Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

コーヒーと随筆

2018-05-05 06:34:52 | 読書
庄野 雄治 編,mille books (2017/10).

編者は徳島市内に2店を持つコーヒー焙煎人.「はじめに」と「おわりに」はコーヒーショップのカウンターでコーヒー談義を聞いている雰囲気.
大きなフォントで行間の空いたページ設定.ときどき木下綾乃によるヘタウマ挿画.豪華なハードカバーだが,図書館本なのでカバーの下の装丁が見えないのが残念.

「BOOK」データベースより「目次」を転載すると
畜犬談ー伊馬鵜吉平君に与える(太宰治)/巴里のむす子へ(岡本かの子)/家庭料理の話(北大路魯山人)/立春の卵(中谷宇吉郎)/大阪の可能性(織田作之助)/陰翳礼讃(谷崎潤一郎)/変な音(夏目漱石)/恋と神様(江戸川乱歩)/余が言文一致の由来(二葉亭四迷)/日本の小僧(三遊亭円朝)/柿の実(林芙美子)/亡弟(中原中也)/佐竹の原へ大仏を拵えたはなし(高村光雲)大仏の末路のあわれなはなし(高村光雲)/ピアノ(芥川龍之介)/人の首(高村光太郎)/好き友(佐藤春夫)/子猫(寺田寅彦)/太陽の言葉(島崎藤村)/不良少年とキリスト(坂口安吾)

というわけで,悪いわけはない.
姉妹本に「コーヒーと小説」がある.

☆☆☆☆
コメント
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