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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

我々のMilky Way Galaxy(天の川銀河)は強力な重力を持つグレート・アトラクターに引き寄せられているというが これに関する僕の見解

2021年06月02日 16時34分47秒 | 宇宙
 天体観測では、数十年前から我々の天の側銀河(太陽系が属する)が秒速630km(時速227万km)の凄い高速で移動している理由が謎だった。何かに引っ張られているのか、それとも未知の力が働いているか?

 我々の天の川銀河は太陽系を始め数千億の天体の集まりで、天の川銀河など1000個の銀河がおとめ座銀河団となり、更に、30以上の超銀河団が集まり、ラニアケア超銀河団となっている。ラニアケアは無限の天空の意味だ。

 リヨン大学のエレーヌ・クレトア教授によると、そのラニアケア全体がグレート・アトラクターに引き寄せられている。

 エレーヌ・クレトア教授を含む、9人の研究者(リーダーはハワイ大学フレント・タリー教授)が協力して宇宙地図を作っている。観察は光学望遠鏡に加えて、電波望遠鏡などを使い、星のサイズや距離を分析する。

 僕は電波望遠鏡を使う意味が分かっていなかったが、星から目に見えない電磁波(電波)が出ており、これで通常望遠鏡の様に形や距離が分析出来るんだね。電波は波長が長い。

 ラニアケア超銀河団は直径5億光年だが、このサイズでも宇宙の100万分の1。グレート・アトラクターは地球から2億光年の位置にあり、数十億個の星が作る超重力集団であるが、その奥にはグレート・アトラクター以上に大きな重力集団が存在する。

   この新しい観察結果で僕の仮説の修正点があるか考えたが、特になさそうだ。むしろ、グレート・アトラクターがたかだか数十億個の星ながら3万個以上の銀河を引っ張るというのは矛盾を感じる。

 僕の仮説に従えば、グレート・アトラクターの背後に実は未知のブラックホール集団が有り、ブラックホール集団は観察できないから、手前の星の集団の重力と勘違いしているのではないか。

情報はNHKより。