Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

浅草でセッション見物

2007-07-05 09:40:11 | ジャズ
つくば出張は空路利用ホテル付きパックのほうがトク.つくばエクスプレスが通るので,浅草に泊まってみた.ホテルは空いていてツインをひとりで使用.雷門で写真を撮りあっている若い子たちはたいてい中国からだ.夕食は「多から家」という黒光りした店で天麩羅.店の色紙によれば,エノケンやロッパも通った古い店らしい.昔風の茶色い揚げ方で,葵丸進みたいな有名店に比べると,なんといっても安い.

国際通りを歩いたら,Jazz Janomeという昔からあるライブハウスで「セッション,ドリンク付き2000円」と書いてあったのでのぞいてみた.地下の台形の部屋.短辺側にアンプ棚とかジャズライフのバックナンバーとか,その右前にドラムセット,左壁際にアップライトピアノ,ベースはピアノと棚の間に押し込められて弾く.

ギターの田辺充邦さんが取り仕切っていた.写真は田辺さんのアルバムだが,ウェスにバーニーを混ぜて新しくしたような感じの弾き方.この方の引力によるものか,ギタリストばかり数人.どの楽器が高いというようなはなしをしていた. あと集まっていたのは tb, p2, b2, ds2.一曲にギターふたりプラス他の楽器あるいはボーカルという編成.Close your eyes, Dream, Lady is a tramp など,ちょっとはずれたスタンダードを楽譜を見ながらやるのが主流らしかった.

ROMしていたのはぼくともうひとり.黙って座っていると評論家なんかに見えるらしいので,ヴァイブを弾くと言ったら,休憩時間にレッド・ノーヴォ(vib)とタル・ファーロー(g)のビデオを見せてくれた...もっとも,この場のお目当てはタル・ファーローのほうで,この人はおそろしく手がでかい.
20時に入ったがお仕事が終わってからプレイしようという人で混んできたので出て,時計を見たら22時だった.
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