これまで、世界初の進化仮説は基本仮説をベースにして仮説を二桁は発表した。例えば、遺伝子には書き込みやすい種類と、書き込みにくい種類が有ると2011年に発表している。それが、ジャンクDNAに生物の設計などを含むノウハウが記憶されているという仮説に発展している。
この書き込み容易遺伝子仮説を発表した2011年はエピジェネティクス革命(ネッサ・キャリー)が出版される4年前の事だから価値がある。ただし、当時は遺伝子と書いていたのを、制御遺伝子と名称を付けている。従来の遺伝子は固定遺伝子とか構成遺伝子と名付けたように記憶している。
何度も書くが、学会などで定義している遺伝子は単にタンパク質を構成するアミノ酸の情報を記号として持っているだけだから、遺伝子のコピーミスが起きてもタンパク質の種類が変わるだけで、何ら、進化には繋がらない。その他にも理由を新たに発表する。
驚きはエピジェネティクスによるメチル化やヒストン修飾だった。メチル化は遺伝子のOFFスイッチになり、ヒストン修飾はポリメラーゼのmRNA作成を調整するボリュームスイッチのようなものだ。これら修飾によりノウハウ情報の書き込みや書き換えを容易にし、ノウハウを記憶させたのだが、新ダーウィン説に比べて恐らく1000倍とか10000倍複雑で難しいテーマになっている。
原始海に各種タンパク質を安定供給するタンパク質工場が出現したとする仮説は、画期的だった。新プロテインワールドの幕開け、再確認となる事だろう。RNAワールドは本来無理筋だった。まず、原始海でRNAが作成される条件が整わない。
自己複製で数の増加が出来るとは思えないが(発表した論文が本当だろうかと思う)、仮の仮で、RNAが増えたとして、タンパク質がRNAを認めなければ、ただの物質だ。タンパク質が記号物質と適すると認めたので、初めて活躍の舞台が出来た。
評価システムの具体的モデルは、電気学会の発表を待って欲しい。え?ということになる。お楽しみ。評価システム無しに進化なんて論理的には有り得ないのだ。世界の天才たちが、エピジェネティクスという真の科学研究が発表されているにもかかわらず、作文の遺伝子の突然変異による進化を支持し続けるのは、頭が良すぎて、正常に回らないことを示している。
建設中!!
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