Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

山また山の山の中、消えゆく集落

2019-05-07 | 奈良県南部




奈良県吉野郡野迫川村の立里へ行ってきました。


香芝から ~ 京奈和道 ~ 五條インターで降りて ~ 本陣の交差点でR168号へ入り南へ ~ 大塔道の駅 ~ 五條市大塔町小代で県道53号高野天川線へ入り ~ 中原橋を渡って野迫川村へ向かう ~ 山また山 ~ 山また山 ~ の景色を見ながら県道733号 ~ 荒神社横を通ってまだまだ山の中へ向かう、 荒神社から6Kmほどで立里の集落へ着いた




中原橋  
 大塔道の駅から5Km弱、この橋を渡って野迫川村へ向かう


県道53号はどんどん高度を上げてゆく


上の写真の中ほどに見える集落をズームで


こんな景色を見ながら


ここで県道733号へ入り野迫川村役場方面へ





野迫川村は天空の国だったのです



手前の新緑が素晴らしい


荒神社のもう少し奥にて


そろそろ立里の集落だろう





到着! やっと立里に着いた、
 荒神社から6Kmほど山の中だ、野迫川村役場から10Kmほどあるようだ



バイクを停めて集落の中を歩く

10数軒あるようだが、ほとんど生活感の無い建物だ
朽ちて倒れてしまった家、屋根の抜けた家、一見何とも無いようだが裏が壊れてる家等々、明らかに暮らしているとわかる家は一軒だけだった




車も家も朽ちてゆく


手前は墓のようだ、墓石はどこかへ移したのか?  周りの家には当然誰も住んで無いようだ


あの家もこの家も空き家


屋根の抜けた家や骨組みだけ残った家



小学校跡


ガラスの割れた窓から撮りました
 全校で2クラス、1~3年と4~6年の教室、 まだ児童の描いた絵が教室に貼られたままだった
 ホコリのかかったピアノも放置されている



集落の端には陸軍上等兵誰々の墓、長年放置されているようでもない、
 すぐ横には野迫川村指定文化財の阿弥陀寺・阿弥陀如来像、これも朽ちてゆくのだろう

戦前に近くで鉱山が見つかり、ここに集落ができたらしいが、今ではここで暮らす人は数人らしい


住む人の無い家の前に 「 ゆうパック取扱店 」 の色褪せた看板がもの悲しい

限界集落というようなレベルでは無いようだ、そんな山奥の集落にも5月の優しい日差しが注がれていた。



 
コメント (1)
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