レビュー一覧は、こちらから。
ユチャンは、南海からの帰り、ボラに翌日から出勤するよう言いました。
てっきり首だと思っていたボラ。
驚きました。嬉しい気持ちもあったでしょうが、やはり少し戸惑っている感じでした。
もう一つユチャンは言いました。
自分の恋人はテラだから、何も期待するな・・・ということです。
勿論、ボラも良く分かっています。
そこに、テラから連絡が入りました。ミン・テジュの負傷の一件です。
幸い、テジュは足の負傷だけで、その他の怪我はありませんでした。
落ちたショックで脳しんとうを起こしたようです。皆、ほっとしました。
侵入した犯人は、分からずじまいでした。顔を見たと思われたテジュも、社員じゃ無かったとしかいいませんでした。
何も被害は無かったから、警察沙汰にする必要は無いと。会社のイメージを損なう事にもなりかねませんしね。
ミン・テジュは南海にボラと一緒に行ったことをユチャンに確認しました。
ユチャンは正直に認め、キム・ブノンを見送りに行って来たと話しました。
ボラを好きなのかと問われたユチャン。
「そうじゃない。責任を感じてほうっておけなかっただけだ。」
と、ユチャンは答えました。責任と言う言葉、ミン・テジュにも覚えがありました。彼も最初は責任感から来る感情だと思っていましたからね。
「俺はボラさんが好きだ。」
ミン・テジュが言いました。本気だ・・・と。
「もしお前がボラさんを好きなら、身を引く。今なら間に合うから。」
一瞬、驚いたような表情を浮かべたユチャンですが、すぐに言いました。あいつと上手くやれ・・・と。
ボラがミン・テジュのお見舞いに来ました。
ネクストインに復帰することになったと報告すると、ミン・テジュは複雑そうな表情を浮かべました。
彼はボラに復帰してほしくなかったのです。このまま、ユチャンの近くでいると、ボラが傷つくのが予想できたからです。ボラがユチャンを好きだと言う事に気づいているんですね。
「好きになってくださってありがとうございます。でも、私は今のままが良いです。」
ボラは正直に言いました。
あまりにも直球な言葉に、思わずミン・テジュは苦笑してしまいました。
「イ社長が好き?」
そう聞かれたボラは、即答しました。はい・・・と。
でも、復帰した理由はユチャンじゃないと。
「分かった。僕は足長おじさんでいるよ。」
なんて優しくて心の広い人なんでしょう。テラも、一見意地悪そうに見えるけど、真っ直ぐで正義感あふれる女性ですよね。素敵な兄妹です。
犯人は、以前ネクストインを首になったコチーム長でした。
彼はその後、ミン・テジュの紹介でテサングループに入っていました。
彼の顔を見たのに、何故通報しないのか、気になってやってきたのです。
被害は無かったし、顔を見られたからもうやらないと思ったから・・・とミン・テジュは答えました。そして、コチーム長の行動がテサンの命令だった事にも気付いていましたからね。
コチーム長は、改めてミン・テジュに恩義を感じたようです。
テラは、イ・ドンハがパク・スギョル作家に売った絵を取り戻しに行きました。
勿論、力ずく・・・なんて事はせず、穏便に済ませようとしました。大金を払って買い戻そうとしたのです。
当然、パク・スギョル作家は、自分の作品だと言い張りました。認めたら彼の作家生命を脅かすことになりますからね。
個展を開いてるギャラリーの館長の女性は、何も知らなかったようですね。
でも、パク・スギョル作家の態度とテラの様子を見て、テラの話が事実だと察したようです。
彼女も事を荒立てることは良く無いと察し、テラの話に乗ると言いました。ただ、値段を5倍に釣りあげましたよ。
それでもテラは了承しました。
黙って話を聞いていたイ・ドンハは、その金額を聞いて、立ち上がり、自分の絵ではないと言いました。そんな大金を払って買い戻す価値は無いと思ったのです。テラに負担をかけるのも嫌だったのでしょう。
その言葉を聞いて、鬼の首でも取ったかのように、パク・スギョル作家は、急に強気に出始めましたよ。
出て行ってしまったイ・ドンハの後を追ったテラ。
