路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【筆洗】:十八、十九世紀のドイツでは学生同士の決闘行為がよくあった。

2018-10-01 06:10:48 | 【中国・共産党・香港・一国二制度・台湾・一帯一路、国家の個人等の権利を抑圧統治】

【筆洗】:十八、十九世紀のドイツでは学生同士の決闘行為がよくあった。

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【筆洗】:十八、十九世紀のドイツでは学生同士の決闘行為がよくあった。

 ルールがあり、命までは奪わないらしい。ハイネ、マルクス、ニーチェ、シーボルト。歴史上の人物たちも若き日の決闘の経験者と聞く▼大学時代の一年半で二十五回の決闘をしたのが鉄血宰相ビスマルク。顔に刀傷が残ったという。宰相時代も決闘を申し込んでいる。「ソーセージの決闘」(一八六五年)という。相手はビスマルクを批判する政治家ルドルフ・フィルヒョウである▼決闘は申し込まれた方が武器を選べる。科学者でもあった、フィルヒョウが選んだのは二本のソーセージ。一本には寄生虫が潜んでいる。「さあ一本選んで食べよ。残った方を私がいただく」。ビスマルクは結局選べず、決闘は行われなかったという▼この長引く決闘をどう収めるか。米中の貿易戦争である。トランプ米政権は先週、対中制裁関税の第三弾を発動し、これに対し中国も報復関税を実施した▼これで米国は中国からの輸入総額のほぼ半分、中国は米国からの七割に関税を課したことになる。お互いの首を絞め合う懲罰と報復の果てなき争い。もはや危険なレベルに入っている▼世界一位と二位の決闘にもやはりソーセージを出すか。そのソーセージは一本だけではなく、両方ともに世界経済の大打撃という猛毒が入っている。話し合いのテーブルにつくしかあるまい。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【筆洗】  2018年10月01日  06:10:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【私設・論説室から】:自民党、何か感じ悪い?

2018-10-01 06:10:44 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【私設・論説室から】:自民党、何か感じ悪い?

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【私設・論説室から】:自民党、何か感じ悪い?

 自民党総裁選で三選を決め、任期がさらに三年延びる安倍晋三首相が、近く閣僚と党役員人事を決める。「まさか」と思わずのけぞりそうなご仁や、常識的にはあり得ない人の閣僚任命が取り沙汰されている。

 三年前、石破茂氏が「『自民党何か感じ悪いよね』と国民意識が高まった時は危機だ」と語ったが、そのころよりも「感じ悪いよね」と思う国民は多いのではないか。

 いささか旧聞に属するが、麻生太郎副総理兼財務相と野田聖子総務相は不祥事の責任を取るため、相次いで閣僚給与一年分(約百七十万円)を自主返納して幕引きにした。

 麻生氏は、国税庁長官と事務次官という官僚トップの部下二人が辞任。さすがに大臣の辞任も不可避かと思いきや、まるで人ごとのような態度で続投。野田氏は情報公開制度を所管する立場でありながら、報道機関が請求した内容を知らされ、対処を誤った。民主主義の根幹である「国民の知る権利」をゆがめたのに麻生氏と同じ処分で続いた。

 「この国はいつから、閣僚給与自主返納すればすべてが免責されるような無責任世の中になったのか」と思ったものだ。野田氏の処遇は不明だが麻生氏は続投方針という。

 長期政権による驕(おご)りや弛(たる)みで済ますわけにはいかない。もろもろの問題の根源は森友・加計疑惑を曖昧なまま幕引きを図る首相姿勢にあるのは言うまでもない。 (久原穏)

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【私設・論説室から】  2018年10月01日  06:10:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【社説①】:週のはじめに考える 雨を感じる者として

2018-10-01 06:10:40 | 【災害・地震・津波・台風・竜巻・噴火・落雷・豪雪・大雪・暴風・土石流・気象状況】

【社説①】:週のはじめに考える 雨を感じる者として

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説①】:週のはじめに考える 雨を感じる者として

 秋分もすぎて、天文学上の定義でも、ついに夏は去りましたが、顧みれば、獰猛(どうもう)な、とでも表現したくなるような、自然の脅威にさらされた夏でした。

 まずは、言うまいと思えど、今夏の暑さ、です。

 東京都内や名古屋市で観測史上初めて最高気温が四〇度超え。七月二十三日には埼玉県熊谷市で四一・一度と国内最高気温が更新されました。

 その日、気象庁は連日の高温について異例の会見を行い、「災害と認識している」と。熱中症などで亡くなる人が続出し、テレビで連呼された「命にかかわる危険な暑さ」というフレーズも、大げさには聞こえませんでした。

