山本五十六は真珠湾攻撃に先立ち、何度か部下に宣戦布告(実際は交渉打ち切り通知だったという説あり)が遅れる事が無いように、と注意したらしい。しかし、実際には真珠湾攻撃の1時間後に手渡され、ルーズヴェルト大統領は騙し討ちと国民に伝えた。
ルーズヴェルトは諜報活動で真珠湾攻撃の計画が進んでいた事を知っていたし、日本の無線を解読し、先手を打って航空母艦2隻は退避させていた。日本軍の動きはハワイの最高責任者キンメル司令長官には伝えられていなかった。
ルーズヴェルトは日本を叩きたかったため、石油輸出禁止など徹底的に日本を追い詰め、日本が先に攻撃するのを待っていた。戦争に消極的だった国民に配慮せざるを得なかった。その意味ではルーズヴェルトは絶好のチャンスを得て開戦に踏み出した。
これにより、原子爆弾を日本に落とす理由にもなったであろうし、今に及んでもアメリカ人は日本を信用していない。911事件の時、アメリカ人は「パールハーバー」と叫んだのだ。
山本五十六は2度のアメリカ留学でアメリカの強大さ、まともに勝てる相手出ない事は十分承知していた。不意を突いて攻撃する必要が有った。宣戦布告が遅れない様にと何度か念を押したのは、後世への言い訳作り、暗号でもあったと推測する。
歴史的な事件は必ず検証され事実が明らかになる。従って、「宣戦布告を攻撃後に遅らせろ」とは決して言えない。しかし、宣戦布告した後に攻撃したのでは十分な戦果が期待できない。撃退される場合も有り得る。
そこで、部下に何度か伝えてアリバイ作りをしたのだろう。最も確実な方法は、文書を手渡した後、無線で連絡させ、それを号砲に攻撃する事だ(これまで誰も指摘していない)。確実ではない方法を何度も念押しするのは「分かっているだろう?上手くやれ」ととれる。
実際、この暗号を察知してアメリカへの手渡しを遅らせたのは外務省であり、在米日本大使館だったようだ。担当大使館員はその後 出世している。前の夜が送別会のパーティーだったとか解読が送れたとか色々理由が並べられているが、こんなものは理由にはならない。
大使館が間に合わせる気なら、中身無しで「宣戦布告」と手書きした文書を渡しても良かった。前述したように大使館から無線連絡するのが最も確実で、しかも普通に考えられる方法。この際、暗号が解読されても全く心配は無い。
最後に、山本五十六がアメリカのスパイであった可能性が30%程度とする考えは今も変わらない。理由を次に箇条書きした。
①真珠湾攻撃がアメリカにとって上出来過ぎるほど上出来だった
攻撃があまりにも中途半端。アメリカが参戦するのに絶好のチャンスを与えた。山本は南雲中将が淡白な攻撃で引き揚げる事を知っていた。
②このブログで書いたようにハワイ占領作戦をとっていたらアメリカに勝つか、有利な和解が出来た可能性が高い
③山本は2度のアメリカ留学で、留学時の詳細記録が無く、アメリカの友人がいなかったのも謎
④真珠湾攻撃は山本の独自の考えだったが、この計画はアメリカ以外の在日大使館員も普通に知っていた
ルーズヴェルトは諜報活動で真珠湾攻撃の計画が進んでいた事を知っていたし、日本の無線を解読し、先手を打って航空母艦2隻は退避させていた。日本軍の動きはハワイの最高責任者キンメル司令長官には伝えられていなかった。
ルーズヴェルトは日本を叩きたかったため、石油輸出禁止など徹底的に日本を追い詰め、日本が先に攻撃するのを待っていた。戦争に消極的だった国民に配慮せざるを得なかった。その意味ではルーズヴェルトは絶好のチャンスを得て開戦に踏み出した。
これにより、原子爆弾を日本に落とす理由にもなったであろうし、今に及んでもアメリカ人は日本を信用していない。911事件の時、アメリカ人は「パールハーバー」と叫んだのだ。
山本五十六は2度のアメリカ留学でアメリカの強大さ、まともに勝てる相手出ない事は十分承知していた。不意を突いて攻撃する必要が有った。宣戦布告が遅れない様にと何度か念を押したのは、後世への言い訳作り、暗号でもあったと推測する。
歴史的な事件は必ず検証され事実が明らかになる。従って、「宣戦布告を攻撃後に遅らせろ」とは決して言えない。しかし、宣戦布告した後に攻撃したのでは十分な戦果が期待できない。撃退される場合も有り得る。
そこで、部下に何度か伝えてアリバイ作りをしたのだろう。最も確実な方法は、文書を手渡した後、無線で連絡させ、それを号砲に攻撃する事だ(これまで誰も指摘していない)。確実ではない方法を何度も念押しするのは「分かっているだろう?上手くやれ」ととれる。
実際、この暗号を察知してアメリカへの手渡しを遅らせたのは外務省であり、在米日本大使館だったようだ。担当大使館員はその後 出世している。前の夜が送別会のパーティーだったとか解読が送れたとか色々理由が並べられているが、こんなものは理由にはならない。
大使館が間に合わせる気なら、中身無しで「宣戦布告」と手書きした文書を渡しても良かった。前述したように大使館から無線連絡するのが最も確実で、しかも普通に考えられる方法。この際、暗号が解読されても全く心配は無い。
最後に、山本五十六がアメリカのスパイであった可能性が30%程度とする考えは今も変わらない。理由を次に箇条書きした。
①真珠湾攻撃がアメリカにとって上出来過ぎるほど上出来だった
攻撃があまりにも中途半端。アメリカが参戦するのに絶好のチャンスを与えた。山本は南雲中将が淡白な攻撃で引き揚げる事を知っていた。
②このブログで書いたようにハワイ占領作戦をとっていたらアメリカに勝つか、有利な和解が出来た可能性が高い
③山本は2度のアメリカ留学で、留学時の詳細記録が無く、アメリカの友人がいなかったのも謎
④真珠湾攻撃は山本の独自の考えだったが、この計画はアメリカ以外の在日大使館員も普通に知っていた