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シンは、死神が見たサニーの前世のエピソードを細かく聞きました。
そして確信しました、サニーが妹の生まれ変わりだと。
これからどうする?・・・と死神に聞かれ、静かに見守るのかと思いきや。猪突猛進にサニーのところに行きましたよ。
こういうところが、トッケビで充分過ぎるほど経験豊かな筈なのに、お子チャマです。
相手の戸惑うのも考えず、いきなり感情のままに動くんですもんね。
「ソンや。」
そう言って、突然サニーを抱きしめたシン。
サニーは、驚き怒りました。当たり前です。
死神が、シンを引き離し、前世でシンとサニーは兄妹だったと説明。
でもね、“前世”なんてこと、考えた事も無く、信じる事も出来ず、却って怪しい人物だと思うのが、普通の人間。サニーも同様です。
死神が、自分に会いたいからと、下手な芝居を打って来たなと誤解してしまいました。
この時は、サニーに店から追い出され、終了。
だけど、その日から、シンは妹が好きだったと言う柿や靴、絹織物なんぞを持って足しげく通い始めました。とにかく何でもしてあげたいのですよ。
そのうち、流石にサニーも、前世について気になりはじめました。
相談するのはウンタクしかいません。
ウンタクは、生まれながらに幽霊が見えるような特殊なタイプなので、トッケビや死神の存在も難なく受け入れられたけど、普通の人はそうではありません。
ウンタクも、サニーが前世、シンの妹だったという事を聞いていました。そして、妹と王、シンとの関係を、少し前に知ったばかりでしたからね。
「キム・ソンと言う人は、愛する事にとても勇敢でした。」
と、サニーに言いました。
サニーは、この一件をきちんと整理しようと決心しました。家に連れて行ってくれとウンタクに頼んだのです。
シンはサニーに掛け軸の絵を見せました。
若いし美しい・・・とサニーは呟きました。
で、末永く幸せに暮らしたの?・・・とサニー。
答えられませんよね、この問いには。
ウンタクは、気を利かせて、シンとサニーの二人だけで話しをさせてあげました。
シンは妹との思い出を話しました。
戦場を駆け巡っていたシンは、妹に会う事もあまりありませんでした。妹からの手紙だけが、情報源でした。
ソンは、王との事、王宮での事、そして奸臣パク・チュンホンの事などを書いていたようです。
ソンが王を如何に愛していたか。王もソンを愛していたようです。
ただ、そこにチュンホンが介入し、シンについての疑念や嫉妬をかき立てるような事を続けていたため、王は苦悩していました。
ソンに出される薬湯を捨てたのも、毒殺された者たちを見て来た故の行動だったように思えます。でも、上手に想いを伝えられないため、ソンが王の真意を理解する事が出来なかったのです。
王と王妃の想いはすれ違って行きました。
お互いを想う気持ちは同じだったのにね。
息絶える瞬間まで、王妃は王を見つめていました。シンも、それを知っていました。
話しを聞き終えた時、サニーは胸が苦しくなってきました。
「王は?生まれ変わったの?」
と、サニー。
シンも、まだ知りませんが、死神の前世が王なんです。生前、そのような大きな罪を犯したため、死後、死神として記憶を失ったまま生き続けているのです。
サニーにとっては、まだ信じられない話です。だけど、胸が痛むのです。
だからと言って、シンを兄として受け入れることは、まだ無理でした。
掛け軸の絵を描いたのは、王ワン・ヨでした。
それは王の目から見た王妃であり、だからこそ、恋しさや後悔が込められているのです。
「多分、王にとってはあれが最後の幸せだっただろう。」
と、シンは言いました。
ウンタクは高校を卒業しました。
卒業式の日、他の同級生は皆家族が来て、お祝してくれているけど、彼女に花束を渡してくれる家族はいません。
クラスの委員長だったユラが、唯一お祝の言葉をかけてくれました。ユラは、在学中は特にウンタクに近づく事は無かったけど、他のクラスメートのように苛める事も無く、さりげないフォローをしてくれていました。
多分、様々な差別やいじめに負けずにいるウンタクを、ある意味尊敬していたのでしょう。
そこにあの神が現れました。ある時は老婆である時は若い女性の、子供を授ける神です。
神は、ウンタクに綿花の花束を渡しました。
いつも、神はウンタクに野菜や草をプレゼントしてくれます。
ウンタクは、彼女がこれまでずっと自分を見守っていてくれていた事を知りました。
神は、ウンタクの担任に一言言いました。
「アガ(大人が小さな子供に対してこう呼びますよね)、なぜそんな教師に?いい教師になれない?」
最初、あっけにとられていた担任ですが、次の瞬間、自分でもわからないうちに、泣いていました。周囲の者たちは、驚いて見つめました。
シンもやって来ました。
担任とすれ違った時、彼女が朝鮮時代に出会っていた人だと気付きました。生まれ変わっても、顔が変わらない人もいるとか。
そして、そこで、ウンタクとも出会っていたと言うのですが・・・。ウンタク、どこにいた![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_1.gif)
