Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

奥田蓮取り行事

2011-07-07 | その他

大和高田市奥田の捨篠池 (奥田の蓮池) へ

吉野・蔵王堂の “ 蛙飛び行事 “ は この奥田の蓮池から始まるのである。


朝から雨
9時頃に車で出かける、40分ほどで到着、池の近所は車進入禁止だ、行事は10時から始まる予定



蓮池の隣・弁天神社の前です
修験者の方々がたくさんおられました、吉野から100人以上来ているそうです


神社の境内には、桧の葉で何だか?大きなカタマリが造られています、何でしょうか?



今年の蓮は不作! 1300年続く蓮取りですが最悪の不作だそうです
写真のとおりまばらです、右の小さな船が蓮取り用の 「 おくだ丸 」 です
見学ツアーのお客さんもたくさん来ていました



池の畔で修験者の法螺貝&般若心教読経の中で行事が執り行われる
(対岸より望遠で撮影のため少しボケています)



出航  いよいよ “ 蓮取り ” の始まりです
おくだ丸には5名、ハッピを着た地元の人3名=前と後の船頭さん? もう一人は蓮を取る人でしょうか?鎌を持っていました、それと修験者が2人



観客サービスでしょうか? 船は池の堤防に沿って蓮に向かう
近所の幼稚園児らしい子供も団体で来ていました



修験者が法螺貝を吹く中で蓮取り



蓮を取って無事帰還します


この後、近くにある刀良売 ( とらめ、役行者の母 ) の墓へ供養のための行列や弁天神社で護摩法要等を行い、午後に奥田地区の人達と修験者が吉野へ出発し ~~蔵王堂での蛙飛び等の行事へと続くのだそうです


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室町時代から連綿とおこなわれてきた吉野山金峯山寺(きんぷせんじ)における「蓮華会(れんげえ)」の一連の行事であるとともに、役行者の母・刀良売にまつわる「ひとつ目蛙」の伝承に深い関わりをもつ行事で、奈良県の無形民俗文化財に指定されています。
この日、捨篠池(すてしのいけ)では、蓮取り舟に乗って、古式にのっとりおごそかに蓮切りがおこなわれます。その後、善教寺に集まった修験者たちが、勇ましい法螺貝(ほらがい)の音とともに、福田寺・行者堂から、役行者の母・刀良売(とらめ)の墓に蓮花を献じて供養し、続いて、捨篠池に隣接する弁天神社で、護摩法要が営まれます。
こののち、修験者の一行は、吉野山金峯山寺・蔵王堂までの祠(ほこら)に、道中、蓮花を献じながら、蔵王堂での「蓮華会」「蛙とび行事」に参加したのち、これらの蓮花は修験者によって、大峰山頂上までの祠に供えられます。
                      ------------- 大和高田市HPより



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たなばた

2011-07-07 | その他
今日は7月7日 雨

朝 ラジオから、万葉集の歌が聞こえた


*****  この夕べ 降りくる雨は 彦星の
          早漕ぐ舟の 櫂の散りかも *****  作者未詳



年に一度の織姫と彦星の逢える日なのです。

彦星くんは、早く逢いたい! と織姫さんのもとへ急いで急いで舟を漕ぎます。昔の舟はエンジンなんてありません、一生懸命 櫂(かい)を漕ぎます。

この雨は 天の川で彦星君が織姫嬢に 逢いたい逢いたい、一刻も早く逢いたいと 必死に漕ぐ櫂から飛び散った 飛沫なのでしょうか

万葉人は心が豊かですねえ、ロマンチックな発想ですねえ

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