『花様年華～君といた季節～』完観

レビュー一覧は、こちらから。

 

セフンは釈放されました。

老人が、証言を変えたのです。

最初は、犯行に至ったのはセフンの助言があったからで、犯行現場もセフンに教えられたと供述していました。

ところが、老人はここに至って単独の犯行だと供述を変えたのです。

ジェヒョンの話を聞いて、自分だけが被害者だと思っていたのは間違いだったと分かったからでしょう。

勿論、警察はそう甘い所ではありません。

事件についてちゃんと詳細に調べていました。事実関係はちゃんと掴んでいたようです。

しかし、被害者であるジェヒョンが、容疑者の老人の減刑を求めたことから、捜査を中止すると決めたようです。

ジェヒョンから届いた長い嘆願書には、老人の罪についてだけじゃなく、セフンは無関係だということも何度も書いてあったようです。

 

セフンは自分が情けなく思えました。

ジスは、セフンを許すつもりは無かったようです。ヨンミンの父親としても、ちゃんと罪を償って、反省してほしいと思ったからでした。

しかし、ジェヒョンの意向を知り、考えを変えたようですね。

かつてセフンは、一人苦しむジスを支えたいと言ってくれました。そんなセフンに戻ってくれると信じようと思ったのです。

 

セフンは泣きました。

ヨンミンに正直に自分の気持ちを話しました。ジスへの想いも。

そして、ヨンミンは本当はジスと一緒に居たいと思っている事を知っていると言いました。

ジスの傍でジスを笑顔にしてあげてほしいと、ヨンミンに言いました。

「これから恥ずかしくない父親になるよ。」

セフンは柔らかい笑顔で言いました。

ヨンミンも、ほっとしたようです。

 

ジェヒョンもジュンソと話しました。

釣りをしながら、ジェヒョンが聞きました。パパが憎いだろ？と。

「うん。」

と、ジュンソは正直に答えました。

でも、気持ちも分からなくは無いとも。

ジェヒョンは言いました。ジュンソの父親であることには変わりは無いと。

いつもお前の味方だ・・・と。

 

皆がジスの誕生日をサプライズで祝ってくれました。

ジェヒョン、ドンジン、ヨンウ、へジョン、そしてカン秘書も、です。

ジスは、誕生日に母と妹を失くして以来、ずっとお祝いを避けて来ました。ケーキも食べられませんでした。

それを乗り越えさせようと、皆が計画したのです。

ジス、本当に久しぶりにケーキのろうそくを吹き消すことが出来ました。

 

ジェヒョンがプロポーズしました。

昔、２人が逃避行した田舎で。

 

ここで一つ、事実が分かりました。

２人の出会いは、デモの騒動に巻き込まれたジスを、ジェヒョンが助けた時かと思っていたのですが、違いました。

その前に、実は出会っていました。

警官に追われたジェヒョンを、ジスが庇ってくれ、捕まらないで済んだことがあったのです。

その時、ジスはまだ高校生でした。

ジェヒョンはマスクをしていたため、ジスは学生の顔を知りませんでした。

その後、大学生になったジスを見かけたジェヒョンは、声をかけたくても躊躇する日々が続いていました。

そして、あの日、お互いの顔を知ったのです。

 

ジスとジェヒョン、そしてドンジンやセフン、皆それぞれの道を歩み始めました。

ヨンウにも素敵な人との出会いがありました。

 

ハッピーエンドです。

 

学生時代のジスとジェヒョンの映像がとても綺麗でした。

勿論、ユ・ジテssiは相変わらずカッコ良いし、イ・ボヨンさんも綺麗ですよ。

エピソードとすると、さほど特別感はありません。

それが、ちょっと退屈な印象を受けますが、まぁ、落ち着いて見ることが出来ました。

ソギョンが本当は良い人だったのが、私には心地よかったです。

韓国ドラマランキング