宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

我が家はにわか国際化?

2007年03月25日 19時13分26秒 | 思考空間

 ニュージーランドの高校を卒業した娘が帰ってきたと思ったら、ニュージーランドからハンサムボーイが来るやら、その後ドイツの金髪娘が来るやらで、なんだか、我が家もにわか国際化の雰囲気。

 ハンサムボーイは母親がモデルということで彼もなかなかの美貌。早速、当社ネット店のモデルになってもらい、一時、時計をつけた写真を飾っていた。今回、高校を卒業し、ニュージーランドの大学(合格済み)で日本語を専攻し、卒業したら日本へ英語教師として来るという。そんなに日本が良いのかな。毎日、夕食時にブロークンイングリッシュで話しかけ、辛抱強く付き合ってもらった。家に長い時間何もせずに留まっても平気、娘がアルバイトから帰るのを迎えに行った。ちょっとデリケートでおとなしい青年だった。娘とは単なる友達なのかよく分らないが聞かないことにしよう。

 ドイツの娘は可愛いとの触れ込みだったので、おっさんは嫌われるかと警戒していたが、こちらも余程人類愛があるのか、変な生き物が語りかけるのに付き合ってくれた。目の色も違い、お人形さんみたい。落ち着いてタフな大人の部分あり、うちの娘との会話は17歳の高校生らしい子供の部分も垣間見れる成長のプロセス。娘どうしで喋っているとほとんど聞き取れない。ドイツ人は幼い頃から英語を習い、立派なキングイングリッシュ。うちの娘と一緒に、関西・東京まで足を伸ばした。流石に空港の別れはちょっと寂しかったが、彼女はうちの娘に対してもそんなそぶりは見せなかった。

 数十年、英語とは殆ど縁がないので、記憶の彼方になりつつある単語を覚えようと、絵入りの和英辞典を買ってきた。文法通り喋ることに神経を使うより、兎に角、こちらの考えを伝えるよう努力するほうが会話になり易いと感じた。言い訳かもしれない。


遺伝子に記録された遙かな宇宙からのメッセイジ

2007年03月25日 16時48分28秒 | 宇宙

 私の仮説が正しければ、宇宙はビッグバンで誕生したものではなく、衝突や凝縮や変化や爆発やありとあらゆる物理・化学的な可能性を試す永遠のフィールドである。

 確かに、ビッグバン説は故アインシュタイン博士をはじめとして世界中の宇宙物理や数学の天才達が支持している。世界中の宇宙研究者は現在もビッグバンを証明すべく巨額の予算を使って観察や実験を続けている。しかし、ビッグバンを辿ってみると、あまりにも稚拙であり、取って付けた様につぎはぎである。

 宇宙の素になった無の世界は、量子大の無と有の物質が混在して打ち消しあい煮えたぎっているとされている。そのバランスが崩れて、宇宙の卵がトンネル効果で我々の空間に移動し、大爆発したという。 我々の全宇宙が量子大になるにはどれほどの圧力が必要であろうか?その重さはいかほどのものであろうか?無限大の圧力の場を作る方法も仕掛けもなければ、無限大の重力の宇宙卵を移動させることもできない。また、時間(独立した物理量としての)が存在しないとする私の仮説が正しければ、アインシュタインの唱えた4次元の世界も存在せす、ビッグバンで言う「無と有が打ち消しあう」どこかの世界などは有り得ないことになる。

 更に言えば、光にも匹敵する速度でそれぞれが何もない空間に向かって拡散する量子群がどうやって凝縮し、物質や天体を形成するというのか。実は最も発達した科学の結晶であるべき宇宙論はヨーロッパの歴史的宗教観、思考形態などによって大きな影響を受けているのである。初めがあり、従って終わりもあるとするキリスト教的な考え、および欧米的合理思考法に無理やり合わせるためにビッグバンが創作されたと見る。

 実は、我々の地球はいつか大膨張した太陽に飲み込まれ、灼熱の天体となり、生息不可能になると予想されている。火星やエウロパに次の生息の地を求めても、いつか限界が来る。宇宙ステーションに何人住めるだろうか。例えば、重力コントロールの方法が発見され、地球を生息可能な場所に移動させることができれば別だが、そうでもない限り、地球という恵まれすぎた天体で高度に発達した人間は、例えば数万光年とか数億光年という長距離を移動し生き続けることができない。

 そこで、未来人はどう考えるか。多分、一つの方法として、環境変化に強く生命力のある原始細胞生物などをカプセルに詰めて別の新しい銀河系などに送り込むのではないだろうか。ある種の原始細胞は、過酷な環境には強い。生命の継続と、いつか高度な生物として進化することにすべてを託すのである。この原始細胞の遺伝子にはメッセイジを記録させるであろう。

 逆に考えれば、遙かなる昔、遙かなる距離の宇宙から、地球の最初の生命がカプセル入りで安全に届けられたかもしれない。そして、遺伝子の中には、いつか地球人が知りえるであろうメッセージが記録されているかもしれないのである。