本当に来年の東京オリンピックを開催するなら今からシャカリキにPCR検査体制を構築しなければならない

　東京オリンピックに出場する選手数は、約1万１000人とされている。まあ、1万人ぐらいの海外選手を受け入れる上に、観客動員数は期間中に1000万人とされているから、100万人を超える規模の人々が海外からくる計算だ。

　今日・現在で、世界のコロナ感染者は1570万人だ（アメリカ419万人、ブラジル235万人）。来年はさらに増加しているだろう（現在、1日で7万人増加）。勿論、PCR検査に引っ掛からない隠れコロナ患者もいる。

　ワクチン開発も重要で欠かせないが、ワクチンが開発されたとしても、特にオリンピック選手においては正常でまともな競技のために毎日のようにコロナ検査が必要になる。海外からの観客のPCR検査も半端じゃない。大変だ。

　現状のようなお寒い体制では、とても間に合わない。本当に来年のオリンピック開催を考えるなら、今から本格的なPCR検査体制を強力に整えてゆく必要がある。