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まさか!スコットランドに勝ち一気に世界トップレベルに上昇した日本ラグビーの本物度 キックパスが今後のキー

2019年10月18日 17時34分40秒 | スポーツ

 スコットランドはロシアを61-0で破り、さすがの日本も厳しいかなと見ていた。ところがどっこい、日本チームはスコットランド戦の勝利を目指し、長い間、厳しい練習に耐えてきていた。もう意識がまるで違うのだ。日本がスコットランドに勝った時は、凄いことになったと思った。

 あの日以来、録画した映像を毎日見ているが、昔の日本チームとはえらい違いに驚く。僕は元々、早稲田を応援し、早明戦などを楽しみにしていた。早稲田は華麗な速いパス回しやステップなどが美しく長らく王者を続けていたが、昨今は重量フォワードの帝京などに圧倒されていた。

 まず、学生ラグビーに比べて、日本チームは世界レベルで格段に強いし、うまい。まずフォワードが押されない。以前だったらスクラムを組んだまま押し込まれてトライなんてのが有ったが、逆に日本チームがスクラムで押し込みトライできる。タックルが確実で手がかかればたいてい倒す事が出来る。目を見張る。

 スローインはほぼ全数とれるし、パスも手に吸いつくようにキャッチできる。何が違うのか。最も凄いのは福岡などが見せる、倒れながらのオフロードパスだ(以前は禁止されていた)。これは超プロ級で驚いた。まさか日本チームが出来るとは思わなかった。スコットランド戦もこの倒れながらのオフロードパスでトライを勝ち取り勝ったようなものだ。

 スコットランド戦ではトライもパスもタックルもが目立ったが、最も活躍したのはリーチ・マイケルだろう。トライは無いがあらゆる場面で力強い積極的な動きが相手を圧倒している。リーチ・マイケルがいるのといないのとではまるで展開が異なる。それは、ロシア戦でリーチが参加して一気に有利に展開できたのでもわかる。

 松島は全試合で大変活躍している。あの頭の上にそそり立つヘアスタイルと共に印象深い。日本チームの中心メンバーの一人だ。あまり目立たないが姫野は重要だ。高校時代に空手家の先生と腕相撲し、先生の筋を壊したというから怪力だ。外人に引けを取らない怪力でボールを奪い取るジャッカルでターンオーバーさせ有利に導いている。戦闘力の中心にもいる。

 中島のブルドーザーの様な突進力や一歩も引かない強さがフォワードを支える。田村はキックの得点力で日本を押し上げた。さて日本はニュージーランドに勝てるか?今後の戦いでカギになるのはキックパスだろう。イギリスのチームは必ずキックパスを仕掛けるし、日本チームもここぞというチャンスにキックパスを使ったらよい。