Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

音律と音階の科学 新装版

2018-05-19 08:44:15 | 新音律
講談社ブルーバックス (2018/5).
小方厚,サブタイトル「ドレミ…はどのように生まれたか」は,旧版 (2007/9) から2字減らしました.
5/16 に刊行され,丸善に並んでいました.

「モーツァルトから...」という帯の惹句は著者は関知するところでは,ありません.
カバーイラスト (木野鳥乎 (きのとりこ)さん) は,オレンジ色の線と紫色の線のそれぞれが一筆描きでループしています.そう言われなければ誰も認識しない? もったいない.
カバーそでのプロフィールには普通写真がつきますが,代わりに湊里香さんによるスケッチが入っています.

目次
第1章 ドレミ…を視る,ドレミ…に触れる / 第2章 ドレミ…はピタゴラスから始まった / 第3章 音律の推移――閉じない環をめぐって / 第4章 なぜドレミ…が好き?――音楽の心理と物理 / 第5章 コードとコード進行――和音がつくる地形を歩く / 第6章 テトラコルド――自由で適当な民族音楽 / 第7章 楽器の個性を生かそう / 第8章 音律と音階の冒険――新しい音楽を求めて

章・節のタイトルはブルーバックス・カラーで統一されました.
第1-5章のスケルトンは旧版とほぼ同じ内容ですが,記述も,その順序も,かなり入れ替えました.また純正律の説明にオイラー格子を使いました.
第6-8章には,このブログの記事を書き直して挿入した部分があります.

旧版で読者からいただいたアドバイスに従い,離れたところにある図を参照するときは,「何ページの第何・何図」と書きました.電子書籍ならポチれば図が別フレームで現れる...と言いたいところですが,残念ながら同時発売の Kindle 版は,そうなってはいません.
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

reading

/Users/ogataatsushi/Desktop/d291abed711d558e554bf7af66ee57d7.jpg