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『協議離婚意志確認申請』・・・そんな書類が机の上に置かれていました。
へギョンのサイン入りです。
テジュンは流石に動揺したように見えましたね。
MJ法律事務所が訴えられました。訴えたのは、以前、デビッド・リー弁護士が担当し、へギョンが補助的に関わった元夫婦。
離婚に当たっての条件の中に、妻への慰謝料等の支払いに充てるため、当時は業績不振だった会社を整理した経緯がありました。その会社が、その後大きく躍進し、資産価値が莫大に増えたわけです。
そのため、夫がその損害を賠償しろと言って来たのです。
当時、夫は浮気の証拠もあり、妻の望み通りの離婚となっていたのに・・・ですよ。
調べてみると、離婚したその夫婦は既に復縁していました。
二人揃って、この訴訟を起こしたってことです。担当は、あのムカつくイ弁護士。6話の植物状態に陥った妻の延命装置を外すか外さないかという裁判の時、親族側を担当していた臨月の女性弁護士です。
既に今は出産を終え、その子供を仕事場に連れて回ってます。子供を利用する事もいとわない人物で、ま~ムカつくんですわ。
イ弁護士は、夫婦が損失を被る事が分かってて、離婚を助長したと主張していました。
決してお金の為じゃ無いと言うのですが、ま~見え見え。
リー弁護士が、妻の離婚要求の意志を聞き、夫側の弱点を探ろうとし、ダンに調査させたのですが。
飲酒運転の現場を抑えようとクラブに送り込んだ女性に、突然夫がkissしたんですね。で、ダンがその写真を撮ったわけです。
それを証拠写真として、夫に不利な状況を示し、離婚が妻の言うとおりに成立したという経緯だったのです。
その雇った女性が、誘惑しろと指示されたと証言しました。
勿論、それは偽証です。
ミョンヒは、リー弁護士は稼ぎも大きいけど、問題を起こす事もよくあるので、イマイチ信頼していないところがありました。
だから、今回の件では、リー弁護士の言う事を本当だと信じ切れません。
裁判はへギョンに任せると言いながら、リー弁護士の言動を注意するようにも指示しました。
これを機に、リー弁護士を解雇しようと思ったのです。
でも、ジュンウォンはそれは非情過ぎると反対。他の弁護士にも動揺が走るから・・・と。
ミョンヒは、事務所に損害を与えるような事をしたら、弟であるジュンウォンでも切る・・・と言いました。それはテジュンが調査している贈賄疑惑の事ですね。
何かあったら、自分が責任をとる、事務所に迷惑はかけない・・・とジュンウォンが言いました。
「でも姉さん、今回の決断は人生最大の英断だと思う。」
ミョンヒは不安でした。事務所の事は勿論、弟のことも・・・。
イ弁護士は、へギョンも証人としました。
へギョンの境遇を匂わせたうえで、離婚を勧めたと言わせたかったのでしょうが、そうはうまく運びませんでした。
へギョンも様々な事を経験して、弁護士として成長してきているからです。
結局、へギョンを証人として呼んだ事は、原告側の利益にはならなかったようです。
その後、不利になりかけたへギョンたちではありましたが、起死回生ともいえる事実をへギョンが気が付いたことから、形勢は逆転。
ただ、それもすんなりとはいかず、危うい状況になりかけましたが、証言を求められたイ・ジュノ検事のお陰で結局和解に持ち込めそうな状況に。
そこで、最後はダンが掴んだ決め手となる事実を提示した事から、一転。
夫が財産を手に入れたら、妻とは離婚し、証言した女性と再婚しようと画策していた事が判明したのです。
妻は激怒し、原告を降りると宣言。
結局、裁判は継続不可能となったのです。
検察は、ジュンウォンの捜査を続けていました。
でも、起訴するに足りる証拠は見つけられず、贈収賄を立証するには難しい状況にありました。
パク検事とイ検事は、それをテジュンに報告し、この辺で止めた方が・・・と恐る恐る切り出しました。奥さんの職場だし・・・と。
でも、テジュンは一切聞き入れません。妻とは関係ないと言って。
オ弁護士も、テジュンにこの捜査を中止してはどうかと言いに来ました。
議員も裁判所も難色を示すだろうし、周囲を敵に回す可能性がある・・・と。
オ弁護士は、テジュンがこの件にこだわるのは、へギョンの事があるからだと察していました。
これまで、オ弁護士がテジュンに協力してきたのは、テジュンが正しい事をしていると信じたからでした。腐った権力者を罰しようとして、ミスしてしまったんだ・・・と。だから、テジュンが権力を握ったら、世の中が変わると思ったのです。
「今度の相手は奥さんじゃないですか。相手をとことん踏みつけたら、逃げられてしまいます。」
テジュンにも分かっているのかもしれません。もうへギョンは戻らないと。
それでも、最後まで手を放したくないのです。
へギョンに確認に行きました。
ジュンウォンの捜査を止めてほしいのか?・・・と。
へギョンは言いました。
「調査を止めても、和解する気はない。もし続けるなら、私は命がけで闘うわ。」
「もう俺には愛情すら無いのか?」
好き嫌いの問題じゃない・・・とへギョン。テジュンが進めている調査が不当なモノだから・・・と。
「私は疑いをかけられた仲間と事務所のために闘う。仮に彼に罪があるのなら、一緒に償うわ。」
へギョンの言葉を聞いて、テジュンにも覚悟が出来ました。
まだ迷っていたのかもね。捜査を続けるべきか否か・・・。
継続するとオ弁護士に報告しました。宣言のようでもありましたね。
ジュンウォンに検察の捜査の手が伸びていると言う情報が駆け廻りました。
事務所はその対応に大わらわ。
ジュンウォンは、野球の試合をしようにも、法曹界のメンバーが火の粉が降り注ぐのを避けたいがためにキャンセルされましてね。
チームは彼一人となってしまったのです。
そんなジュンウォンの前に現れたのは、チェ検事。
おいおい・・・まだ足掻いていたのねって感じ。
イ・ジュノ検事も自分の側につけていますし・・・。イ検事とすると、尊敬していたテジュンの嫌な面を見てしまった所為かもね。
勿論、チェ検事が言いたかったのは、自分と手を組んでテジュンに対抗しようということ。
しきりにこのままでは刑務所送りになるぞと言うのですが、ジュンウォンにその気はありません。
きっぱりと断りました。
一人帰ろうとしたジュンウォンの前に、今度はへギョンが。
「私が弁護するわ。」
目をしっかりと見て言いました。
この瞬間、私、かなり感動しました。
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