TBSのひるおびで、ゼレンスキー大統領が「・・マリオポリを全滅させたら停戦交渉を打ち切る・・」と演説したのを紹介した時、廣瀬陽子・慶大教授が「ロシアに響かない演説(意味がない)」と低い評価を与えたのだが、え?どうかなと思った。その後もゼレンスキー大統領は同じことを言っている。
これで確信できた。ゼレンスキー大統領はロシアとの戦争について反転攻勢の自信を深めてきたのである。実は米英、とりわけアメリカにとって、ロシアがウクライナを占領し支配するのを許容できないからだ。当初は確かに、ゼレンスキー大統領を亡命させるべく説得してきた。
しかし、ゼレンスキー大統領が自らの命を投げ出し自国を守る姿勢を明確にし、国民も勇敢に戦ったことで、方針を変えた。今や米英は本気でウクライナからロシアを追い返す戦略だ。支援は強化されつつある。
元々、21世紀に入ってのプーチンの残虐・野蛮行為(大量虐殺だけでなく、1歳の子供をロシア兵が性暴力とは一体なんだ)はロシアをして、国際舞台から追放、3ワル国(中国、ロシア、北朝鮮)の一角を崩す絶好のチャンスを西側に与えたのだが、ますますその可能性を拡大している。
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