Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

出版の経験から...

2018-05-29 10:05:53 | 読書
たぶん,著者しないとわからなかったことをいくつか...

契約内容が前もってわからない.
 初出版のときを思い出すと,自分が書いたものが活字になるだけで感激であった.印税など気にしなかった.思い返すと「契約書」は本が刊行されてから送られてきた.このとき初めて印税がわかった.
その後の体験を思い返すと,どうやら契約書は後から送られてくるものらしい.
この時点で,契約書に署名捺印を拒否したらどうなるか...おもしろい問題だが,(額はともかく)さし当り印税を手にするのが先のことになるのは明らかだな.

献本
 出版社が著者にタダでくれるのは 10 冊が相場.発行部数には著者が自腹で買った部数がかなりの割合でふくまれる場合がある.著者が多数になると減少する (事典・便覧の類では著者分はない).
ふつう本に実名で登場した方々には出版社から直接献本される.

出版社が決めること
 1 タイトル
 2 表紙デザイン
 3 帯・裏表紙などの惹句
1 2は全部決まってから著者に通知される.自分はその時点で嫌だ応だと言うので,さぞかし嫌われていることだろう.
ただしこれは大出版社のことで,零細出版社では 1 2 あたりは著者との相談で決まって行くことが多いと思う.

奥付の発行年月日
 大安吉日を選んだりする場合がある.実際とは数日の誤差がある.

エンタメ本とは無縁なので,
 打ち上げで銀座のバーに行くのか?
 著者サイン会,トークイベントetc はどうなっているのか?
 宣伝はどうなっているのか?
などは(関心はあるが)わからない.

トップ画像は拙著「新装版・音律と音階の科学」の帯.「モーツァルトからピンクレディまで」ではなく,「バッハからPerfumeまで」にしてもらいたかったところ.でも,本が売れればいいか !
コメント
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