保守的な企業や組織では女性を差別するのが当たり前の当たり前になっていたから、実は、日本という国は表向き、民主的な先進国ながら、出鱈目な酷い国だったし今でもそうだ。橋本聖子をオリンピック組織委員会の会長に据えたとて、それですべて解決するわけではない。
橋本会長も急に重い役職について、半分お飾り大臣だったこともあり、急に実力を発揮できない。しかし、ここは日本のために、とりわけ日本の女性のために頑張りどころだろう。スケートと自転車で頑張った常人ではない長い努力に比べれば、バッハ会長と交渉するぐらいはなんてことはない。
いざとなったら「私は日本を代表している。その私の意見は尊重されなければならない。私の意見とあなたの意見のどちらが正しいか世界に聞きますか?」と言えばいいんだ。
僕がいた電力でも、忘年会で社員の尻の穴に指をつ込んだのが社長、会長になり今は相談役で桁違いの給料を貰ってきたし、やはり忘年会で毎年営業部の部長(fujioka)が若い男性社員に裸行列をさせ、最後は常務になった。社員には家族がいて、子供もいたかもしれない。今だから書くと、僕が当時の担当常務に裸行列は止めるようにして欲しいと伝えたんだ。
何度も書くのはこういう連中は全く反省もせず、性懲りなく何度でもやるからだ。電力関係者がやくざを送ってきたと強く想定されるのもその一つである。その電話は突然来て、従来のやくざや右翼とは異なり、腰が据わった凄みのある脅しをやろうとしていた。
僕は忙しいと電話をバシバシ切ったが、またかけてきて怒鳴る。皆に電話をとらないよう指示した。するとバッティングセンターに来るわ(子分が来て、親分が来て)、家にラッカーで落書きはするわ、やりたい放題。別に、ひ弱い僕がやくざと戦いたいわけではない。まあ、やくざも仕事か。
やくざを使うと相当な金を要し、脅すつもりが弱みを握られ逆に脅されるリスク、誰が依頼主で何を言いたいかを告げるリスクもある(これを言わんと意味がない)。一方、電力会社には総会を通じ裏ネットワークが有り、原子力にはやくざが欠かせない。建設中の電力はどこか?そうか、このルートを利用すれば金は不要でリスクはない。
国レベルで新しいことをやろう、動かそうとしたら、必ずやくざの出番だった。新聞やテレビが報道しなかっただけ。やくざをバックにしなかった竹下元総理は大変だったと思う。実際、当時の雑誌では右翼などの色々な嫌がらせが有ったようだ。
虚弱な日本男性に比べれば日本女性は強いんだから、そういう情けないズル手は使わず、断固、正しい事をどんどん実行して、日本の夜明けを作って欲しい。