ドンハは、テラが自分にプライドを守るためだけに大金を払おうとしていると叫びました。
でも、テラはこのまま引く気にはなりませんでした。
ドンハの絵じゃないなら、あれは誰の絵でもないわ、だとしたら、捨てる・・・とテラ。
そして、引き返すなり、飾られていたドンハの絵・・・彼女が買い取ると言った絵を、カッターで切り裂いたのです。
ドンハは唖然としました。
テラの真っ直ぐな正義感と度胸に圧倒された感じです。
カッターで手を怪我してしまったテラ。その傷に、ドンハは薬をつけてあげました。
「人の物は奪うな。それは欲だ。自分のものは守れ。それは欲じゃなく正義だ。」
幼い頃から、父親にそう言われて来たとテラは言いました。なるほど・・・。思わず良い言葉だと思ってしまいましたよ、あたくし
父親って?・・・とドンハ。
「テサングループのミン会長。」
思った以上に凄い人だとドンハは思いました。
「最初のイメージとは違ったな。天使のようだったんだ。」
ドンハが言いました。
実は、ドンハとテラは6年前、済州島で会っていたのです。
パク・スギョル作家の個展でした。
キム・ブノンを描いた絵・・・実はあの絵もドンハが描いたモノだったのです。彼が初めてパク・スギョル作家に売った絵でした。
自分の名前じゃないけど、飾られてあるのを見るのは、彼にとって嬉しいことだったようです。
その絵を見つめている時、テラが声をかけてきたのです。
「見る目があるわね。正直、パク・スギョル作家の作品の中で良いのはこれだけ。」
ドンハは、本当に嬉しかったのです。
そして二度目が、1か月前ソウルの街かどで似顔絵を描いている時だったのです。
自分の絵を認めてくれた唯一の人があなたです・・・とドンハ。しかも、2回も・・・と。
二度目までは“縁”で、三度目になったら“運命”だと思っていると。
ユチャンはビッグファイルの社内プレゼンの原稿をボラに作らせていました。
人に好感を持たれるのは、ボラの方だと思ったからです。
仲良く仕事をしているのを、偶然会社に来たテラが見てしまいました。会社を辞めたと思っていたボラがいる事に、気分が悪い思いがしました。
元々、ユチャンが、恋人の自分じゃなく、ボラの顔を認識している事に気分を害していましたからね。
だから、ユチャンに、ボラを辞めさせるか、他の部署に移してほしいと言いましたよ。
それが嫉妬から来る言葉だと、流石のユチャンも気が付きました。だから、不安がる事は無いと言いましたが・・・ねぇ。不安でしょうよ、女性なら。
テラは、手の傷にすら気づいてくれないことが寂しく悲しい思いでした。
だけど、寂しいとは言えないテラなんです。
テラは、ドハンと専属契約を結ぼうと考えました。
で、ギャラリーの社長と画家として手を組むことを提案しました。
アトリエを用意し、必要な費用は全てテラがもち、10年間の間、ドンハの作品を売らずに展示しておきたいと。
魅力的な奴隷契約ですね・・・とドンハは言いました。
流石に、揺れたドンハでした。
でもね、自由でいたいと言う気持ちが強かった彼は、テラが席を外した隙に姿を消してしまったのです。
出て行く直前に、一度コイントスをしました。
やっぱり迷いますよね。だから、コイントスの結果に従おうと考えたのでしょう。
でもそれは自由でいると言う結果に終わったようです。
理事へのビッグファイルの説明会が開かれました。
ユチャンは分かりやすい説明をしました。
でも、理事たちの反対は変わりませんでした。
ユチャンは、理事たちの反対を押し切っても進めようとしました。資金は自分の持ち株を売ってでも作る・・・と言います。
無茶ですよね。社長でいられなくなりますよ。
ミン・テジュが説得しようとしましたが、聞く耳を持たず、出て行ってしまいました。
ナム理事は、危機を回避するには、社長を代えるしかない・・・とミン・テジュに言いました。以前から、ミン・テジュが社長になった方が良いのではと言い続けていましたしね。
ボラは、心配でした。
ここまでみんなで協力して作り上げてきたビッグファイルが中止になってしまいそうだからです。
とぼとぼと家に帰ると、ユチャンが待っていました。
