レビュー一覧は、こちらから。
ソヨンは井戸の底で倒れている哲宗を発見。人を呼んで来ようとしました。
しかし、哲宗が誰にも言うなと言うので、仕方なく一人で助け上げることに。
これがねぇ、また笑えるんですよ。
哲宗を背中に縛り付けて、梯子を上るんですもん

いくら魂が男でも、肉体は女性ですからね。そりゃぁ、必死です

助け上げたものの、哲宗はまた悪夢を見ているようにうなされ続けます。
誰かを呼ぼうとしたら、哲宗はソヨンを抱きしめました。最初はファジンだと思ったようですが、抱きしめたのは相手がソヨンだと見極めた後。
ソヨンだから抱きしめたのかもしれません。
身動きがとれなくなってしまい、ソヨンも結局そのまま眠り込んでしまいました。
ファジンも悪夢を見ていました。これは罪悪感のせいかもしれません。
哲宗が井戸の底で会ったのはソヨンなのに、ファジンだと誤解している事を黙ったままですからね。
その誤解が、哲宗の心を惹くきっかけとなってるのは確かでしょうしね。
でも、もうその自責の念から解かれたい一心で、ファジンは真実を哲宗に打ち明けようと決心しました。
そして、ソヨンの実家に会いに行ったのですが、生憎お出かけ中でした。
で、待たせてもらったのかしら?その間に井戸の中に隠されていたソヨン父の帳簿を発見し、持ち帰っていたのです。
全てがファジンにとってラッキーに働いています。
ソヨン本人の記憶が戻っているソヨン・・・ああややこしい
9年前の井戸の一件も思い出していました。
優しそうな娘想いの父親の様に見えるけど、実は娘を道具として扱っていると思いました。そして、自分を殺そうとした相手の娘を妻として迎えた哲宗も哀れに思いました。
王宮に戻るなり、ソヨンは側室選びを開始。
と同時に、現代でボンファンを陥れたハン秘書室長の先祖の家系図を調べはじめました。こちらは復讐ですな。
そして、以前のぶっ飛んだ王妃の姿から一変、ソヨンの記憶を持ちボンファンの魂を持った完璧な王妃の姿を見せたのです。もち、大王大妃たちに対してだけですけどね。親しい人たちには、それまでと同じ自由奔放で怖いものなしのソヨンを見せています。
でもま、大王大妃はほっとしました。
で、すぐに自分の食事を作るよう命じました。
マンボクはどーにかしてソヨンのレシピを教わろうとしました。
しかし、ソヨンは調理長であるマンボクに下働きをさせるだけで教えてあげようとしません。
だから、ソヨンの動きを見て必死にメモを取るマンボクでした。ああ見えて真面目です。
人が違ったように丁寧な言動をするソヨンに、哲宗は驚きました。
でもね、普通とは違うソヨンに慣れてきている哲宗は、却って怖いんですよね、その普通が
今まで通りにしてくれと言いました。
ソヨンは、哲宗にどんな女性が好みか聞きました。側室選びの参考にするためです。
既に、食事でとり込んだ大王大妃からは許可を得ています。
断るかと思った哲宗が、嬉しそうにソヨンの手を取り、賛成しました。
その笑顔についぽ~っ
となってしまったソヨンでした。
哲宗が賛成したのは理由がありました。
キム氏一族に対抗できる家門を持つ側室を集めようと考えたのです。
この様子をファジンが見ていました。
ファジンは哲宗が王宮に戻ったと聞き、帳簿を持って会いに来たのです。
すぐにでも自分の所に来てくれるかと思っていたのに、ソヨンと一緒で、しかも以前とは違って親しげです。
少なからずショックを受けたようで、そのまま引き返しました。
永平君は町でファジンからオウォルが貰ったノリゲを見つけました。
女官の服装をした若い女性が売りに来たと聞きました。
女官の似顔絵を描いてもらうことにしました。
今、オウォルの証言が必要なのです。哲宗がソヨンの実家で出くわした仮面をつけた男の素性を探っているのです。
顔に傷があったと哲宗が言っていましたが、その男がオウォルを拉致した男と同一人物だと思えたからです。
ビョンインは禁衛営の兵の名簿を調査していました。
すると、やはり名簿には手が加えられていると分かりました。新しく作ったのではなく、死んだ者や失踪した者の戸籍を利用していると。
かなり精巧に偽造しているとか。
ここまでするには、絶対に何かを企んでいるとビョンインは思いました。
ファジンは哲宗を呼び出すことにしました。
で、手紙をお付きのコ尚宮に持たせました。大事なものを渡したいと言う内容です。
しかし、このコ尚宮には大妃の息がかかっています。
手紙は大妃にまず届けられました。
その後、手紙はコ尚宮から哲宗に届けられましたが、タイミングが悪くてすぐにチェックすることが出来ませんでした。
会議が長引いたし、大妃が特に用も無いのにやってきたりして、更に遅くなりました。
ファジンは約束の場所で待ち続けましたが、結局、哲宗とは会えず、帳簿を渡すことも出来ませんでした。
哲宗が行った時には、ファジンの姿はありませんでした。
哲宗はすぐにファジンの元を訪ねました。遅くなったことを詫びました。
しかし、ファジンは嫉妬もあって、気分を害していました。
側室選びに賛成したと聞くと、更に機嫌が悪くなりました。
キム氏一族に対抗するための勢力を得ようと言う理由を聞いても冷静には考えられなかったようです。
全てがソヨンの企み、自分と哲宗を裂くための計略だと思えたのです。
「王妃様に好意を?」
と、聞きました。
哲宗は違うとは答えられませんでした。ただ、
「私は王妃を想ってはならない。」
とだけ。と言う事は、想っているということですよね。
結局、ファジンは哲宗に名簿を渡しませんでした。
ビョンインがソヨンの所にやって来ました。
倒れる前に何か変わった事や気が付いたことは無いかと尋ねました。
ビョンインは、ソヨンと哲宗の
シーンを目撃して以来、辛い時間を過ごしていました。諦めようと何度も思ったけど、更に想いは募るばかりの様です。
ビョンインは、妓楼に行った時に襲ってきたのは哲宗の手の者かもしれないと思い切って話しました。今まで黙っていたのはソヨンを傷つけたくなかったからなのですが・・・。
ソヨンが既に知っていて、哲宗との間で話がついていると聞いて、ビョンインの方が傷ついてしまいました。
驚いて、それを知っても哲宗への想いは変わらないのですかと聞きました。
「恋情?」
と、ソヨン。
そんなことある筈無いと必死に言いました。死ぬほど嫌だけど、仕方なく仲良くしてるだけだと。
それならなぜ
・・・とビョンイン。
分かるよ~、ビョンイン。仕方なく・・・とは思えない
さ加減だったもんね

