Amazon の内容紹介*****
ロンドンの寂れた商店街に佇む名家の屋敷。教養ある血筋を襲う不可解な事件! 素人探偵アルバート・キャンピオンが暴く、葬儀屋の“次の仕事"とは……?
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マージェリー・アリンガム, 井伊順彦・赤星美樹 訳,論創社論創海外ミステリ(2018/4).
著者は海外ではアガサ・クリスティ級に評価されているそうだ.味わい深い文章だが,訳文中にはやたらと注釈が出てくる.登場人物も多くて疲れた.しかし解説 (横井司) によれば,アリンガムの作品には,さまざまな文学趣味や風俗批評がないまぜになっていて,『楽しくも疲れる』が定評だが、この「葬儀屋の...」はあまり疲れず,楽しく読める作品」なんだそうだ.
探偵アルバート・キャンピオンを読者はみんな知っているというのが前提らしい.短編集もある.
没落した一族の圧倒的な描写にも関わらず,真相がちょっと外れたところにあるのが,いいような悪いような.
原題 More Work for the Undertaker.undertaker が葬儀屋のこととは知らなかった.more work は「次の仕事」でいいのだろうか.
図書館本.☆☆☆★
ロンドンの寂れた商店街に佇む名家の屋敷。教養ある血筋を襲う不可解な事件! 素人探偵アルバート・キャンピオンが暴く、葬儀屋の“次の仕事"とは……?
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マージェリー・アリンガム, 井伊順彦・赤星美樹 訳,論創社論創海外ミステリ(2018/4).
著者は海外ではアガサ・クリスティ級に評価されているそうだ.味わい深い文章だが,訳文中にはやたらと注釈が出てくる.登場人物も多くて疲れた.しかし解説 (横井司) によれば,アリンガムの作品には,さまざまな文学趣味や風俗批評がないまぜになっていて,『楽しくも疲れる』が定評だが、この「葬儀屋の...」はあまり疲れず,楽しく読める作品」なんだそうだ.
探偵アルバート・キャンピオンを読者はみんな知っているというのが前提らしい.短編集もある.
没落した一族の圧倒的な描写にも関わらず,真相がちょっと外れたところにあるのが,いいような悪いような.
原題 More Work for the Undertaker.undertaker が葬儀屋のこととは知らなかった.more work は「次の仕事」でいいのだろうか.
図書館本.☆☆☆★