路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【関西電力】:金品受領「政治家の関与は」 ■野党疑惑追及チームが高浜町訪問

2019-10-07 07:20:50 | 【電力需要・供給、停電・エネルギー政策・原発再稼働・核ゴミの中間最終貯蔵施設他

【関西電力】:金品受領「政治家の関与は」 ■野党疑惑追及チームが高浜町訪問

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【関西電力】:金品受領「政治家の関与は」 ■野党疑惑追及チームが高浜町訪問  

 立憲民主党などで構成する野党の関西電力疑惑追及チームは10月5日、福井県高浜町を訪れ、高浜原発や元助役森山栄治氏(故人)と深い関係にあった建設会社「吉田開発」などを見て回った。座長の今井雅人衆院議員は記者団に「事実を一つ一つ確認していきたい。行政、政治家の関与があったかどうかも大きな焦点になる」とし、臨時国会で追及していく考えを示した。

 福井県高浜町を訪問後、記者団の取材に応じる野党の関電疑惑追及チーム=10月5日、同町役場前

⇒関電金品受領問題を詳しく

 訪れたのは立民のほか、国民民主党、共産党などの国会議員6人。高浜原発の周辺や元助役の自宅、吉田開発が駐車場整備などを手掛けた町中央体育館を見て回った。地元住民からも話を聞いた。

 終了後、今井座長は記者団に「森山氏と関電の関係は非常に近い。森山氏と吉田開発も一体だと感じた」と感想を述べた。原発マネーが関電に環流した疑いも「全く否定できない印象だ」と語った。

 国民民主党県連代表の斉木武志衆院議員は「関電は地元にとってなくてはならない企業だが、膿(うみ)を全部出し切らないと納得してもらえない。まずは(金品を)もらっていた役員に退任の意思を示してもらうことがスタート地点だ」とした。また「税金が関電の経営層に流れていないかも明らかにしていく必要がある」と述べた。

 一行は午前中、大阪市の関電本店を訪れたが、面会を拒否された。 

 元稿:福井新聞社 福井のニュース 社会 【疑惑・野党の関西電力疑惑追及チーム】  2019年10月06日  07:20:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【関電問題】:吉田開発と同名の別会社に電話殺到 ■関西電力の金品受領問題で

2019-10-07 07:20:40 | 【電力需要・供給、停電・エネルギー政策・原発再稼働・核ゴミの中間最終貯蔵施設他

【関電問題】:吉田開発と同名の別会社に電話殺到 ■関西電力の金品受領問題で

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【関電問題】:吉田開発と同名の別会社に電話殺到 ■関西電力の金品受領問題で 

 関西電力の役員ら20人が福井県高浜町の元助役森山栄治氏(故人)から多額の金品を受領していた問題で森山氏と深い関係にあった建設会社「吉田開発」と同名の、福井市にある無関係の不動産会社に無言電話や「記者会見をしないのか」などの怒りの電話が相次いでいる。同社は「業務に支障が出ている」と困惑。原発入構に関する書類が誤って届いたこともあり「問い合わせの際はしっかり確認してほしい」と訴えている。

 不動産会社は同市御幸2丁目の「吉田開発」。吉田守利社長(52)によると、9月29日以降、この問題に関する迷惑電話が約50件あった。県外からの怒りの電話があったり、元助役の差出人名でメールが届いたりもした。同社はホームページに「福井県大飯郡高浜町の建設会社とは一切無関係です」などとコメントを掲載した。

 3年ほど前には、原発入構に関する書類が届き「送り先を間違えている」と電話したが、3カ月ほどたって再び誤送付された。ある企業からは、高浜町の吉田開発が送ったとみられる贈答品の礼状が今も毎年届いている。吉田社長は迷惑電話について「エスカレートしないか不安」と話している。

 元稿:福井新聞社 福井のニュース 社会 【疑惑・関西電力の役員ら20人が福井県高浜町の元助役森山栄治氏(故人)から多額の金品を受領していた問題】  2019年10月05日  17:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【高浜町】:元助役、警察署幹部にも多額商品券 ■1990年代、高浜町管轄の小浜署

2019-10-07 07:20:30 | 【電力需要・供給、停電・エネルギー政策・原発再稼働・核ゴミの中間最終貯蔵施設他

【高浜町】:元助役、警察署幹部にも多額商品券 ■1990年代、高浜町管轄の小浜署

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【高浜町】:元助役、警察署幹部にも多額商品券 ■1990年代、高浜町管轄の小浜署 

