昨日の続きです。
駐車場から北斜面へ下って行った所にある " ふるさとの森公園 " から戻って
次は駐車場から南方面にある 「 行者山 」 へ向かう、高さは1000m程度か?
「 山と高原地図 」 によれば、 北には 「 天辻峠から乗鞍岳方面の展望が開ける 」、 南には 「 猿谷貯水池の展望が良い 」 と書かれている。
でも、駐車場からの所要時間は1時間20分
展望好きのワタクシとしては、ぜひ行ってみたい! でも体力と足が心配である、 まあ ちょっとだけでも様子を見に行こう。
駐車場から舗装道路を5~6分歩いたら、この廃屋
ここで " 道路 " は無くなり山の中へ入ってゆく
林道と言うか? 作業道と言うか? こんな坂道になる
植林の杉林が続く
20分ほど歩いたら建物が現れた 玄関も雨戸も全部閉まってて誰も住んでる気配はない
人が住まなくなってから10年も経ってない様子だ? 前の空き地も草木ボウボウになってない
ポストも比較的新しい感じ
郵便配達の方も大変だっただろう、〒バイクを停めてからここまて徒歩だ!
林道をもう少し進み、左折してこんな山道を上って行く、
要所要所にピンクや黄色のテープがあるので、それを信じて歩く
左に屋根の抜けた建物が草木に埋まってる、 近寄れる道もない、廃屋放置歴は相当年数だろう
もう少し上ったら、また廃屋があった
杉林の中に建物の形はきっちり残している
でも、近づいてみれば相当なもの、壁や障子もなくボロボロ
火鉢・ロープ・山作業用のウエストバッグ等が置いたまんま
足踏み式の杵と臼だ!
さらに杉林の坂道を上る
展望の良い行者山頂はまだ先のようだ、引き返そう、また元気な時に訪れよう
上りの時には気付かなかったが、また廃屋
これはもう全壊だ、間もなく草木に覆われてゆくだろう
便所と風呂らしき建物はまだ倒壊していないが・・・
トタン屋根だったらしい壊れた建物
こんな場所に自転車! どこを走ってたのだろう
一旦 山を下りたら、登ってくるのに相当な体力が要っただろうに!
1枚目の建物を上から見た写真です、 山道を下りて舗装道路へ出て駐車場へ向かう
駐車場近くより 中央の山の上の方に道の駅
『 国破れて山河あり 城春にして草木深し ・・・ 』 関係ないけど、こんな詩を思い出しました。
林業は廃れ 人は去り 山郷は忘れられてしまう
家は壊れて朽ちて 木々に覆われ もとの山に還る ・・・ 寂寥感の漂う山歩きでした