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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

ガンもお金さえ払えば完治可能な時代となった 目覚ましい重粒子線や自己免疫利用の治療

2015年07月26日 21時05分29秒 | 健康・病気
 ガンや歯の治療は医者により結果が全く異なる。 ガンで何度も手術し酷い目に遭い乍ら亡くなられた方もおられれば、手術もせずケロッと治られた方もおられる。日本では医者の資格が一生保証されるため、勉強しない医者が多く、レベルの差が非常に大きい。

 健康な人でも1日数千個のガンが発生すると推定され、ガンで亡くなられる方は二人に一人となっている。それぐらい身近だが、ガンを患わない人もいる。ガンを患うか否かは免疫性の差らしい。すぐ風邪をひくような人は免疫性が低く、ガンになり易い。

 理工系の私は重粒子線に注目してきた。一方で、遺伝子解析により、身体が本来持つ免疫力を利用する方法がにわかに注目され実用化されつつある。そのカギを握るのが、最強・最高のNK(ナチュラルキラー)細胞と呼ぶリンパ球である。
 
◆重粒子線
 重粒子線は電波技術の応用で、ガンの3次元形状を計測し、炭素イオン線をガンだけに照射しDNAを破壊する。血液ガンを除く固形ガンに適用でき、手術も痛みも無く、快適に治療して画期的な効果を期待できる。日本の誇る技術(東芝、三菱電機)。乳ガンへの適用も試験中。治療費は1回が300万円ぐらい。普通に歩けるなら末期でも治るとの情報も有り。

◆ガンに対する最強の戦士は自己免疫のNK細胞である
(1)ガン細胞を識別し殺すのはキラーT細胞とNK細胞
 私が当初読んでいた書籍でガン細胞を殺すのはキラーT細胞だった。しかし、キラーT細胞はガン細胞に騙され(免疫細胞が出す物質拡散等)機能しない場合有り、一方、NK細胞は数十種類のセンサーを使って、どのようなガンでも見分けることが出来る。

(2)ガン細胞をアポトーシスに導く
 キラーT細胞も、NK細胞もがん細胞に接着しパーフォリンで穴を開け、細胞の中にグランザイム(爆弾)を打ち込んでアポトーシス(自殺)させる。NK細胞は誰にも存在し(数百億個が体内パトロール)するが、ガンにかかる人は免疫性が弱くNK細胞の元気が無い。ガンの完治にはNK細胞の活性化しかなさそう。

◆分子標的薬である「ハーセプチン(トラスツズマブ)」の点滴(乳癌、転移性ガン)
 保険適用が出来るのが魅力(1回の点滴が保険適用で5万円程度)。乳ガンや転移性のガンの表面にはHER2と呼ばれる増殖信号受容体が多数存在する場合が多く、HER2をブロックして増殖を抑える。またNK細胞を呼び寄せアポトーシスさせる。副作用が出る場合が有るものの深刻ではない。

◆NK細胞を活性化させる免疫性治療で効果の高いのはANK治療(NK治療法ではない)で1回400万円(最高6回で2400万円)
 京都大学関連の培養センターでNK細胞を培養・活性化し、体内に少しづつ注入する。末期ガンや手術不可能でも治った例が報告されている。手術等の併用も有り。お金さえあれば、ガンになった場合、まずANK医療機関に相談するのが良さそう。実施できる医療機関は国内30程度。 http://www.lymphocyte-bank.co.jp/hospital.html (広島市は広島大腸肛門クリニック)
注意:一般の医療機関ではANKを知らない場合が多いらしい。

◆従来の化学系抗ガン剤はガン幹細胞が残り免疫系にもダメージを与えていた
 化学系の抗ガン剤は増殖の速い細胞を殺すもので(細胞分裂中のDNAをカット)、脱毛などを伴った。残念なことに増殖の遅いガン幹細胞(ガンの親玉)は残ってしまうし、免疫細胞などにもダメージを与える。従って、完治には至りにくい。

◆その他
(1)ガン特効薬開発中
 ガンの特効薬であるポテリジェント抗体と呼ぶ分子標的薬は協和発酵キリン社が特許を持ち、世界中の20機関で開発&臨床試験中。

(2)大腸ガンやEGFR陽性
 分子標的薬アービタックス(セツキシマブ)を使うと一定の効果が有るとされている。EGFRはガン細胞の表面に多数存在する増殖受容体(レセプター)。

◎◎現時点でお勧めは、まず重粒子線治療を優先し、その上でより完治を目指すならHER2陽性はハーセプチン点滴、HER2陰性はANK治療かな。手術不可ならANK治療しかない。重粒子線は高いが、破壊力と快適治療が魅力。ハーセプチンは健康保険適用で安い。

◆◆免疫力が弱いと完治してもまたガンになるのので、ロングライフを考えると薬に依存せず、適切な運動と味噌汁を基本とした日本的食事ですかね。


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