安倍首相は軍事、外交、経済、国内問題でよく頑張っている。ここ10年で多くの政権が移り変わった中でも際立って良い。アメリカとの関係改善は特に良かった。しかし、水面下に沈みつつある日本が立て直せるかと問われれば、ま、無理でしょうね。
国の債務が1,000兆円を超える中で、更に赤字が増える財政計画が立てられており、未来の日本を確実に、立て直し不可能なほどに崩壊させている。選挙目当てのバラマキも増えるばかりで、医療福祉、農業の改革はまるで進んでいない。
年金も目減りする一方で、今の若者たちには安心も希望も夢も無い。安倍首相は仲間や官僚を大切にし優しいんだが、本当に日本の深刻な状況を正面からとらえて解決しようとしているかについては疑問だ。綺麗ごと社会の住人だろう。
維新の会は、橋下が慰安婦問題ひっぱり過ぎ、今でもテレビで自分は正しかったと言っている状態では、とても首相はおろか、政党のリーダーとしても支持は受けない。そこに来て分裂騒ぎで、消滅するかと思っていた。
昨日、運転しながら代表質問を聞いていて、維新の党の江田憲司共同代表の演説には心動かされるものが有った。この深刻な状況にありながら、政治家はだれもそれをまともに語らない。
江田は日本の深刻な状況を把握でき、真面目に取り組み、発言しているように感じた。兎に角日本はきれいごと、嘘事ばかりで、何が何だか分からなくなっているが、江田の取り組みは救いだ。維新の会はどん底まで落ちたが、今後は少しづつ回復する予感がする。
江田憲司代表は特に官僚がのさばり、日本を支配し、日本の発展を阻害している状況について、率直に問題を投げかけ、改革を呼びかけている。国会議員で官僚の問題を正面から捉えず、解決に向けて働かないのは国賊ものだ。
江田は付け焼刃ではなく、節税のために、議員の身を切る議員定数削減についてもうやむやにせず実施を求めている。基本的な所で私の主張と一致しており、日本の未来を回復させるために、応援したいと思う。
若者たちは未来を壊す政治家たちに、もっと怒り、改革改善を要求すべきだが、全く声が聞こえない。若い政治家たちは、当選ばかりをめざし、人気取りと迎合に終始し、当選後、実質的に何もやっていない。
若者たちは江田のような骨のある政治家を後押しして、自分達の権利を取り戻すべきだろう。