ニュージーランドの高校を卒業した娘が帰ってきたと思ったら、ニュージーランドからハンサムボーイが来るやら、その後ドイツの金髪娘が来るやらで、なんだか、我が家もにわか国際化の雰囲気。
ハンサムボーイは母親がモデルということで彼もなかなかの美貌。早速、当社ネット店のモデルになってもらい、一時、時計をつけた写真を飾っていた。今回、高校を卒業し、ニュージーランドの大学(合格済み)で日本語を専攻し、卒業したら日本へ英語教師として来るという。そんなに日本が良いのかな。毎日、夕食時にブロークンイングリッシュで話しかけ、辛抱強く付き合ってもらった。家に長い時間何もせずに留まっても平気、娘がアルバイトから帰るのを迎えに行った。ちょっとデリケートでおとなしい青年だった。娘とは単なる友達なのかよく分らないが聞かないことにしよう。
ドイツの娘は可愛いとの触れ込みだったので、おっさんは嫌われるかと警戒していたが、こちらも余程人類愛があるのか、変な生き物が語りかけるのに付き合ってくれた。目の色も違い、お人形さんみたい。落ち着いてタフな大人の部分あり、うちの娘との会話は17歳の高校生らしい子供の部分も垣間見れる成長のプロセス。娘どうしで喋っているとほとんど聞き取れない。ドイツ人は幼い頃から英語を習い、立派なキングイングリッシュ。うちの娘と一緒に、関西・東京まで足を伸ばした。流石に空港の別れはちょっと寂しかったが、彼女はうちの娘に対してもそんなそぶりは見せなかった。
数十年、英語とは殆ど縁がないので、記憶の彼方になりつつある単語を覚えようと、絵入りの和英辞典を買ってきた。文法通り喋ることに神経を使うより、兎に角、こちらの考えを伝えるよう努力するほうが会話になり易いと感じた。言い訳かもしれない。