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トン・べクとソンミが突然自宅にやって来たのを、チン・ジェギュは予想していたと言いました。
トン・べクと会う夢を見たと。
ソンミは、連続殺人事件の捜査において、あらゆる状況がチン・ジェギュを容疑者だと示していると言いました。
記憶をスキャンすれば疑いは晴れるとソンミは言いましたが、チン・ジェギュは拒否。
その答えを聞いて、ソンミは懐から家宅捜索令状を出し、チン・ジェギュに見せました。既に準備していたんですね。2人だけで来たわけじゃなかったのです。
ソンミの合図とともに、捜査員が集まりました。
チン・ジェギュは拒否しませんでした。
ところが、目ぼしいモノは、何も見つからないのです。
っていうか・・・。灯りつけようよ、薄暗くて捜索なんて出来ないと思うんだけど・・・。
殺人の道具を捨てるようなタイプじゃないとソンミは見ていました。
絶対に集めている、戦利品のように・・・と。
トン・べクが大きな煙突に目を付けました。暖炉の煙突です。
通常は1階にある暖炉が、この家には2階にあるのです。
暖炉は使った形跡がありませんでした。
潜って見つけた部屋。そこには祭壇があって、大量の骨が。
「殺人は続きます。あと3人死ぬでしょう。」
突然チン・ジェギュが言いました。
ソンミは隠し部屋の大量の骨を証拠として、ただちに彼を逮捕しました。
逆らう事はありませんでした。
取調室に入れられたチン・ジェギュが話した言葉はただ一つ、トン・べクを呼べということ。
キレ易いトン・べクですので、暴れられない様にトン・べクは自分の手に手錠をしてチン・ジェギュと向かい合いました。
へらへらと笑うチン・ジェギュ。
トン・べクの質問にきちんと答えることはありません。
『執行者』と言う言葉を出し、トン・べクの優位に立とうとしました。そして自分は預言者だと言い出しました。
「知りたいだろ。死にそうな女性がお前の母親なのか。」
何かが憑依したように体を震わせながら呟くチン・ジェギュ。
お前のせいで死んだ、お前が怒りを買ったと、続けました。
殺人は続く。あと3人。晦日月までにと、叫ぶチン・ジェギュ。
激怒して我を忘れたトン・べクが掴みかかろうとしましたが、取り押さえられました。
そして、大量に見つかった骨は、全て動物のモノだと言う鑑定結果が知らされたのです。
釈放するしかありませんでした。
警察署を出て行く時、チン・ジェギュがトン・べクとソンミに言いました。
2人の女性が殺し合いをしている・・・と。
それは、先だって石膏で固められて発見された2体の死体の事です。
怨霊が警告してる・・・と言うチン・ジェギュ。今夜殺人が起こると。防いでください、この殺人は刑事さんのせいですから・・・と。
トン・べクは口だけだと言いましたが、ソンミは警戒が必要だと言いました。自分たちより上だと証明しようと考えているに違いないからと。
チン・ジェギュの家を取り囲んで張り込む警察。アリの這い出る隙間も無いくらいで、動きようがないと思えます。
夜が明けました。
チン・ジェギュは動かなかったと思えました。
でもね、殺人は起こっていたのです。
被害者は売春斡旋業者のオ・ヨンタク。
まぁ、自業自得だとも言えますが・・・。
なんと、現場に残されていたカメラに殺人の様子が写されていました。仮面をつけた“執行者”の姿も。
チン・ジェギュの家の温室の管理をしているサンアと言う女性がいます。
サンアの息子ヒョンスをチン・ジェギュは我が子のように可愛がっています。
ジェギュはヒョンスの携帯を勝手に使っていると推察されました。
で、その携帯に盗聴するファイルを入れて、使用状況が分かるようにしました。
実はその携帯、貰い物だけど使わないからとチン・ジェギュがヒョンスにあげたモノだったのです。
チン・ジェギュがヒョンスの携帯から連絡したのはたった一人。放送局のチョ社長だけでした。
そのチョ社長がチン・ジェギュの家にやって来ました。
トン・べクとソンミが直ちにその場に向かいました。
単に情報を提供してもらっただけだと、チョ社長は言いました。
法で裁けない悪人を燃やしてくれるから、執行者は凄いと思う・・・とチョ社長。焼却炉みたいなものだ・・・なんてね。
父親を殺されたソンミの前でよく言いますよね。
もしチン・ジェギュが執行者なら、独占インタビューできるとまで。
あまりの酷い言い様に、トン・べクが怒り、チョ社長の胸倉を掴みました。
その時、チン・ジェギュが言いました。
触るのを止めろ・・・と。
被害者の共通点は、トン・べクが触れた人だ・・・と。
「一人は死んだ。残る二人も順番に・・・。」
トン・べクは自分が触れた人物の一覧を作り、ソンミに渡しました。
自分の名前が無いとソンミが言いましたが、トン・べクは何も言いませんでした。
一斉にマスコミがソンミの事を報道しました。名前は伏せていましたが、“被害者の子が公権力を乱用して報復を企てている”と言う内容です。
ネタ元はチョ社長でしょうね。
さらに全社を挙げて、トン・べクとソンミのネタを掴もうとし始めました。
担当はカン記者。
カン記者は気が進みませんが、どうしようもありませんでした。
ソンミに待機命令が出ました。
何故ですか?とソンミはイ次長に抗議しました。
イ次長はマスコミの攻勢をかわすために、短い時間ソンミを待機させ、その間に検挙できなければ、復帰させると言いました。
でも、今が大事なんだとソンミ。
すると、イ次長は裏で捜査を続けて良いと言いました。
ありがとうございます・・・とソンミ。
イ次長、裏は無いの出来る人物だけど、何も無かったら、チョ・ソンハssiを使う意味がないと思うんですけどね。
でも、やっぱり何かありそう。
ソンミが帰ろうとしたとき、イ次長の携帯が鳴りました。チョ社長からです。
それを確認したソンミが問いました。
「チョ社長と親しいのですけか?」
一度だけ会ったことがあるとイ次長は答えました。それだけの関わりだと言う事です。
ソンミは信じて無さそうです。
ある空き店舗が最近になってチョ社長の息子の名義に変更されている事が分かりました。
調べてみると、地下通路があり、それはチン・ジェギュの家の温室に通じていたのです。
温室の地下室には、これまでの事件で使われたと思われるモノが数多く保管してありました。
チン・ジェギュは殺人が起こると予言して自分を監視させました。それはアリバイを証明するためです。
そして、この通路から外に出て犯行を犯していたと思われました。
チン・ジェギュは既にこの通路から外に出た後でした。
直前に携帯で検索した名前が分かりました。
チェ・プンホンとウ検事です。
残りの2人
すぐに刑事が2人の安否確認に走りました。2人とも無事でした。
ソンミは違和感を感じていました。何か変だと。これでは単純過ぎてつまらないと。
オ・ヨンタクが殺された現場には、何故かインクがまかれていました。
その理由に気が付いたソンミ。
チョ社長だと。
トン・べクはチョ社長にも触れましたからね、ごく最近。
連絡しようとしても、出ません。
既に襲われていたのです。
犯行直後、チョ社長の家から逃げようとしていた犯人の前に、クチーム長とオ刑事が。
2人は、トン・べクに用事を言いつけられていたんです。チョ社長に事情を聞いてくれと。
で、やって来たところに、犯人が飛び込んできたってわけ。
ラッキーです。
ところが・・・。
犯人の体に触れた途端、2人は硬直した様に動けなくなってしまったんです
銃を奪われちゃった