 ◆この夏、自然の脅威

 そして、「過去に経験したことのない雨」という言葉も大げさではなかった。七月初旬、九州から岐阜県までの広い範囲で被害をもたらした西日本豪雨。気象庁は「数十年に一度の大雨」を警告する特別警報を過去最多の十一府県に発出。河川氾濫、土砂災害が多発し死者は二百人を超えました。

 台風も、また。連絡橋にタンカーが衝突したり滑走路が浸水したりした映像は衝撃でした。21号が徳島、ついで兵庫県に上陸したのは今月四日。最大風速四四メートル以上の「非常に強い台風」が上陸したのは二十五年ぶりです。死者は十人を超え、関西を中心に大きな被害が出ました。

 そして、六日には北海道で震度7の大地震が。

 大規模な土砂崩れが発生した厚真町を中心に、死者四十人を超えるなど甚大な被害。住宅の全半壊は約千棟、全道を停電が覆うブラックアウトも出来(しゅったい)して、暮らしは大混乱に陥りました。

 この夏を振り返れば、私たちは本当に何というやっかいなところに暮らしているのだろうと、改めて思わずにはいられません。

 ◆猛暑、大雨、台風、地震

 気象庁のデータを瞥見(べっけん)すれば、例えば夏の台風は、ざっと発生数の半分が列島に接近、その半分が上陸といった感じでしょうか。今も新たに24号が…。偏西風や気圧配置からそうなるだけだと聞いても、何か腹に落ちない。どうしても台風は日本列島を目指してくるような気がしてしまいます。

 「日本人であるということは、どうやら多くの自然災害とともに生きていくことを意味しているようです」。作家の村上春樹さんは二〇一一年にカタルーニャ賞を受けた時、大震災や毎年のような台風被害にふれたスピーチでそう語りましたが、まさに、です。

 確かに、テクノロジーは素晴らしい。科学技術の進展がどれほど減災に貢献してきたか分かりません。でも、自然そのものを力ずくでどうこうはできない。ほぼ半世紀前、大阪万博で大人気だったパビリオン、三菱未来館で見た「未来には実現する」技術の映像では、確か、ジェット機が台風の目に爆弾のようなものを投下して台風を消滅させる…。幸か不幸か、そんな未来は来ていません。

 それでも、はるか昔から、人々がこの地でどうにかこうにか生きてこられたのは、自然とうまく折り合いをつけてきたということでしょう。パスカルの『パンセ』じゃありませんが、自然に比べれば人間は弱い、ちっぽけだと自覚しているからこその強さ。強面(こわもて)でなく柔らかい物腰、対峙(たいじ)というより対話するように自然とつきあってきたのだという気がします。

 例えば、平生は恵みの雨だが、時に猛(たけ)り狂うこともある雨。なのに「篠突(しのつ)く雨(激しく降る雨)」「私(わたくし)雨(ごく局地的な雨)」「一篩(いっし)の雨(篩(ふるい)で粉をひとふるいした程度の少雨)」など、それだけで本が一冊できるほど(実際にあります)多くの凝った名前をつけて、愛(め)でるように接してきたことにも思い当たります。

 <雨を感じる者もいれば、ただ濡(ぬ)れるだけの者もいる>とは、誰か西洋の人が言った言葉ですが、身びいきを承知で言えば、私たちは、断然、前者でありましょう。

 そして、人々のそういう柔らかな心性とも、あちこちでぐらぐらする柔らかい国土とも決定的に相性が悪いと思うのが、原発なのです。そう、この歌が静かに訴えるように。<やはらかきふるき日本の言葉もて原発かぞふひい、ふう、みい、よ>高野公彦。

