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ジス父は今、認知症のようで、施設に入所しています。
穏やかに過ごしているかと思ったら、ある時は、ジスに向かって暴言を吐き、飲み物を浴びせたりします。
病気のせいだとジスは割り切って、いつもは冷静に対応しているようですが、時には我慢できなくなることもあります。
ジス父は、母や妹のジヨンが死んだのは、ジスのせいだと叫んだりします。いったい、どう言う事情があるのでしょう。
現役の検事長だったころは、ジス父は暴君でした。
ピアノ科を選んだジスを認めず、出来の良くて自分の後継者となれそうな妹のジヨンのことしか考えていなかったようです。
父が持っている写真は、ジスの部分が破り取られています。まるで最初からジスはいなかったように・・・。
ジェヒョンが目撃した父の殴打も、あの時だけのことではなかったようですね。
ジェヒョンはそれを察して、誰にも自分を粗末に扱わせるなと言ったのです。
ヨンミンが倒れました。
インフルエンザでした。
丁度、父セフンが迎えに来ようとしていた時でした。
目撃したのは、ジェヒョン。
慌てて抱きかかえ、病院に連れて行きました。
それを見たジュンソはちょっとショックだったようですね。
セフンが来るまで病院で付き添ったジェヒョン。
セフンは感謝の言葉も言わずに、不審な目つきでジェヒョンを見ました。
ジェヒョンは名前も告げずに立ち去りました。セフンに対して反感を持っているようです。もしかしたら、離婚理由を知ってるの
駅で慌てて学校に向かうジスを見かけたジェヒョン。
そのまま列車に乗る気にはなれませんでした。
ジスの後を追ったジェヒョンは、病院でジスがセフンの母から殴られるのを見てしまいました。
おいおい・・・
離婚理由は、この母親
ヨンミンは、セフンと一緒にセフンの実家に向かいました。
ジスは、疲れ切って自宅に戻りました。
ジェヒョンは、それをずっと後ろから見つめ続け、何も言葉をかけることなく、自宅に入るのを見守っただけでした。
ジェヒョンも精神的に疲れていました。
帰宅すると、追い打ちをかけるようにソギョンが言いました。
「今まで幸せじゃなかったのは、私と結婚したせいなのね?」
ソギョンは、ジュンソから、ヨンミンのことを聞いていました。ジェヒョンがジュンソと一緒に帰宅しなかったのは、ヨンミンに付き添っているからだと。
またしても、ジスだ・・・と思ったでしょうね。
「私はあなたを選んだのは最高の選択だったけど、あなたには最善の選択だったのね。」
ソギョンは、ジスへの憎しみが湧いてきました。
思い知らせてやらなければと思いました。
ホテルで仮面をつけてピアノを弾いていると聞き、策を練りました。
ホテルのVIP客であるソギョンの依頼は、断れないホテル側。まぁ、悪意があるとは思えなかったようですが。
パーティでのピアノ演奏を依頼したのです、ジスを指名して。
当日、ジスには高級ブランドの白いドレスが準備されていました。
ブランドのパーティなので、それにふさわしいものをと言われたとホテルの従業員は言いました。
仕方なく、それに着替えて演奏を始めたジス。
すると、ソギョンの秘書がわざとらしくその白いドレスに赤ワインを引っかけたのです。
騒動になりました。
ジスは、ソギョンが関わっていると知ると、その思惑に察しがつきました。
自分を馬鹿にして公衆の面前で恥をかかせようとしていると。
ジスは、仮面を取りました。そして、言いました。
「もう演奏はしません。豚に真珠だから。こんな下品なパーティに私の演奏はもったいない。ドレスは弁償するわ。」
堂々たる態度でした。
それを、ジェヒョンが見ていました。
ソギョンは、ジェヒョンの前でジスに恥をかかせようと考えていたので、必ず出席するようジェヒョンに無理を言っていたのです。
却って自分の未熟さ、礼儀の無さをさらけ出してしまいました。
堂々たる態度で会場を後にしたジスですが、もう精神的に疲れ切ってしまいました。
自分が望んだ事でもなく、責任でもないことで、こうやって神経をすり減らすばかりです。
ホテルの使われていない部屋に入ったジス。真っ暗な中で、靴を脱ぎました。慣れない靴で靴連れが出来ていました。
ジェヒョンが現れました。
ジェヒョンは自分の靴をジスに履かせました。
「すまない・・・。」
ジェヒョンは今までも何度もジスに自分の靴を履かせたことがあります。
優しさの一つの表れですね。
どうして私が生き残ったの?と、ジスが呟きました。
「毎日必死に生きても、罪も負い目も何一つ軽くならない。もう、休みたい・・・。」
昔、ジスは難関コンクールで1位を受賞し、それを記念して開かれた演奏会に家族を招待しなかったことがありました。
ジスが招待しなかったのは、妹のジヨンの受験が近かったからでした。
親友は、両親がジスのことを全く考えていないのを知ってて、信じられないと憤慨しました。
遅れてやってきたジェヒョンに、海が見たいとジスは言いました。
夜汽車に乗って2人は海に行きました。
そこで初めてkissをしたのです。
そして今、ジスはジェヒョンと共に海に行きました。あの時と同じ浜辺なのかな?
好きにしろ、僕がそばにいるから・・・とジェヒョン。
「昔、君は僕を信念だと言った。僕にとって君は夢だった。だから捨てる事も忘れる事もできない。」
夢だから、すぐに目覚める・・・とジスは呟きました。
そして、ジスはkissしました。
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