でもね、ビョンインは純粋です。一族のために耐えていると思い込んじゃったよ。
で、父キム・ジャグンの許しも得ず、動いちゃった。腹に据えかねたってことですね。
大王大妃に、哲宗の隠している本当の姿を報告したのです。
帳簿が消えた事に気づいたソヨン父。
慌ててキム・ジャグンの元を訪ねて行きました。
高価な手土産なんぞを持って行きまして、それとなく変化の有無を確認しようとしたのです。
が、敏いジャグンは何かあったなと勘づきましたよ。帳簿を失くしたんだな・・・と。
この二人、手を組んでいるのだとばかり思ってましたが、この時の様子を見るとそうでもないと言う感じです。
宮中の井戸から女官の服を着た遺体が見つかりました。
大妃の指示です。
人相は分かりませんでしたが、オウォルだと思われました。勿論別人です。
ファジンは怒りを抑えられません。
大王大妃が哲宗に会いに来ました。
「私は王様の幸せを願っています。王様は辛い時期を過ごしました。もうお忘れですか?現実に感謝し大人しくていれば己を含め皆が無事でいられるのに。何故大人しく出来ぬのかしら。大人しくするのです、王様。」
はい、大王大妃様と、哲宗は答えました。
またその夜悪夢を見ました。
がんじがらめに縛られた自分を、大臣たちがあざ笑っている夢です。自分を縛っている綱を握っているのは、大王大妃でした。
自分は大王大妃の操り人形なのです。
飛び起きた哲宗。
眠れないまま、書き始めました。王妃の言葉集です。辞典ですね。
ソヨンの使う聞いた事のない言葉を書き、その意味を記して行きました。
心が落ち着き、楽しくなる哲宗。一時でも苦しみを忘れることが出来ました。

人気ブログランキング