 ◆柔らかく、しなやかに

 北海道地震で、泊原発の外部電源が一時喪失した時、あの福島の記憶、自然をねじ伏せようとする営みが脆(もろ)くも崩れた記憶が苦く蘇(よみがえ)ったという人もおられましょう。今回は活断層でない断層がずれたともみられ、「原発は活断層の上には造らない」というルールの意味も揺さぶられています。

 この美しくも災害だらけの国でしぶとく生き抜いていく。それには自然と、柔らかく、しなやかにつきあっていくほかないのです。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2018年09月30日  06:10:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【筆洗】:一九七〇、八〇年代に活躍した米大リーグ抑え投手の草分け的存在である、

2018-10-01 06:10:35 | 【社説・解説・論説・コラム・連載・世論調査】:

【筆洗】:一九七〇、八〇年代に活躍した米大リーグ抑え投手の草分け的存在である、ローリー・フィンガーズがこんなことを語っている。

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【筆洗】:一九七〇、八〇年代に活躍した米大リーグ抑え投手の草分け的存在である、ローリー・フィンガーズがこんなことを語っている。

 「救援投手にとっていやなことは失敗すれば、先発投手の勝利を台無しにしてしまうことだ」。コールマン髭(ひげ)の強気な投球が懐かしいアスレチックスの大投手もそんなことを気にしていたか▼打たれて自分に負けがつくだけならがまんできる。が、自分のせいで、がっかりする同僚がいるのは耐えがたい。自分の失敗で他人の人生を狂わせることだってあるかもしれない。救援投手はそうした強い重圧の中でマウンドに立っている。そのせいだろうか、米野球界には薬物やアルコールで不幸な末路をたどった救援投手もいる▼その過酷な役割を担いながら千試合登板を達成したのである。今シーズン限りで引退する中日ドラゴンズの岩瀬仁紀投手。大偉業である▼記録を塗り替えるのは難しいだろう。年五十試合。それを二十年間続けてやっとその数字に届く。しかも耐えがたい重圧の中でである。連投できる体力、動じぬ心。その二つが同時になければ、千試合投手は生まれぬ▼「毎日、投げるのが怖かった」。インタビューでそう語っていた。長年、恐怖を抑え込んできたのか。ファンには感謝の言葉しかないだろう▼「画竜点睛」。竜の目を最後に描き入れ、飛翔(ひしょう)させた、鉄腕の花道を拍手で送る。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【筆洗】  2018年09月30日  06:10:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【社説①】:大分・伊方決定 社会通念というリスク

2018-10-01 06:10:30 | 【電力需要・供給、停電・エネルギー政策・原発再稼働・核ゴミの中間最終貯蔵施設他

【社説①】:大分・伊方決定 社会通念というリスク

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説①】:大分・伊方決定 社会通念というリスク

 司法はまたしても「社会通念」という物差しを持ち出して、四国電力伊方原発(愛媛県)の運転差し止めを求める住民の訴えを退けた。原発リスクにおける「社会通念」とは、いったい何なのか。

 伊方原発は、四国の最西端、日本一細長い佐田岬半島の付け根にある。

 対岸は、豊後水道を挟んで九州・大分だ。最短で約四十五キロ。半島の三崎港から大分側の佐賀関港へは、フェリーを使えば七十分。古くから地理的に深く結び付いており、人や物の行き来も頻繁だ。

 伊方原発に重大な事故が起きたとき、原発の西側で暮らす約四千七百人の住民は、大分側に海路で逃げることになる。

 細長い半島には、ほかに逃げ場がないのである。

 伊方原発は「日本一再稼働させてはいけない原発」と言われてきた。

 わずか八キロ北を半島に寄り添うように、長大な「中央構造線断層帯」が九州へと延びており、南海トラフ巨大地震の震源域にある。

 さらに、伊方原発は阿蘇山から百三十キロの距離にある。

 原子力規制委員会の「火山ガイド」も指摘する、噴火による火砕流や火山灰の影響が心配される距離感だ。

 両岸の住民は、巨大地震と巨大噴火という原発事故の“二大要因”を共有する間柄、原発事故は「対岸の火事」ではないのである。

 大分地裁は、やはり四国電力側の主張を丸のみにするかのように「原発の耐震性評価は妥当」と判断し、「阿蘇山の破局的噴火が生じることが差し迫っているとは言えない。破局的噴火に相応の根拠がない場合、社会通念上無視できる危険である」とした。