不安で泣きだしたボラを、ユチャンはそっと抱きしめました。
それを、ミン・テジュが見ちゃった~っ
ネクストインの顧客情報が突然流出しました。
ユチャンたちが必死に止めようとしても、どうしようもありません。
どうも、ミン・テジュの仕業の様ですよ・・・。
ユチャンが自分から離れて勝手に動き始めたのが我慢ならなかったのか。或いは、ボラの事があるからか。
潰れるのは社長だけだから・・・とナム理事に言いました。それを望んでいたんじゃ?・・・と。
あいやぁ~っ、ミン・テジュが変わっちゃう
レビュー一覧は、こちらから。
もしかしたら、演技と言うモノは、泣く事より笑う事の方が難しいのでしょうか。
爆笑、心からの笑顔や笑い声、悲しみも含んだ自嘲気味の笑顔、思わずこぼれてしまう笑み・・・etc.笑顔にもそのシーンによって様々なタイプがあります。
それを自然に表現できる俳優さんが素晴らしいと思うようになりました。
演じてる感を見せないで、自然に自然に・・・。
余談ついでに、最近とみに感じるようになったことを少し。
映画、TVドラマ、舞台という演じる場の違いで、その演じ方は本当に違うんだと実感しています。今更ですが・・・。
TVドラマでまるで舞台での様な演じ方を見ると、やはり物凄く大仰に感じますし、違和感を覚えます。
まるで、‘私はこの役になりきっているの、分かるよね?’とでも言ってるかのように、一生懸命感、必死感が前面に押し出されているように感じるのです。
いやいや・・・そこまで力入れなくてもと言いたくなる事も。
舞台や映画では良いかもしれませんが、TVでは・・・ねぇ。
演じ方は、作品の内容は勿論、演じる場で変えてほしいと、思う次第です。上から目線で済みません
本題に入ります。
ビッグファイルのプログラムは、ユチャンの頑張りで完成を間近にしていました。
そんな時、ミン・テジュは、ユチャンを伴ってテサン電子との事業提携の会合に行きました。
ところが、テサン電子側は、完全に上から目線で、会長直々の指示だから仕方なく提携すると言うし、おまけに契約書に今回のプログラムの著作権はテサン電子側が持つ等と言う項目を勝手に付け加えてくる始末。
本当は提携などしたくないユチャン。でも、資金等の事を考えると、やはり仕方がないかと無理やり納得したわけですが、この一件は受け入れられるモノではありませんでした。
契約書を料理の上に叩きつけ、契約の白紙撤回を宣言しました。
「大会社なのは分かっているが、この分野ではうちの方が優位です。技術力ではなく企業買収で成長したような、あんたたちの会社は、もう潰れ始めてる。共倒れする気はない。」
だからと言って、何か方策があるわけではありません。
旅行先で仕上げるから、3日くれ・・・と言って、出て行きました。
ミン・テジュは、流石に不満がこみ上げて来ました。彼が不仲な父親に跪いて頼みこんだ話ですからね。自分の苦労も知らず・・・という気持ちだったでしょう。
でも、ユチャンは、気づいていました。ミン・テジュが意志を曲げて父親に頼みこんだことを。
その行動が、ユチャンには我慢できなかったのです。
実はユチャン、テラと旅行する約束をしていました。
行き先はハワイ。
でも、それをキャンセルするという連絡をテラにしました。
普通なら、怒っても良さそうなところを、テラは良家の子女という育ちの所為か、感情を表に出さないよう躾けられた所為か、或いは、ユチャンの性格を把握している所為か、怒る事も無く納得しました。
まぁね、行き先が南海だとユチャンが言ったからかもしれません。
キム・ブノンの事を整理するつもりだと察したのでしょう。
南海には、ボラと一緒に行きました。
ボラから、キム・ブノンの最期を聞きたかったのでしょう。
道中、ボラは、自分が知ってるブノンの話をしました。
ブノンは、ボラにガンが末期だとは言わなかったこと。予約投稿されたメールがボラに届いた時、既にブノンは亡くなった後だったこと。
ブノンは、ユチャンを愛しているからこそ、自分の所為でユチャンの夢の邪魔をしたくなかったのだということ。
愛していたからこそ、一人で静かに消えてしまいたいと思っていたこと・・・等々。
