パソコンはビジネスユースとゲームユースとでは大きく異なるんだね。例えばofficeは1コア(CPU)で処理するため、コア数が多くてもあまり意味がない。コア数が小さく、クロック周波数が大きいのが適する。
クロック(基本クロック数を表示)は負荷が重いと加速し周波数が増加する。最大処理速度の目安になる最大クロック数も表示される。PCでよく唸りの音が大きく速くなるのは加速しているのだ。クロック数が上昇すると当然消費電力も増える。
一方、ゲーム用ではマルチコア対応なので、クロック数だけでなくソフトによってはコア数の多さが要求される。i9ではコア8、スレッド16なんてのも有る。スレッドは仮想コア数を表す。1つのコアを2分割し2つの仮想コアとして使う場合が多く、コア数の2倍になる。
CPUのクロック数などの性能は年々向上し、インテルの場合、世代数で表現される。世代とはCPUについている型番の先頭数字を示す。Core i7ー6700は第6世代ということになる。これに対して、サーフェス プロ7では Core i3-1005G1 が使われており、先頭の10を取って第10世代となる。
僕のPCはCore i7 6700で発売当初は大変速いと言われたが、今や第10世代のi3に負ける。さりとて、ビジネス用としてi3が良いかとなると、マイクロソフトのプロ7 i3の場合、RAMが4GBと小さく、ちょっとしたことで動かなくなる。Windowsだけで4GB近くを使うからだ。
CPUの性能を比較するベンチマークを見る場合、例えばグーグルで
Core i7-6700 Core i3-1005G1(間にブランクを入れる) あるいはCore i7- 6700 Core i3 と入力する。詳しい性能比較が表示されるだろう。
ゲーム用はi7,i9など最新の構成のモデルを求めるようになる。これに対して、ビジネス用だとi5で十分だろう。
PCメーカーはマウスコンピュータをお勧めする。今や国産ブランドであっても、中国製の中、マウスコンピューターは国産。うちでは既に8台ぐらい購入しており、特に24時間無料相談は大変助かっている。
相談に乗る担当者のレベルには差が有るが全体的に高く、次第に親切になってきており、女性もいてあれ?と思った。確か遠隔操作も有ったね。
今やCドライブにはHDD(ハードディスク)ではなく、SSDが使われ(立ち上がりが早い)、昔は128GBだったが今や容量不足なので、256GBは欲しい。パソコン専門店(僕が知っているのはパソコン工房、アプライド)などはSSDの交換をするので2~3万円程度(2週間ぐらいかかる)で交換する手が有る。