私には、分からなかったんですけど・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
シンは、ウンタク母の保険金の入った通帳をウンタクに渡しました。
もう、全て処理できたから、自由に使える・・・とシンは言いましたが、ウンタクは母の命のお金を使うなんてこと、出来そうにありません。
ところがですよ。ウンタクの叔母一家が出所して来ましたよ。あれほどキム秘書に脅されたのに、懲りずにウンタクにたかろうとしてます。
死神の元に、ウンタクの名簿が届きました。
2週間後に墜落死する・・・と死神。
シンは、ウンタクに全てを話す事にしました。
「私の剣を抜かないと、君は死ぬ。それがトッケビの花嫁に課された運命だ。剣を抜くまで、死の影が付いて回る。」
これまでの事故や拉致等が、それだったとシンは説明しました。
ため息を一つついて、ウンタクは言いました。
「神様は、アジョッシにとっても私にとっても、とても残酷ね。」
ウンタクは思い悩みました。
その時々で気持ちが変わりました。自分が死ぬから、シンには生きていてほしい。生まれ変わって必ず会いに来るから・・・と。
またある時は、シンの剣を抜くと言い・・・。ある時は、一緒に死のうと言い・・・。
シンは、それらのどの選択も受け入れると言いました。ウンタクが混乱しているのを充分分かっていましたから。
「ウンタク。君を死なせたりしない。私が守る。必ず守り抜く。」
と、シンは言いました。
こんな運命に巻きこんで、済まない・・・とシンはウンタクを抱きしめました。
しかし、避けては通れない道だから・・・。何があろうと君の手を離さないと誓う。だから私を信じろ。私は君が思うより頼りになる男だ・・・。
シンはウンタクの行動をそれまで以上に気にしました。
でもね、ウンタクは閉じこもってばかりじゃ生きているとは言えない・・・とそれまでと同じような生活をしました。
そして、ちょっとでも危険だなと感じたら、シンを呼び出しました。
全然危険じゃ無い時も、呼び出しました。
不安でたまらなかったシンも、そんなウンタクに癒されて行きました。
とうとう、死神の正体を、サニーが知ってしまいました。
帽子をかぶったら姿が見えなくなるのを良い事に、死神はこっそりとサニーに会いに行っていました。
その時、サニーが振り回したモノが、死神の帽子を払い落してしまったのです。
突然目の前に現れた死神に、サニーは本当に驚きました。あり得ない事、信じられない事が目の前で起こったのですから。
「死神です。」
と答えるしかありませんでした。
「無理と知りつつハッピーエンディングを夢見ました。でもやはり結末は悲劇ですね。」
僕たち、別れますか?
サニーは涙をこらえながら見つめるだけでした。
余談ですが、この瞬間、わたくし、「太陽の末裔」のユ・シジンのセリフを思い出しましたよ。“謝りましょうか、告白しましょうか?”というあのセリフ。
ウンタクには、相変わらず幽霊たちが付きまとっています。で、勝手にあれこれと話しかけてくるのです。
あまりにもしつこいので、ウンタクは、一人の女性の幽霊の伝言を伝えてほしいと言う願いを叶えてあげることに。
その女性、実は夫に殺されちゃったんですよ。夫は浮気相手と結婚するために、邪魔な妻を殺したってわけ。
幽霊の言うとおりに元夫に文句を並べ立てたけど、それは元夫にとってみれば、自分の罪を全てを知ってるマズイ相手だと分からせたことになります。
場所が又マズイ。
ビルの高層階段ですやん![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
墜落死するでしょうに。
気付いた時には、遅かった。
元夫に襲われそうになった時、ウンタクはライターを点け、吹き消したーっ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
シン、登場です。
お陰で、難を逃れる事が出来ました。元夫は自首させました。
ここで思ってもみなかった展開に。
なんと、死神は、ウンタク以外にももう一つ“処理漏れ”があるそうで。
長年さまよってる死者で、死神を恐れず、堂々としていたんだとか。結局、その死者に逃げられてしまって、今に至るんだそうです。
そして、その死者というのが、なんとなんと、パク・チュンホンだったーっ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_1.gif)
チュンホンの幽霊が、ウンタクの前に現れたーっ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0158.gif)
幽霊を見慣れているウンタクの目にも、異様な姿のチュンホンです。
怖い~っ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
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