 関西電力の役員らに金品を渡していた福井県高浜町の元助役森山栄治氏(故人)が1990年代、高浜町を管轄する福井県警小浜署の複数幹部に多額の商品券を贈るなどしていたことが10月4日、関係者への取材で分かった。関電役員らのほか、福祉行政や嶺南振興担当の福井県幹部にも贈答品を渡していた森山氏が、県当局に加え警察との関係性を深めようとしていたとみられる。

⇒関電金品受領問題を詳しく

 多額の商品券を贈られた元幹部は「そのまま送り返した」としている。別の元幹部は取材に対し「(森山氏は)警察にも顔が利くということを誇示したかったのではないか。警察が何らかの便宜を図ることはありえない」と話した。

 関係者によると、中元や歳暮、餞別(せんべつ)などを贈られた幹部も多数いたという。助役退任後も教育委員などとして町と関係を持ち続けていた森山氏に、同町役場で餞別を受け取ったある元幹部は「常識の範囲内だったと記憶している」と話した。京都府舞鶴市で酒席を共にした幹部もいるという。

 元稿:福井新聞社 福井のニュース 社会 【疑惑・関西電力の役員ら20人が福井県高浜町の元助役森山栄治氏(故人)から多額の金品を受領していた問題】  2019年10月05日  07:20:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【高浜町元助役】:福井県幹部に贈答品 ■関電金品受領問題、県当局にも存在感

2019-10-07 07:20:20 | 【電力需要・供給、停電・エネルギー政策・原発再稼働・核ゴミの中間最終貯蔵施設他

【高浜町元助役】:福井県幹部に贈答品 ■関電金品受領問題、県当局にも存在感

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【高浜町元助役】:福井県幹部に贈答品 ■関電金品受領問題、県当局にも存在感 

 関西電力の役員らが福井県高浜町の元助役森山栄治氏(故人)から多額の金品を受け取っていた問題で、森山氏が福祉行政や嶺南振興担当の福井県幹部にも贈答品を渡していたことが10月2日、分かった。森山氏が住んでいた京都府京都市内まで出向いて直接あいさつすることが一部で引き継がれていた。森山氏は47年にわたり県の客員人権研究員を務めており、県当局に対しても存在感を持っていたとみられる。

                       福井県庁

⇒【特集】関電幹部に巨額金品

 関電は同日公表した報告書で森山氏の人物像に関し「原子力事業本部が主催する幹部人権研修に県幹部を招聘(しょうへい)している。県幹部も森山氏を丁重に扱う一方、森山氏が県の職員を叱責(しっせき)するなど、県との関係も特別な者である」と説明。歴代の社内引き継ぎの中で伝達されていたとしている。

 贈答品を受け取っていたのは複数の部長級経験者。ある元幹部は「就任あいさつで京都を訪れた際に何かの詰め合わせ品をもらったが、常識の範囲だ。中元などの機会にお返しをした」と証言した。その上で、森山氏が県の人権行政に長く携わっていたため「困った時には先生(森山氏)にお世話にならないといけない。そういう存在だった」と影響力を認めた。

 別の元幹部も「京都に手土産を持ってあいさつに行き、その代わりに贈答品を受け取った」という。関係者によると、過去には10万円の商品券を受け取った幹部もいたという。

 2日の県議会予算決算特別委員会では、委員の一人が県と森山氏の関係をただした。これに対し健康福祉部長を務めたことがある櫻本宏副知事は「少なくとも私は(贈答品などは)受け取っていない」と答弁した。その後、取材に対し「過去にはあったと聞いているが、公務員の倫理として同額程度のもので返しているはず」とした。

 県によると、森山氏は1971~2018年に県客員人権研究員として人権行政のアドバイザー的役割を担っていた。09~18年には県人権施策推進審議会委員を務めた。

 元稿:福井新聞社 福井のニュース 社会 【疑惑・関西電力の役員ら20人が福井県高浜町の元助役森山栄治氏(故人)から多額の金品を受領していた問題】  2019年10月03日  07:50:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【関電問題】:金品受領「組織一から出直せ」■高浜町民、建設業者から厳しい声