 三日前の広島高裁と同様、またもや「社会通念」という、科学でもない、法律でもない、あいまいな“物差し”を持ち出して、大分地裁も、住民側が主張する具体的な不安を退けた。

 重ねて問う。「社会通念」とは、いったい何なのか。

 地震や噴火のリスクは確かにそこにある。しかし、確率は低く、取るに足らないものであり、そのようなことに不安を覚える人たちが、非常識だということなのか。

 だから、備えを図る必要もないという判断なのか。

 このような「社会通念」が定着し、原発が次々と息を吹き返していくとするならば、「安全神話」の復活以上に危険である。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2018年09月29日  06:10:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【社説②】:「新潮45」休刊 老舗の名を泣かせるな

2018-10-01 06:10:25 | 【LGBTQ+=ジェンダー・アイデンティティ、レズ、ゲイ、バイセクシャル、

【社説②】:「新潮45」休刊 老舗の名を泣かせるな

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説②】:「新潮45」休刊 老舗の名を泣かせるな

 性的少数者(LGBT)への差別的な表現が批判された月刊誌「新潮45」が休刊する。世間の批判への反論特集がさらなる批判を浴びた。新潮社は休刊で済ませず、問題の核心の検証が必要だ。

 ヘイト本は売れる-。そんな時代なのだろう。嫌韓・嫌中など特定の民族や国などへの差別や憎悪をあおる本や雑誌がひしめく。編集者にそんな思想がなくても、売り上げが目当てで、ヘイト市場に手を出す出版社もあるという。

 「新潮45」の場合はどうだったのか。八月号でLGBTのカップルを「生産性がない」などと否定する自民党の杉田水脈(みお)衆院議員の寄稿を掲載した。むろん、多くの人々はこの原稿の中身に疑問を持ったり、差別的であると感じたのだろう。批判的な反響がわき起こった。

 すると同誌は十月号で「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」と題した擁護特集を組んだ。中には「LGBTの権利を擁護するなら、痴漢が触る権利を社会は保障すべきでないのか」という趣旨の文章も掲載された。暴論だ。

 これは致命的である。作家や評論家らから抗議が起こった。社内からも、書店などからも批判の声が上がった。一連の特集について社長が「あまりに常識を逸脱した偏見と認識不足に満ちた表現が見受けられた」という声明を出さざるを得なかった。

 それでも批判は続き、二十五日に休刊の発表に至った。

 <ここ数年、部数低迷に直面し、試行錯誤の過程において編集上の無理が生じ、企画の厳密な吟味や十分な原稿チェックがおろそかになっていた>

 新潮社側はそう説明する。確かに一九八五年の創刊からピーク時十万部あった部数は今や二万部を切る状態である。だが、「編集上の無理」とは具体的に何なのか。それが「企画の吟味や原稿チェックがおろそかになった」ことと、どうつながるのか。ヘイト化した実態がつかめない。

 東京新聞(中日新聞東京本社)にコラムを書く文芸評論家の斎藤美奈子さんも「そんなの言い訳になんないよ」と厳しく指摘する。「差別に乗じて利益を上げている以上、それは『差別ビジネス』で、普通の差別より悪質」とも。

 休刊するとしても、同社は今回の事態を招いた詳細な検証と分析はいる。新潮社は多くの文学者を世に出した名門出版社である。老舗の名を泣かさぬよう「差別ビジネス」とは決別してほしい。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2018年09月29日  06:10:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【筆洗】:大正のころだろう。国文学者の折口信夫は山中できこりに道を聞く。

2018-10-01 06:10:20 | 【TTP、BRICS、RCEP協定、IPEF、FTA、APEC、EPA他】

【筆洗】:大正のころだろう。国文学者の折口信夫は山中できこりに道を聞く。返ってきた言葉に驚いた。

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【筆洗】:大正のころだろう。国文学者の折口信夫は山中できこりに道を聞く。返ってきた言葉に驚いた。