ブノンの遺灰をボラに渡してくれたのは、ユチャンの友人の神父ミカエルでした。あれ?ミカエルは亡くなったのがユチャンの愛する人だと知らなかったの
6年前、南海にブノンを探しに行った時、偶然ボラの実家の民宿を訪ねて行き、ボラと会っていたことをユチャンは思い出しました。
その夜、ボラの実家に泊まったユチャンは、海辺でお酒を飲み過ぎて寝込んでしまい、満ち潮に飲まれそうになったところを、助けてくれたのも、ボラだと知りました。
遺灰は、ブノンの希望で、船で1時間ほど行った陸地の見えない海に撒いた・・・とボラは言いました。
ユチャンは、その場所に行きたいと言いました。
当時と同じように、ボラ父が船を出してくれることになり、結局ユチャンはボラの実家の民宿に泊まることになりました。
でも、結局、天候が悪く、船を出すことは出来ませんでした。
仕事はその間も続けていました。
そして、とうとう、プログラムが完成。
ところが、ボラが指摘したのです。ネクストインの社員のようなPCの専門家ばかりがそれを扱うわけではないと。ボラをはじめとした、素人が扱うモノなんだから、もっと標準的なレベルのものじゃないと、使えない・・・とね。
その言葉でユチャンは気付きました。
重要なのは、製作者ではなく、使用する人たちだ・・・と。
作ったプログラムを削除し、新たなモノを作り上げたのです。
ボラの祖母のようなド素人でも使えるモノを。
ミン・テジュはテラからユチャンの旅先が南海だと聞いて不安になりました。
ボラの実家があると知っていたからです。
電話しました。でも、ボラは出ません。
メールをしました。
どこにいる?・・・南海です。
ユチャンと一緒?・・・はい。
ショックでした。
ユチャンはボラに聞きました。
何故僕の前に現れた?ブノンと秘密にすると約束していたのに・・・と。
「私を覚えていないと思ったし、とにかくあの時は就職したかったから。」
とボラは答えました。
「僕の事を前から好きだったんだろ?」
「ブノンさんが好きだったから。社長のことをよく知りもしないのに・・・。」
よく知った今は?・・・とユチャン。
「好きです。イ・ユチャンだから。」
どうしようもありません、自分の気持ちですから。社長は何も気にしないでください。それぞれが気持ちを大切にするだけですから・・・とボラ。
「ブノンさんは言っていました、自分の死が誰かの重荷になるのなら忘れてほしい・・・と。誰もが愛する人の重荷には成りたくない筈です。」
ユチャンは、ブノンを描いた絵を海に捨て、泣きました。ブノンをやっと見送る事ができたようです。
そして彼自身も少し楽になったようです。
テラはある日、知り合いが経営するギャラリーに行きました。
パク・スギョル作家が個展を開いていたのです。
そこで、思いがけない絵を見ました。
画風が変わったのかと思いながら見つめていて、気付きました。イ・ドンハの絵に間違いない・・・と。
すぐにドンハに連絡しようとしました。
でも無視されてしまいました。
だから、会いに行きました。そこで、問い詰めたのです。
いくらで自分の才能を売ったのか・・・と。プライドは無いのかと。
ドンハだって長い時間をかけて描いて来た自分の作品を安売りするつもりなんて無かったのです。だけど、以前、テラが絵を買うと言ったっきり、約束の日に現れなかったことで、失望してしまったわけです。
テラが認めてくれたことが、人生最高の喜びだっただけに、その落胆は大きかったのでしょう。
自棄になったのかな?
ドンハから約束を守らなかった事を指摘されたテラ。その瞬間、自分の所為だったと気付きました。
テラは決心しました。
何としても、ドンハの絵と名前を取り戻してやると。
そこまでの才能が価値がドンハの絵にはあると、テラは信じていたのです。
ドンハは、自分のためにそこまでの決心をするテラを、信じられないように見つめました。
事件が起りました。
会社に所用ででかけたミン・テジュが、ユチャンの部屋に潜む何者かを発見したのです。
格闘となった挙句に、ミン・テジュは階段から転落しちゃったーっ