2019-10-07 07:20:10 | 【電力需要・供給、停電・エネルギー政策・原発再稼働・核ゴミの中間最終貯蔵施設他

【関電問題】:金品受領「組織一から出直せ」■高浜町民、建設業者から厳しい声

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【関電問題】:金品受領「組織一から出直せ」■高浜町民、建設業者から厳しい声 

 関西電力の役員らが福井県高浜町の元助役森山栄治氏(故人)から金品を受け取っていた問題の調査報告書発表を受け、町民や町内の建設業者は10月2日、き然とした対応を取れなかった同社の体質に憤り、あきれ、「原子力から撤退を」といった厳しい声も上がった。

 40年超運転に向け、安全対策工事が進められている高浜原発=10月2日、福井県高浜町田ノ浦

 ◆⇒【特集】関電幹部に巨額金品

 町内の建設業者は「高浜町は森山氏のためにあるわけじゃない。関西電力がだらしない。もっと早くに関係を切らなければならなかった」とばっさり。その上で、40年超運転を目指し安全対策工事が進められている高浜原発1、2号機の再稼働判断など「今後全てに影響を来すことは間違いない」と危ぶむ。役員の人事を含め「組織を一からつくり直した方がいい」と厳しい口調で語った。

 別の建設業者は「関西電力がかわいそうだ」と話す。関電社員が森山氏のどう喝により心が病んだと聞いたことがあるといい「運営妨害を示唆するようなことを言われたら、返すに返せないだろう」とおもんぱかった。さらに別の建設業者は今回の問題に絡んだ業者と「一緒くたにされたくない」と語った。

 町内の60代男性は「贈られた金品を個人で保管することがおかしい。会社でまとめて管理すればいい。国税局の調査がなかったら明るみに出なかったのではないか。隠蔽(いんぺい)体質と疑われてもおかしくなく、信頼を損ねる行為だ」といぶかしむ。

 反原発団体「ふるさとを守る高浜・おおいの会」の東山幸弘代表は会見を見てあきれたという。「消費者からすると、値上げした分の電気料金が、森山氏を通じて関電幹部に回っていたようにしか見えない。不信感は大きくなる一方。原子力から撤退を」と憤りをあらわにした。

 元稿:福井新聞社 福井のニュース 社会 【特集・連載・原発・関西電力の役員ら20人が福井県高浜町の元助役森山栄治氏(故人)から多額の金品を受領していた問題】  2019年10月03日  07:30:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【デスク日記】:自民党・二階派に入会した無所属の細野豪志衆院議員は

2019-10-07 06:00:50 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【デスク日記】:自民党・二階派に入会した無所属の細野豪志衆院議員は

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【デスク日記】:自民党・二階派に入会した無所属の細野豪志衆院議員は 

 自民党・二階派に入会した無所属の細野豪志衆院議員は、憲法改正派として知られる。そんな細野氏がかつて民主党幹事長時代、9条改正について問われ「9条は国民の『祈り』のようなものですから…」と語尾を濁したことがあった。言い得て妙だなと、感じ入ったことを覚えている。

 9月、安倍晋三首相はあらためて改憲への執念を語った。その真意とみられる、9条に自衛隊を加筆する考え方を穏健な改善とみるか、極端な改悪と捉えるかは人によって異なる。臨時国会では、国民投票法改正案など憲法を巡る議論の行方に注目したい。 

 戦後日本に戦争がなかったのは、外に対しては在日米軍の抑止力と自衛隊の献身があり、内には国民に9条が宿っていたからだと思う。改憲は国民投票の過半数で成るルールだが、仮に「祈り」が改まる時は、国民の賛意が、国会発議の条件である3分の2を優に上回るような環境であってほしい。 (小野浩志)

 元稿:西日本新聞社 朝刊 主要ニュース オピニオン 【デスク日記】 2019年10月07日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【デスク日記】:今の高校2年生から対象となる大学入学共通テストでは

2019-10-07 06:00:40 | 【大学「国公立・私学・大学院・医学系・工学部系」、大学ファンド=優秀な研究成果】

【デスク日記】:今の高校2年生から対象となる大学入学共通テストでは

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【デスク日記】:今の高校2年生から対象となる大学入学共通テストでは 