 「苗圃(びょうほ)を迂回(うかい)して行きゃ…製板(せいはん)(製板小屋)が見えるがのし」。漢字をつなぎ合わせただけの造語、漢語そのままの言葉が短い返事に詰め込まれていたからだ▼いなかの人たちまで<ぎごちない、徒(いたず)らにひねくれた音覚を持つ語を喜んで使ひます>(『新しい国語教育の方角』)。明治期に外国語が大量に翻訳された。国語になじまない言葉が増えたと、折口は嘆き、背後に世間の<造語能力>の衰えをみた。さらに南満州鉄道を満鉄とするような実体の見当がつかない略語が多いと指摘した。すべて現代に通じる苦言にも思える▼日米首脳による関税交渉でTAGなる言葉が出てきた。物品貿易協定の英字略語で、造語だろう。締結に向け交渉するという▼すでに略称だらけなのに新手登場である。背後にあるのは両国の都合か。米国との自由貿易協定(FTA)を避けたい日本は別物と主張できる。米国は、名前はどうあれ、FTAとみているらしい▼食い違った解釈が可能な便利さだが、先々まで安泰なわけではないようだ。農産品や自動車関連でいずれ米国が強硬な主張に出る恐れが残る▼英単語ならtagは荷札か。そう思えば、付け替え可能を感じる響きが、実体に合うようにもみえる。なかなかの造語力なのかもしれない。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【筆洗】  2018年09月29日  06:10:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【首相の一日】:9月30日(日)

2018-10-01 06:10:15 | 【政策・閣議決定・予算・地方創生・能動的サイバー防御・優生訴訟・公権力の暴力】

【首相の一日】:9月30日(日)

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【首相の一日】:9月30日(日)

 【午前】来客なく、東京・富ケ谷の私邸で過ごす。

 【午後】1時38分、東京・平河町の都市センターホテル。宴会場「コスモスホール」で第12回公明党大会に出席し、あいさつ。2時32分、私邸。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 政治 【政局・首相の一日】  2018年10月01日  06:10:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【首相の一日】:9月29日(土)

2018-10-01 06:10:10 | 【政策・閣議決定・予算・地方創生・能動的サイバー防御・優生訴訟・公権力の暴力】

【首相の一日】:9月29日(土)

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【首相の一日】:9月29日(土)

 【午前】来客なく、東京・富ケ谷の私邸で過ごす。

 【午後】2時26分、東京・渋谷の美容室「HAIR GUEST」。散髪。4時36分、私邸。

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【首相の一日】:9月28日(金)

2018-10-01 06:10:05 | 【政策・閣議決定・予算・地方創生・能動的サイバー防御・優生訴訟・公権力の暴力】

【首相の一日】:9月28日(金)

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【首相の一日】:9月28日(金)

 【午後】1時22分、米ニューヨークでの国連総会出席を終え、政府専用機で羽田空港。2時2分、皇居。帰国の記帳。17分、官邸。3時11分、高橋清孝内閣危機管理監、田端浩観光庁長官。18分、北海道胆振東部地震・台風21号に関する関係閣僚会議と観光戦略実行推進会議の合同会議。42分、北村滋内閣情報官。4時4分、二階俊博自民党幹事長。37分、茂木敏充経済再生担当相。5時、高島宗一郎福岡市長。7時1分、東京・富ケ谷の私邸。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 政治 【政局・首相の一日】  2018年09月29日  06:10:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【社説】:①沖縄新知事 普天間の危険性除去を進めよ

2018-10-01 06:05:50 | 【米国・在日米軍・地位協定、犯罪・普天間移設・オスプレー・安保】

【社説】:①沖縄新知事 普天間の危険性除去を進めよ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説】:①沖縄新知事 普天間の危険性除去を進めよ

 国との対立をあおるだけでは、県政を率いる重要な役割を果たせまい。新知事は、基地負担の軽減や県民生活の向上に地道に取り組むべきだ。

 沖縄県知事選が投開票され、野党が支援した玉城デニー・前衆院議員が、自民、公明など4党推薦の佐喜真淳・前宜野湾市長らを破り、初当選した。

 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画について、玉城氏は「何が起きても基地は造らせない」と強調した。亡くなった翁長雄志・前知事の「弔い選挙」と陣営が訴えたことも、支持を広げた要因だろう。

