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事故が起こった時のドライブレコーダーを調べたジヒョクとカン刑事。
シードベルトを外したような音が録音されていました。直後に、
「ごめん。あなたを信じられないの。」
と、ナナが言った言葉も。
ナナがベルトを外し、自分の死をもおそれずにテホを殺そうとしたのでは?と、2人は考えました。
ナナに話しを聞きに行きました。
ジヒョクは事故の直前にテホから連絡が入っていたことを話しました。
ナナは、知っていると言いました。
ジヒョクたちに話そうとしていたことは、サンウの2年前の暴行事件についてだと言いました。
事件について自分が証言することでサンウを逮捕させ、ナナをトップの座につかせることが、テホの目的だったとナナは言いました。
録音されていた“ごめん、あなたを信じられない”と言う言葉の意味を問うたジヒョク。
ナナは、テホとヒジュの件を持ち出しました。自分を裏切っていたからだと。
離婚を切り出したのは、ヒジュの事が原因だとナナが言うと、テホはショックを受けてハンドルを切り損ねたんだと、ナナは言いました。
カン刑事は、納得したように一旦引き下がろうとしましたが、ジヒョクは納得できない事を隠しません。
テホのシートベルトが外れていた件を持ちだしました。
誰が外したんですか?と。
「主人です。」
と、ナナは嘘をつきました。
自分が殺したわけじゃないが、自分が問い詰めたことでテホは死を選んだ・・・とナナな言いたげでした。
ジヒョク、全く納得できていません。
チェ法務チーム課長は、ボギョンに釘を刺すのを忘れていませんでした。
事故前のテホの言動は口外禁止だと。万が一情報が外部に漏れたら、内部流通者は解雇されるのは勿論、莫大な賠償金を会社から請求されることになると。
ボギョンはその意味をちゃんと理解しました。
会社では、様々なテホに関する情報の整理が始まっていました。
ボギョンも、PCに入っているデータ等を削除しました。
手帳をチェックしている時、誰かが書いた数字がある事に気が付きました。
カン刑事とジヒョクは、次にミンジを訪ねました。
テホが事故直前に会いに行った事が分かっていましたからね。
しかし、ミンジは会う事を拒否しました。自分の命が危ないからだと。
チェ法務チーム課長はドンジェに面会に行きました。
チェチーム課長もまた、テホの死の真相を探ろうとしているようです。こちらは、自分の身を守るためなんでしょうけどね。
チェチーム課長がテホの死は交通事故だと言っても、ドンジェは信じません。
釈放されたら、自分の命が危ないと分かっています。
自分を刺激しないようにチェチーム課長の後ろ盾に伝えてくれと言ってくれと言いました。
チェチーム課長から、話を聞いたサンウは、そのやり方に物足りなさを感じました。
今更ながら、テホの有能さを感じています。
こんな時こそ、テホが必要なのにとイラつきました。
しかし、今はチェチーム課長しかいません。
飴と鞭の要領で、サンウは、彼にテホの後任を任せると言いました。法務チーム長の座です。
この間、事故の状況から、テホは自殺ではないかと言う見方が広まっていました。
警察にヒジュの事件で濡れ衣を着せられそうになったからと言うのが、大方の観方でした。
有名なインフルエンサーも、この一件を取り上げ、さも警察の取り調べがテホを追い詰めたかのように結論づけました。
強力2チームの面々は、じれったい思いをしました。
ジヒョクは、これもTJの手が回っていると言いました。
テホの浮気問題に世間の視線を向けさせることで、ヒジュ殺人事件から目を逸らせ、テホを自殺とさせることで担当刑事に責任を負わせるのが目的だと。
ジヒョクは一人でナナの母親の家を訪ねました。
テホの行動を調査した時、事故現場に行く前に、その場所に立ち寄っていることが分かったからです。
丁度そこにナナがやって来ました。
ジヒョクが、事故当日もここに来たでしょう?と聞くと、ナナは認めました。
何を話したのかは覚えていないと。
ジヒョクは、当日のテホの足取りを指摘。
ヒジュ殺人事件に関係のあるミンジ、ドンジェに会ったと言う事は、何かを聞いた筈だと言いました。
その後、ここに来たと。
テホはヒジュ殺人事件を調べていて、犯人を教えようと僕たちに連絡したのに、突然事故に遭った・・・と。
