三重県度会郡大紀町の犬戻峡からその昔伊勢と紀伊の国境であったツヅラト峠へ登ってきた。
香芝から中和幹線で榛原~御杖~道の駅美杉~R368号の仁柿峠~飯南町のR166号~三重県道710号飯南三瀬谷停車場線へ入り相津峠を越える~道の駅奥伊勢おおだい~大宮大台ICから紀勢自動車道に乗って紀勢大内山ICで降りる~R42号を南へ~梅ケ谷の信号を西へ入り 熊野古道ツヅラト峠 の案内板を見ながら~途中で県道756号檜原大内山線へ入り山の奥へ向かう、国道から約7Km走ったら犬戻狭の入口らしき所へ着いた
途中 道の駅美杉にて
三重県道710号飯南三瀬谷停車場線より
下界の川沿いに細長く集落が見える
犬戻狭入口の駐車場にて
駐車場といっても砂利・砕石を均しただけの空地です、車は7~8ほど駐車可のようです、
写真の奥へ見に行ったら大きな岩がゴロゴロの流れがあったので犬戻狭だろうと思ったのです、正解でした。
家からここまで3時間半ほど、途中10分程の休憩と給油で停まっただけ
ここから歩こうと思ったが、もう少しバイクで行けそうかな?と思って林道を進む、しかし、林道は酷い道、ちょっと入っただけでバイクは諦めて歩く
林道沿いは落石防止の金属ネットを張った垂直の高い崖、流れの対岸も切り立った崖
素晴らしい渓谷美!
犬戻峡の由来が 「 山犬さえも危険を感じて戻るほどの難所 」 らしいのです
春はつつじ、秋には紅葉が美しいらしい、ここから山の中へ進むと南亦山への登山コースらしい
犬戻狭を後にして熊野古道のツヅラト峠へ向かう
県道を戻り、ツヅラト峠の案内板を見ながらまたまた山の中へ入って行く
中世に開かれた熊野三山への信仰の道は、伊勢の地からここツヅラト峠を境に熊野へと足を踏み入れることになる。 ゆったりとした風土の伊勢と、神仏の国・霊魂の支配する国熊野とでは、峠を境にして自然までもが一変する。 滝・豪雨・原始林・波濤といった熊野特有の大自然の様相は、ツヅラト峠を越えたとたんに旅人をして霊魂の地への入口を感じさせ、峠から遠望する熊野の海は、伊勢からの旅人にとっては初めて見る普陀落の海である。つまり、ツヅラト峠は伊勢と紀州の国境であったと同時に、現実世界と理想・非現実世界との境でもあったといえるだろう。 ・・・・ ツヅラト峠への入口の現地説明文より
峠入り口の案内板には 峠頂上 まで900m と書いてある
標高357mの峠までずっと上りの900mだ! 私の足ではとても歩けない、歩いたら途中でバテて行き倒れになってしまいそうだ、林道をバイクで上って行く、ひどい路面である、ずっと1速でヨタヨタとふらふらしながら上って行く、緊張で肩が凝りそうである
2.3Kmよたよた上ったら峠頂上への入口、階段が見えた
丸太の階段を上ったらツヅラト峠頂上の休憩所
写真手前へ進めば大内山、向こうへ進めば紀伊長島
ツヅラト峠頂上からの景色、普陀落の海・熊野灘はかなり霞んでいる
熊野古道を歩いた昔の旅人に想いを馳せて、普陀落の海を見ながらしばらく休憩したのち引き返す
渓谷美と熊野古道を楽しんだ 274Km 走行のひと時でした。
香芝から中和幹線で榛原~御杖~道の駅美杉~R368号の仁柿峠~飯南町のR166号~三重県道710号飯南三瀬谷停車場線へ入り相津峠を越える~道の駅奥伊勢おおだい~大宮大台ICから紀勢自動車道に乗って紀勢大内山ICで降りる~R42号を南へ~梅ケ谷の信号を西へ入り 熊野古道ツヅラト峠 の案内板を見ながら~途中で県道756号檜原大内山線へ入り山の奥へ向かう、国道から約7Km走ったら犬戻狭の入口らしき所へ着いた
途中 道の駅美杉にて
三重県道710号飯南三瀬谷停車場線より
下界の川沿いに細長く集落が見える
犬戻狭入口の駐車場にて
駐車場といっても砂利・砕石を均しただけの空地です、車は7~8ほど駐車可のようです、
写真の奥へ見に行ったら大きな岩がゴロゴロの流れがあったので犬戻狭だろうと思ったのです、正解でした。
家からここまで3時間半ほど、途中10分程の休憩と給油で停まっただけ
ここから歩こうと思ったが、もう少しバイクで行けそうかな?と思って林道を進む、しかし、林道は酷い道、ちょっと入っただけでバイクは諦めて歩く
林道沿いは落石防止の金属ネットを張った垂直の高い崖、流れの対岸も切り立った崖
素晴らしい渓谷美!
犬戻峡の由来が 「 山犬さえも危険を感じて戻るほどの難所 」 らしいのです
春はつつじ、秋には紅葉が美しいらしい、ここから山の中へ進むと南亦山への登山コースらしい
犬戻狭を後にして熊野古道のツヅラト峠へ向かう
県道を戻り、ツヅラト峠の案内板を見ながらまたまた山の中へ入って行く
中世に開かれた熊野三山への信仰の道は、伊勢の地からここツヅラト峠を境に熊野へと足を踏み入れることになる。 ゆったりとした風土の伊勢と、神仏の国・霊魂の支配する国熊野とでは、峠を境にして自然までもが一変する。 滝・豪雨・原始林・波濤といった熊野特有の大自然の様相は、ツヅラト峠を越えたとたんに旅人をして霊魂の地への入口を感じさせ、峠から遠望する熊野の海は、伊勢からの旅人にとっては初めて見る普陀落の海である。つまり、ツヅラト峠は伊勢と紀州の国境であったと同時に、現実世界と理想・非現実世界との境でもあったといえるだろう。 ・・・・ ツヅラト峠への入口の現地説明文より
峠入り口の案内板には 峠頂上 まで900m と書いてある
標高357mの峠までずっと上りの900mだ! 私の足ではとても歩けない、歩いたら途中でバテて行き倒れになってしまいそうだ、林道をバイクで上って行く、ひどい路面である、ずっと1速でヨタヨタとふらふらしながら上って行く、緊張で肩が凝りそうである
2.3Kmよたよた上ったら峠頂上への入口、階段が見えた
丸太の階段を上ったらツヅラト峠頂上の休憩所
写真手前へ進めば大内山、向こうへ進めば紀伊長島
ツヅラト峠頂上からの景色、普陀落の海・熊野灘はかなり霞んでいる
熊野古道を歩いた昔の旅人に想いを馳せて、普陀落の海を見ながらしばらく休憩したのち引き返す
渓谷美と熊野古道を楽しんだ 274Km 走行のひと時でした。