 自公両党は、多くの国会議員が沖縄入りし、総力を挙げて佐喜真氏を支持した。敗北は安倍政権にとって痛手である。

 玉城氏が反対の立場を貫けば、移設工事の停滞は避けられない。日米両国は、早ければ2022年度の普天間返還を目指しているが、工事は大幅に遅れている。

 政府は、計画の前進に向けて、県と真摯(しんし)な姿勢で協議するとともに、着実に基地の再編や縮小を進めなければならない。

 翁長県政は、辺野古の埋め立て承認の取り消しや、工事差し止め訴訟などで計画を阻止しようとした。司法の場で翁長氏の主張は認められていない。

 県は8月、埋め立て承認を撤回した。政府は近く、裁判所に撤回の執行停止を申し立てる方針である。基地問題を巡って国と争いを続けることに、県民の間にも一定の批判があることを玉城氏は自覚しなければならない。

 選挙戦で玉城氏は、普天間の危険性除去の必要性も訴えていた。辺野古への移設は、普天間の返還を実現する上で、唯一の現実的な選択肢である。

 日本の厳しい安全保障環境を踏まえれば、米軍の抑止力は不可欠だ。基地負担を減らすとともに、住民を巻き込んだ事故が起きないようにする。そのために、どうすべきなのか、玉城氏には冷静に判断してもらいたい。

 玉城氏を推した野党は、辺野古への移設計画について、「違う解決策を模索する」と反対する。具体的な案を示さずに普天間返還を実現するという主張は、かつての民主党の鳩山政権と同じで、無責任のそしりを免れない。

 知事の立場は、野党議員とは異なる。沖縄の発展に重い責任を負うからには、県民所得の向上や正規雇用の拡大に向けて、総合的に施策を推進する必要がある。政府との緊密な連携が欠かせない。

 元稿:讀賣新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2018年10月01日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【社説】:②災害対策 脆弱なインフラを強化したい

2018-10-01 06:05:40 | 【災害・地震・津波・台風・竜巻・噴火・落雷・豪雪・大雪・暴風・土石流・気象状況】

【社説】:②災害対策 脆弱なインフラを強化したい

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説】:②災害対策 脆弱なインフラを強化したい

 相次ぐ災害に備えるため、インフラ(社会資本)整備の重要さは増している。緊急性の高い事業を優先し、予算にメリハリを利かせるべきだ。

 安倍首相が、電力や空港など重要インフラの安全性に関する緊急点検を関係省庁に指示した。11月下旬をめどに、具体的な防災・減災対策をまとめる。

 夏以降、各地で発生した大規模災害を踏まえ、政府が対応を急ぐのは妥当である。

 西日本豪雨や北海道地震の復旧・復興対策を、秋の臨時国会に提出する今年度第1次補正予算案に盛り込む。その上で防災・減災対策は、来年の通常国会に出す第2次補正に計上する方針だ。

 西日本豪雨では、土砂災害や河川の氾濫による被害が広がった。関西空港は台風21号による高潮で冠水し、一時閉鎖に追い込まれた。北海道地震は大規模停電を誘発し、企業活動や住民生活に大きな影響が及んだ。

 豪雨による土砂災害に繰り返し遭った地域もある。台風24号も各地に被害をもたらした。

 決壊の恐れがある堤防や、土砂崩れを起こしかねない地点はないか。交通のマヒや広域の停電を防ぐ体制は確立されているか。

 被害の甚大さや発生頻度を勘案し、脆弱(ぜいじゃく)なインフラを全国的に洗い出す意義は大きい。

 点検結果を基に補強や改修に関する工程表を作り、計画的に整備を進めることが大切だ。

 懸念されるのは、災害対策で国の歳出が膨らみ、先進国で最悪の状態にある財政を一段と悪化させかねないことである。

 政府は今後3年間、国土強靱(きょうじん)化に集中的に取り組むとしている。2019年は統一地方選や参院選が予定され、与党議員から歳出増を求める圧力が強まろう。

 国土強靱化に名を借りた予算のバラマキに陥ってはなるまい。

 財政事情を考慮すれば、新たな道路整備などより、既存インフラの強化を優先したい。

 インフラ整備などハード面での防災・減災には、自(おの)ずと限界がある。ソフト面の対策を効果的に組み合わせることが重要になる。

 各自治体は災害発生時の情報提供体制を再確認すべきだ。連絡を受けても避難しない住民は少なくない。防災教育や避難訓練を充実させる必要もあろう。

 住民自身が災害時の危険度を把握しておくことも欠かせない。被害予想を示すハザードマップや、地元の避難場所について、日頃から確かめておきたい。

 元稿:讀賣新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2018年10月01日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【社説】:新知事に玉城氏 新基地反対の民意示した

