Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

長尾滝

2011-07-23 | ツーリングレポート
三重県いなべ市の長尾滝へ
旧国道421号線の石槫峠から少し三重県側へ下って山の中へ入った所にあるのだ

今年の3月に4157mの石槫トンネルが開通して、旧道は石槫峠頂上で通行止めになっている。 峠から長尾滝まで歩いてきた



8時過ぎに家を出る ~西名阪に乗り ~壬生野ICで降りて北へ ~甲賀の薬団地横を通って ~R1号を横切り ~日野グリーンバイパス ~広域農道をあっちこっち ~永源寺前からダム沿いのR421・八風街道を石槫峠へ向かう

ダム沿いは狭い道だったが街道を上ってゆくと新しい広い道になっている ~ほどなく新しい石槫(いしぐれ)トンネルが見えた 


滋賀県側の石槫トンネル入り口です


このトンネルに入らず、手前を左折して旧道へ入る ~くねくねの道だが峠頂上まではまあまあの道である。
十数年前だろうか、大型バイクで三重県側へ下りたが 「もう二度と走りたくない!」 と思ったほどの悪路だった。 でも、今日はオフロードバイクだ!少しくらい悪路でも大丈夫! 6Kmほど走ると峠の頂上についた、11時前だ



石槫峠の頂上です
峠は滋賀県と三重県の県境である。
通行止めになってる  「通行止」の看板に 【崩落の為 絶対通れません】と書いてある、バイクの通れる隙間もない!
仕方がない、バイクを停めて歩く  山の本には峠から徒歩35分と書いてあった

通行止めの旧国道を歩く、枯れ葉や石コロや土砂や水があちこちの道を15分程くだったら、長尾滝の案内が見えた

山の中へ入ってゆく、渓流沿いの木に目印のテープが巻いてある



こんな流れに沿って


こんな道や


こんな道?をあるいて


写真でよくわからないが、濡れた岩の上・流れの中をロープにつかまりながら渓流を渡る

滝に近づくにつれて 「悪路」 から 「エゲつない」 道になってくる、狭い・濡れた岩の上に落ち葉がイッパイ・横は谷で下り坂 ・・・・暑さの汗と、冷汗が一緒に出てくる


滝が見えた
この鉄はしごを降りたら滝壺のまえに着くのだ はしごに捕まってそろそろと下りる、ビクビクひやひや!!!
旧国道から20分と書いてあったが、32分もかかった




滝壺あたりには、ミストを運ぶ滝風がそよぎ 、涼しくて快適である、節電でエアコン云々なんてどこの世界の話しか? というほどここち良いのである

落差は30mあるそうだ、水量は豊富で豪快に流れ落ちる、しかし、足場が悪く滝の全景を撮影するのは難しい、残念


少し離れて見れば木々の間に白い流れが美しい


滝壺のすぐ下流です、滝の水は白く砕けて巨岩の間を流れて行く

この流れは、自然が作り出した渓谷美の 「宇賀渓」へ続く
もっと下の宇賀渓まで行きたいが、疲れて帰ってこれなくなりそう ・・・・で、引き返す

バイクまでの戻りは ず~っと上りばかり、当然だが、 汗汗汗汗 ~やっと峠へ、しばらく休憩してから帰路につく ~ 一路香芝へ


バイクでの走行距離 277Km、 滝見物の山歩き 3時間余の ちょっと疲れたけど長尾滝に癒された、納得の一日でした

コメント
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