大和高田市奥田の捨篠池 (奥田の蓮池) へ
吉野・蔵王堂の “ 蛙飛び行事 “ は この奥田の蓮池から始まるのである。
朝から雨
9時頃に車で出かける、40分ほどで到着、池の近所は車進入禁止だ、行事は10時から始まる予定
蓮池の隣・弁天神社の前です
修験者の方々がたくさんおられました、吉野から100人以上来ているそうです
神社の境内には、桧の葉で何だか?大きなカタマリが造られています、何でしょうか?
今年の蓮は不作! 1300年続く蓮取りですが最悪の不作だそうです
写真のとおりまばらです、右の小さな船が蓮取り用の 「 おくだ丸 」 です
見学ツアーのお客さんもたくさん来ていました
池の畔で修験者の法螺貝&般若心教読経の中で行事が執り行われる
(対岸より望遠で撮影のため少しボケています)
出航 いよいよ “ 蓮取り ” の始まりです
おくだ丸には5名、ハッピを着た地元の人3名=前と後の船頭さん? もう一人は蓮を取る人でしょうか?鎌を持っていました、それと修験者が2人
観客サービスでしょうか? 船は池の堤防に沿って蓮に向かう
近所の幼稚園児らしい子供も団体で来ていました
修験者が法螺貝を吹く中で蓮取り
蓮を取って無事帰還します
この後、近くにある刀良売 ( とらめ、役行者の母 ) の墓へ供養のための行列や弁天神社で護摩法要等を行い、午後に奥田地区の人達と修験者が吉野へ出発し ~~蔵王堂での蛙飛び等の行事へと続くのだそうです
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室町時代から連綿とおこなわれてきた吉野山金峯山寺(きんぷせんじ)における「蓮華会(れんげえ)」の一連の行事であるとともに、役行者の母・刀良売にまつわる「ひとつ目蛙」の伝承に深い関わりをもつ行事で、奈良県の無形民俗文化財に指定されています。
この日、捨篠池(すてしのいけ)では、蓮取り舟に乗って、古式にのっとりおごそかに蓮切りがおこなわれます。その後、善教寺に集まった修験者たちが、勇ましい法螺貝(ほらがい)の音とともに、福田寺・行者堂から、役行者の母・刀良売(とらめ)の墓に蓮花を献じて供養し、続いて、捨篠池に隣接する弁天神社で、護摩法要が営まれます。
こののち、修験者の一行は、吉野山金峯山寺・蔵王堂までの祠(ほこら)に、道中、蓮花を献じながら、蔵王堂での「蓮華会」「蛙とび行事」に参加したのち、これらの蓮花は修験者によって、大峰山頂上までの祠に供えられます。
------------- 大和高田市HPより