2018-10-01 06:01:50 | 【米国・在日米軍・地位協定、犯罪・普天間移設・オスプレー・安保】

【社説】:新知事に玉城氏 新基地反対の民意示した

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説】:新知事に玉城氏 新基地反対の民意示した

 翁長雄志知事の死去に伴う沖縄県知事選挙は、名護市辺野古への新基地建設反対を訴えた前衆院議員・玉城デニー氏(58)が、安倍政権の支援を受けた前宜野湾市長・佐喜真淳氏(54)を大差で下し、初当選した。

 米軍普天間飛行場の移設に伴う辺野古への新基地建設について、玉城氏は「辺野古に新たな基地は造らせない」と主張、知事の持つあらゆる権限を行使して阻止する姿勢を示した。
 佐喜真氏は辺野古移設を推進する安倍政権の全面的な支援を受けながらも、その是非について言及を避け続けた。
 玉城氏が当選したことで、新基地建設に反対する沖縄県民の強固な意志が改めて鮮明になった。政府は、前回、今回と2度の知事選で明確に示された民意を率直に受け止め、辺野古で進めている建設工事を直ちに中止すべきだ。
 沖縄には、普天間飛行場の4倍以上の面積を有する嘉手納基地をはじめ在日米軍専用施設面積の7割が集中している。県内移設を伴わない普天間飛行場の返還は決して法外な要求ではない。
 今選挙で政府・与党は菅義偉官房長官、自民党の二階俊博幹事長、竹下亘総務会長、公明党の山口那津男代表らが次々と沖縄入りし、総力を挙げて佐喜真氏を応援した。
 政権の動きに呼応するかのように、ネット上では玉城氏に対する誹謗(ひぼう)中傷やデマが拡散された。模範となるべき国会議員までが真偽不明の情報を発信した。
 沖縄県知事選で玉城氏ほど、いわれのない多くの罵詈雑言(ばりぞうごん)を浴びせられた候補者がかつていただろうか。有権者の中には、デマを本当のことだと思い込んだ人もいたかもしれない。
 戦後、米軍統治下にあった沖縄で直接選挙によって住民の代表を選ぶ主席公選が初めて認められたのは1968年のことだ。自治権の拡大を求める沖縄住民が勝ち取った権利だった。
 その際、自民党は川島正次郎(副総裁)、福田赳夫、中曽根康弘の各氏ら有力者を次々と送り込み、保守側の候補者を強力に支援した。結果は、革新の屋良朝苗氏が当選している。あれから50年。政府与党は知事選に介入し敗れた。
 振興策で思い通りになると考えていたとすれば、県民を軽んじた話ではないのか。
 政権与党対県政与党という対立構図の中で、県民は翁長県政の路線継承を望み、安倍政権に「ノー」を突き付けた。「政府の言いなりではなく、沖縄のことは沖縄で決める」という強い意志の表れだ。
 県は前知事による辺野古の埋め立て承認を8月31日に撤回した。政府は法的対抗措置を取る構えを見せている。
 この期に及んで、なおも新基地を押しつけるというのなら、民主主義国家を名乗る資格はない。政府は沖縄の揺るぎない民意を尊重し、新基地建設を即刻断念すべきだ。

 元稿:琉球新報社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2018年10月01日  06:01:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【金口木舌】:不条理と闘った歴代知事

2018-10-01 06:01:40 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【金口木舌】:不条理と闘った歴代知事

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【金口木舌】:不条理と闘った歴代知事

 昨年ハワイを訪ねた時、県系人の言葉に問題の根深さを知った。「翁長雄志知事の子は中国人と結婚した」。新基地建設を巡り、沖縄の民意を政府にぶつけてきた翁長氏へのデマ。拡散は予想以上だった

