ヤマダ電機の代理店と称する株式会社シンバスから盛んにメールが来た。熱心に電話も来た。ヤマダ電機がモールを立ち上げたので、出店しないかと誘う。ヤマダ電機のモールは楽天を追い抜くために、巨額の宣伝費を投入するから今がチャンスという。
早めに希望ブランドを申請し抑えると、そのブランドを独占できる。価格競争で値下げを余儀なくされない。ヤマダ電機から商品を購入した顧客はポイントを持っており、そのポイントを使えるモールなので顧客の販売意欲は強い・・とか。
楽天と異なり、店の編集やメンテナンスなどはヤマダ電機がやるので、出店側は楽で、その出店のための前金を払う仕組みだと言う。ヤマダ電機は家電量販店では業界NO1.まさか、騙すとは思わない。ヤマダ電機に電話し確認するとシンバスはヤマダ電機モールの代理店の一つらしい。
シンバスの営業マンとも会った。悪い人間には見えなかった。ところが、18万円を払ったところから全てが狂い始める。まず、出店が数か月遅れる。ヤマダ電機への申込用紙が無くなったからとのこと。かなりのいい加減さ。こっちから言わないと謝罪も無い。何とか、出店ができたが、売れない。兎に角売れない。この5か月で売れたのは安い数千円の商品一個だけ。
すべてをヤマダ電機がやるので、こちらは手の打ちようがない。そして、ある日、突然契約内容の大幅な変更を伝えてくる。ヤマダ電機がやるはずの編集などを、楽天のように出店側がやるようになったと言ってきた。それは詐欺じゃないのと伝えたところ、連絡が来なくなった。
要は、ヤマダ電機は全国のネット通販業者を騙して現金を集めたかっただけ。詐欺商法だが、裁判しても、巧妙で、多分刑事法の詐欺とはなりにくい。日本家電量販店のトップとは名目上の事で、中身は詐欺グループ。
以前も上場企業で凄い詐欺企業が有ったね。テレウエイブリンクス(現在は株式会社SBRらしい。ヤフーが大株主)。言うことが嘘だらけ。大学の後輩と称する営業マンが来社、魅力的な餌をばらまいて契約させ、後から分かる内容は全くデタラメ。最初から騙すつもりで売る真っ黒な犯罪企業。ここは明らかに刑事法の詐欺だった。
詐欺企業を上場させる東証や大証の審査もかなりいかがわしい。日本も凄い国になったね。
私は常に日本の発展を願っているので優しすぎる。今後はどんどん裁判で責任を追及する。過去の裁判では幸い抜群の強さを発揮できた(東京の法律事務所が、その気になると、怖いと言っていた)。