はそれなりに楽しみました。イマイチ気が乗らない様子のヒョンも、帰るとは言いませんでしたしね。ツーショット写真も撮っちゃったし

ふいに、ジアンの頭を撫でたヒョン。

「これまで君も大変だったな。暴力的で馬鹿で強く成長したな。たくさん苦労したろ。」

犯罪者の娘と言われて・・・と言う意味ですね。

「大変だったわ。」

そうつぶやいたジアン。嬉しそうでした。そんな事言われた事なかったんでしょうね。

なんとな~く浮ついた気分になりましたね。

 

ところが、そんな気持ちを醒ますようなヒョンからの電話。

「イ法医官が作成した剖検報告書が見たい。手書きのモノがいい。」

ヒョンはイ法医官のことが気になっていたのです。やっぱり。

もう一つ、気になった事がありました。

遊園地でジアンといた時、何者かが自分たちのことを見張っていたのに気がついたのです。後を追ったんですが、逃げられてしまいました。その目的が何なのか、気になっていたのです。

 

それは、すぐに分かりました。

チョン弁護士が、依頼していたんです。ヒョンのことか、ジアンのことが、或いは二人ともの動向を調べるように。

それは、中国で収監されているヤン・スンフンの依頼でもありました。

でも、ヤン・スンフンの依頼がなくても、自分の何かの目的のために、行動を把握しようとしてるみたいですね。

 

ヒョンはナ社長に、内偵してもらいたい・・・と、特殊犯罪捜査チームのメンバーとイ法医官、チョン弁護士の写真を渡しました。

最低一人は殺人者かもしれない・・・と言ったら、嫌がっていたナ社長も、興味が湧いて来たみたい。

 

ジアンに危険が迫りました。これも、チョン弁護士の指図みたいなんですが。

ある日スーパーでチョン弁護士と会ったジアン。

それだけで終わる筈だったんですが、偶然ジアンの車が故障。家まで送ってもらうことになったんです。もち、偶然じゃありませんよね、全て。

で、家に着いて、ドアを開けた途端、ジアンの後ろに立つ一人の男

 

その頃、ヒョンのところには、差し出し人不明の手紙が一通。

中に入っていたのは、車の絵に赤い絵の具が散ってるカード。以前、部長検事が消えた現場に残されていたのと同じようなカードです。

その意味は

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『Mr.Back 人生を2度生きる男』完観

2015-11-18 00:16:21 | 韓国ドラマのエトセトラ

                               

レビュー一覧は、こちらから。

 

時間は1日前に戻ります。

シニョンは、準備していました。自分が居なくなった後の為に。

皆にカードを書いていました。写真立ての写真を、デハンとのツーショット写真に変え、キャンプの時の写真も加え・・・。

 

クリスマスには、ハスが企画したイベントが開かれる事になっていました。

必ず行くと約束したシニョン。

クリスマスプレゼントをハスに渡しに行ったら、ハスもプレゼントを用意してくれていました。

初めてハスが作った背広でした。ちゃんとネームが入ってます。『チェ・シニョン』・・・と。

その背広を着て、シニョンはベッドに横になったのです。

 

ハスは、その時のシニョンの様子が気になっていました。

で、プレゼントを開けてみると、カードが入っていました。

『悲しい思いをさせてごめん。約束をまもれなくてごめん。愛してしまってごめん』

 

慌てて連絡を取ろうとしましたが、電話に出ません。

急いで家まで駆け付けました。

でも、部屋のドアには鍵がかかってて開きません。

デハンが合鍵で開けて部屋に飛び込んだ時、既にシニョンの姿はありませんでした。

 

シニョンは老人の姿に戻っていました。

 

デハンとソン運転手には、事実を告げました。

生きていた事に、デハンもソン運転手も喜びました。でも、このままでは死んでしまいます。

病院に行こう・・・とデハンとソン運転手は言いました。

明日のイベントが終わったら・・・とシニョンは、いえ、ゴボンは言いました。

 

その姿でイベント会場に現れる事は出来ません。ゴボンは死んだことになっているのですから。

遠くから息子デハンの晴れ姿を見、ハスの姿を見たゴボン。

一人で屋上に座っていました。時を待ってると言う感じ。

 

ハスは、いろんな事を思い返し、一つの結論に達しましいた。シニョン=ゴボンだと。

・・・すごいよね、そういう発想は生まれないと思うけどね、普通は。

 

で、思い出の場所をあれこれ探しまわった挙句、見つけましたよ。

ゴボンの姿で呆然とした様子で座っているのを。

 

ハスの目には、シニョンにしか見えないと言いました。

忘れたくない、諦めたくない・・・とハス。

ゴボンの手をとり、額にそっとkissした時、ゴボンの姿が消えました。

 

そのまま、シニョン・・・ゴボンは死んだのか生きているのか、とにかく行方不明になってしまったようです。

でもね、1年後、ソン運転手が見つけたのです。

 

シニョンの姿になっていました。

でも、記憶を失って発見されたんだそうです。クリスマスの日に・・・。

 

デハンは兄シニョンとして受け入れると言いました。

記憶は戻っていませんが、シニョンはハスと再会しました。

この時のシニョンの表情が、流石・・・です。

これまでの“ゴボンの意識のシニョン”ではなく、“純粋にシニョン”なんですね。

だから、年相応の表情。だから、素敵に見えます。シン・ハギュンssi、普通の表情すると、とっても素敵なんですわ。

目が違う・・・。別人に思えます。

やっぱり、これまでのシニョンは、表面青年、内面老人だったんです。

演じ分けるシン・ハギュンssiが凄いと改めて思いました。

 

ところで、イゴンは、自業自得って感じで、逮捕されました。容疑は・・・まぁ、業務上横領だったか何だったか。

策におぼれて、墓穴を掘ったという感じですね。

まぁ、こちらの方は、無理やりにまとめたという感じアリアリです。

 

デハンとホン室長がになってましたね。

この作品、やっぱりカップルの配役がちょいと・・・と思うのですが、如何ざんしょ。

デハンとホン室長も、姉と弟としか見えないし・・・。

ただ、最後の最後までシニョン&ハスのカップルも似合わないと思っていたのですが、ラスト、記憶を失くして老人の意識の無いシニョン&ハスは案外お似合いなのかも・・・と思えました。

とにかくとにかく完観です。

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