 ▼翁長氏の死去で早まった知事選は異例づくし。超短期決戦に、台風24号が直撃する。候補者ポスターの撤去や繰り上げ投票、相次ぐ日程変更…。まさに嵐のような慌ただしさだった
 ▼新知事に玉城デニー氏が決まった。復帰後では第8代。県民の願いは沖縄ばかりに負担を押し付けず、穏やかな暮らしを実現すること。異例を引きずるのはごめんだ
 ▼「基地ができる前まで普天間に人はいなかった」「沖縄経済は基地なしでは成り立たない」との事実誤認を今も耳にする。翁長氏は自身に向けられたデマを県議会答弁で否定した。そのやりとりは怒りを通り越して悲しい
 ▼歴代知事は沖縄への無知や偏見、不条理とも闘った。復帰後初代知事の屋良朝苗氏は破れた履物を意味する「弊履(へいり)」に例え、「沖縄県民の気持ちと云うのはまったく弊履の様にふみにじられる」と憤った
 ▼「知事」の「知」は治める意のほか、変化に応じて的確に判断できる頭の働きも指す。嵐が過ぎて沖縄の新たな4年間が始まる。新知事はどうかじを取り、進んでいくのか。県民は弊履にあらず。1票に託した思いが踏みにじられてはならない。

 元稿:琉球新報社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【金口木舌】 2018年10月01日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【沖縄県知事選】:翁長さんの魂継ぐ 当選の玉城さん 未来のため「体張る」

2018-10-01 05:01:30 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【沖縄県知事選】:翁長さんの魂継ぐ 当選の玉城さん 未来のため「体張る」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【沖縄県知事選】:翁長さんの魂継ぐ 当選の玉城さん 未来のため「体張る」

 激しい選挙戦を繰り広げた沖縄県知事選挙は30日、翁長雄志知事の後継として「辺野古に新基地を造らせない」と訴えた玉城デニーさん(58)が新基地建設の是非を明言しなかった佐喜真淳さん(54)に大勝した。米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市の辺野古新基地建設を拒む県民の意思が明確に示された。玉城さんは涙を浮かべ「新基地建設を止めることが未来の子どもたちにできる、私たち責任世代の行動だ」と呼び掛け、「翁長知事の遺志を継いで、私も体を張って主張する」と魂の継承を力強く誓った。

初当選を果たし、支持者とカチャーシーを舞う玉城デニー氏=30日午後9時35分、那覇市古島の教育福祉会館

 辺野古新基地建設阻止を掲げ当選を果たした玉城さん。午後9時半すぎ、当選確実が報じられると、那覇市古島の教育福祉会館に集まった支持者から、悲鳴のような歓声と割れんばかりの拍手が湧き起こった。「これ以上の辺野古新基地建設は認めない。『道理』を止めてはいけない。崩れても、折れてもいけない」と決意を新たにした。

 午後7時58分に支持者が待つ会場に到着した。妻の智恵子さん(59)らと緊張した面持ちで席に着き、数回深呼吸した。複数の報道機関が当選確実を報じたのを受け、湧き起こった「デニー」コール。盛り上がりは最高潮に達した。支持者らと人さし指と小指を立ててポーズを取った後、カチャーシーを舞い、孫の笑茉ちゃん(2)を抱きかかえて喜びを表した。

 急逝した翁長知事が生前に残した音声で、後継に玉城さんの名前を挙げたことを受け、出馬を決心したのが8月末。4期目途中で衆院議員を辞し、1カ月余りの短期間の中、選挙戦に臨んだ。「イデオロギーよりアイデンティティー」と、翁長知事の姿勢を継承して支持を広げた。

 伊江島出身の母と米海兵隊員の父との間に旧与那城村で生まれた。母子家庭で育ったことや産みの母と育ての母の2人の母がいることなど、自身の出自も語りながら「一人も取り残さない社会をつくる」と訴え、沖縄中を駆け巡った。

 「わったーや、勝っちゃんどー」。支援者に向かって深々と頭を下げ、感謝した。「政府と対峙(たいじ)することの難しさは考えていない。われわれの民意に沿って政府が判断すればいいことだからだ」と力強く語ると、拍手と指笛が鳴りやまなかった。

 県内外で多くの関心を呼んだ県知事選。玉城さんの元には、報道関係者が120人以上集まった。

 元稿:琉球新報社 主要ニュース 政治 【選挙・沖縄県知事選】 2018年10月01日  05:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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