宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

マイホームの建設!! 2.土地探し

2011年02月07日 10時00分24秒 | 思考空間

 私は故郷の広島市に戻りたかったが、広島市内の土地の価格が高いことは分かっていたので、東広島の土地を探した。前回お伝えしたようにかつて、所有していた旭町の土地は長年貸していたので、旧法律では借り手が強く、手放さざるを得なかった。駅前の不動産屋、インターネットで見つけた不動産屋を片っ端からあたり、現地で待ち合わせてはあっちこっち回った。何度か母も一緒に見てもらった。

 不動産屋さんは親切だった。東広島市駅の近くにある酒造工場の近くの土地、八本松の造成地、川辺の新しい造成地など5か所ぐらいか、複数の業者と回った。家内も案内し、色々考えた末に、川の土手に接した新しい造成地で150坪程度の広い土地を購入するつもりでいた。東広島市は発展性の高い都市で、広島大学があり、シャープなどが立地し、未来の期待ももてる。ところが、家内が、子供が田舎は嫌だと言っていると伝える。

 広島市内も見なかったわけではないが、利便性、広さ、価格などで満足のいくところが無かった。そうか、もう一度広島市内もきちんと調査するかと、広島市内を重点的に回り時始めた。旧市内の中心部、府中町周辺、可部地域(安佐北区)などを回った。不動産屋さんには申し訳ないがどれも、今一つと言う感じだった。

 その頃、既に、建築業者とも打ち合わせを始めていた。私が土地探しで困っていることを告げると、「こころ」が良いのではないかと言う。変な名前の造成地だったが見に行った。こころはフジタ関連の企業が開発したいるもので、不動産業者のカテゴリーには入らないから、一切紹介が無い。広島市内に住んでいれば、テレビなどで知ることができるが、県外の私には知る由もない。

 中心部からはトンネルを超えて、長い坂を登りきったところに展開する広大な開発地域だった。山の上に、開ける新世界と言う感じ。統制された区画デザインと、塀のない開放型家屋、緑の配置、自動車の速度を落とさせるカーブなどの道路設計、気に入ったのはケーブルなどの地下埋設。電信柱が無く明るく開放感がある。住宅展示場のような家屋が既に数百軒建てられていた。

 広い面積が欲しかったが、商業地域はちょっと高かったし、残された場所では小学校前の区画しかなかった。その中でも一番大きな土地(僅かに)を選ぶことにした。北側も南側も道路に面している。事務所も併設するので道路条件は結構気になったが、その点では満点だった。家内や母にも見てもらい了承を得た。ただし、面積は当初、73坪程度で狭すぎたが我慢するしかなかった。

 結果的には、満足すべき場所を探し当てることができたが、ま、大変だった。今にして思うのは、複数の建築業者と土地探しについても相談しておけばよかったと言うこと。彼らにしてみれば、家を作りたいわけで、顧客が満足する土地も、一緒に探す姿勢がある。不動産業者だけでなく、例えば、銀行とか、直接利害関係のなく幅広い情報を持つ企業に相談する手があったかもしれない。