Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

鈴懸の道

2018-11-21 09:08:05 | 新音律
ぼくと同年齢のザ・ピーナッツの最初のヒット曲が「可愛い花」.シドニー・ベシェの曲だが,日本では「小さい花」のタイトルのピーナツ・ハコー版が本場ものとして売れた.

そのピーナツ・ハコーが来日し,鈴木章治とリズムエースと,ダブル・クラリネットで吹き込んだことで,「鈴懸の道」もインスト曲としてリバイバルした.1957年のことである.原曲は戦時中に発表された.灰田勝彦が歌う3拍子で,戦時色はない.カレッジソングと言いたいが,いかにも歌謡曲.作曲は勝彦の兄,灰田有紀彦.

リズム・エース版では.イントロとリフが加えられ,スイングする.このアイデアはピーナツ・ハコーによるものと思い込んでいたが,共演版の3年前にすでにハコーとは関係なくリズムエース単独で吹き込んでいたという.Platanus Road をタイトルとするピーナツ・ハコーのソロ版は,確かに違う編曲だ.

動画の2011年・柏高校ブラバンの演奏はリズム・エース版を踏襲している.アドリブは本当にアドリブなんだろうかと,興味津々.

昔はつくばから柏へよく買い物に行った.
もっと昔,渋谷のジャズ喫茶でよくリズムエースを観た.

カット写真は立教大学の,鈴懸の道.

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