どうして最後はあなただったのか・・・とジヒョク。
「犯人を捕まえるために死に物狂いになってる。」
と、ナナはジヒョクに言いました。
そして、自分がヒジュとテホを殺したと?と聞き返しました。
確かに、ヒジュを殺したかったし、あんな女を愛した夫も殺したかったと、ナナ。
ナナは物凄く自信があるんだと、ジヒョクは思いました。
2人を殺した証拠を見つけることはジヒョクにはできないだろうと思っていると。
「自信があるの?」
と、ナナに聞かれ、はいとジヒョクは即答しました。
そのジヒョクの表情を見て、ナナがからかう様な口調で言いました。
「もしかしたら、犯人で間違いないのに、確信してるのに、この目で見たのに逃してしまった経験があるの?」
そして、それが悔しくて刑事になったの?とも。
ジヒョク、一番痛いところを突かれた感じです。いつもの余裕のある笑顔は消えました。
テホの事故のニュースでヒジュとの不倫関係の証拠として、警察に渡した写真が出るのをヒジュ祖父は見ました。
カン刑事たちに渡す時、必要ならば、公開しても構わないと言ったのを後悔しました。
テホの名誉を傷つけてしまい、もしかしたら、それによって離婚することになり、結局死を選んでしまったのではないかと思ったのです。
テホの妻を傷つけてしまう事になったのは自分のせいだと思いました。
なんとしても謝罪しなければと、会社にナナを訪ねて行きました。
丁度ヒジュ祖父を心配して訪ねてきていたウネが同行しました。
ボギョンに連絡し、受付前で待っていると、丁度そこにサンウが通りかかりました。
ナナに謝罪したくて・・・と言うヒジュ祖父を、サンウは面倒くさそうにもう良いと追い払おうとしました。
頭を下げたヒジュ祖父は、サンウの靴に見覚えがありました。
同じ靴を履いて店に来た男が、散々ヒジュの事を蔑んだのですから、忘れる筈ありません。
「一度ウチの店に来たでしょう。」
と、ヒジュ祖父。
サンウと言い争う事態になってしまいました。
サンウの警護員ともみ合いになって転んだヒジュ祖父に、サンウは呟きました。
「だから管理しろと言ったんですよ。あんたの孫は人の家庭を壊した。死んで当然だよ。俺のせいじゃなく、天罰を受けたんだ。」
その様子を見たウネは我慢できなくなって、サンウに怒鳴りました。
「ゴミみたいな人間ね」
ナナは、テホの執務室の私物の整理をチェ法務チーム長に指示しました。
新しく据えた金庫は、業者に頼んで開ける事になりました。
ボギョンは運ばれて行く金庫を見て、気づきました。手帳に書き込まれていた数字が暗証番号かもしれないと。
しかし、自分が関わる事じゃないと、思いました。
そんな時、ウネから連絡があって、ヒジュ祖父が来ると知りました。
フロント前での騒動も見ました。
我慢している場合ではないと思いました。
すぐさま、業者に運ばれそうになっている金庫の元に駆け付けました。
やはり数字は暗証番号でした。
中に入っていたのは、USBメモリでした。
ところが、その様子を、よりによってチェ法務チーム長に見られてしまったのです。
追いかけられたボギョンは、聞こえないふりをしてエレベーターに乗り込みました。
チェ法務チーム長がボギョンを捕まえた時、ナナが現れました。ボギョンが知らせたようです。
チェ法務チーム長の目の前で、メモリはナナに渡されました。
ボギョン、流石警察官の娘。ちゃんと手を打ってありました。
メモリの内容を、ナナに渡す前にコピーしておいたようです。
それを持って、強力2チームに急ぎました。
音声ファイルがありました。
ミンジとテホの会話です。事故の日ですね。
2年前の暴行事件の映像を盾に、娘を取り戻すようヒジュが言ったことをサンウに話してしまったとミンジは語っていました。
激怒したサンウがヒジュを殺すと言ったと。
他に、サンウのPCの中の写真等、ヒジュ殺害を教唆したと疑われても仕方がない証拠もありました。
これで、サンウからチェ法務チーム長に指示が行き、そこからドンジェに殺人を実行させたと言う流れが推察できます。
ピョン刑事とチ刑事が退院して来ました。現場復帰です。
ところが、彼らがもたらしたのは、ドンジェ釈放の知らせ。
広域捜査隊のチャンチーム長が、チェ法務チーム長の指示を受けて、動いたのです。
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