日本初のジェット旅客機MRJは5回も初飛行延長で心配されていたが、本日9時35分、熱心なマニアや関係者が見守る中、県営名古屋空港を離陸して大空へ飛び立った。僕も正直なところ本当に飛べるのか?と心配していたから、テレビで空を滑空する姿を見てほっとした。
飛行機開発では実際に飛んでみないと分からない事が多い。技術者は祈る気だっただろう。男性だけでなく、女性の中にも涙を流した人がいたらしいから、いかに関心が高かったか分かる。日本の未来が心配される中で国民に光を与えた。上の写真はAviation Wireのを加工。
ライバルの中国機 ARJ-21(78~105席級)は価格が安くて脅威であるが(MRJが58億円?、中国機は38億円?)、今のところ、中国機は課題が多く販売は出来ないようだ。
初飛行により受注は一気に増えると予想されており(現在407機受注)、期待が持てる。
製造中のMRJ 写真は三菱航空機より。
僕も過去に様々な開発をした経験から(レベルはまるで比較にならないが)慎重にやりたかった気持ちは十分理解できる。搬送用のモノレール、炊飯用の高速ロボットを開発したが、レールの上を走ったので、安定性は確保されている。それでもレールに油がこぼれて滑るなどのトラブルが有った。
飛行機はまず安定性が担保されていない。空洞実験の試験結果、計算機シミュレーションを駆使し、既存飛行機の特性と比較して確認してきた事だろう。昨日、機首を上げることが出来たので、自信は深まっていたと思う。
飛行機開発では実際に飛んでみないと分からない事が多い。技術者は祈る気だっただろう。男性だけでなく、女性の中にも涙を流した人がいたらしいから、いかに関心が高かったか分かる。日本の未来が心配される中で国民に光を与えた。上の写真はAviation Wireのを加工。
ライバルの中国機 ARJ-21(78~105席級)は価格が安くて脅威であるが(MRJが58億円?、中国機は38億円?)、今のところ、中国機は課題が多く販売は出来ないようだ。
初飛行により受注は一気に増えると予想されており(現在407機受注)、期待が持てる。
製造中のMRJ 写真は三菱航空機より。
僕も過去に様々な開発をした経験から(レベルはまるで比較にならないが)慎重にやりたかった気持ちは十分理解できる。搬送用のモノレール、炊飯用の高速ロボットを開発したが、レールの上を走ったので、安定性は確保されている。それでもレールに油がこぼれて滑るなどのトラブルが有った。
飛行機はまず安定性が担保されていない。空洞実験の試験結果、計算機シミュレーションを駆使し、既存飛行機の特性と比較して確認してきた事だろう。昨日、機首を上げることが出来たので、自信は深まっていたと思う。
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