 今の高校2年生から対象となる大学入学共通テストでは、英語民間検定試験が導入される。この制度、調べれば調べるほど疑問が湧いてくる。

 参加する6団体7種類のうち、「英検」の予約受け付けが先日始まった。高2の長女が通う学校では、会場の多さなどからこの試験を薦めている。だが、娘の志望大学を受験するには、この選択でいいのか正直分からない。それぞれの試験の得点を国際規格の対照表で6段階のレベルに当てはめる仕組みだが、そもそも異なる試験を公平に評価できるのか。大学によって出願資格にしたり、入試で加点したりと活用方法も違う。

 全国高等学校長協会が文部科学省に試験活用の延期と制度見直しを要望するなど、学校現場にも不安が広がっている。当の娘は「こんな試験、今の高3は絶対受けたくないはず。安全志向で浪人生が減って現役生に有利になるんじゃない」と前向きなのが、せめてもの救いだ。 (辻教)

 元稿:西日本新聞社 朝刊 主要ニュース オピニオン 【デスク日記】 2019年10月06日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【デスク日記】:25年ほど前

2019-10-07 06:00:30 | 【社説・解説・論説・コラム・連載・世論調査】:

【デスク日記】:25年ほど前

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【デスク日記】:25年ほど前 

 25年ほど前、英国を旅し、ウェールズまで足を延ばした。ロンドンからの車窓で気付いたのが、イングランドからウェールズに入った途端、点在するグラウンドのサッカーゴールが、ラグビーポールに変わったことだ。土地柄の違いを感じた。

 中心都市カーディフの駅に着くと目の前はスタジアム。ちょうど米国とのテストマッチの最中だった。前半終了間際だったこともあり、係員は「切符なしでも入っていいよ」と笑顔。警備が厳しい現在では考えられないが、当時はおおらかだった。試合後、ファンたちは代表チームの戦いを批評しながら、パブへと直行。私もその波に身を任せた。結果を報じた号外まで発行され、その紙面を片手にラグビー談議が続いた。 

 今回のワールドカップで、初戦に続き難敵オーストラリアを退け、日本同様に波に乗るウェールズ。地元で応援した人々の祝杯を挙げる姿が目に浮かぶ。(室中誠司)

 元稿:西日本新聞社 朝刊 主要ニュース オピニオン 【デスク日記】 2019年10月05日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。 

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【デスク日記】:海沿いの埋め立て地を中心に背の高いビルが立ち

2019-10-07 06:00:20 | 【経済・産業・企業・起業・関税・IT・ベンチャー・クラウドファンティング

【デスク日記】:海沿いの埋め立て地を中心に背の高いビルが立ち

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【デスク日記】:海沿いの埋め立て地を中心に背の高いビルが立ち 

 海沿いの埋め立て地を中心に背の高いビルが立ち、天神や博多駅周辺などには一定の高さに抑えられたビルが林立する福岡市。初夏、北海道からの空路。窓の外に広がる景色に、福岡空港からの距離に応じた航空法による高さ制限をあらためて感じた。

 私用で訪れた札幌市。JR札幌駅に直結し、ホテルなどが入るビルは地上38階建て、高さ173メートル。周辺は超高層のオフィスビルやタワーマンションが目立つ。同市内に住む友人は「ビルは上に上に、伸びている」と話した。人口流入が続き、グルメの街としても知られる地方拠点都市の福岡と札幌。共通点は多いが、都心部の街並みの印象はかなり違う。

 福岡市・天神では、新たな街づくりのつち音が響く。高さ制限の緩和などで再開発を促す天神ビッグバン。上空からの眺めがどう変化するか、どんな個性的なデザインのビルが建つのか。空の旅の楽しみが一つ増えた。 (高野靖之)

 元稿:西日本新聞社 朝刊 主要ニュース オピニオン 【デスク日記】 2019年10月04日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。 

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【デスク日記】:7月の参院選を前に安倍政権の公文書管理をどう考えるか聞こうと

2019-10-07 06:00:15 | 【公文書・国民の知る権利・国民共有の知的資源・情報公開・権力者による隠ぺい】

【デスク日記】:7月の参院選を前に安倍政権の公文書管理をどう考えるか聞こうと

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【デスク日記】:7月の参院選を前に安倍政権の公文書管理をどう考えるか聞こうと 

 7月の参院選を前に安倍政権の公文書管理をどう考えるか聞こうと、東京都内のNPO法人「情報公開クリアリングハウス」の事務所を訪ねると、十数通の封筒の束を持った理事長の三木由希子さんがドアから出てきた。

 封筒には閣僚20人分の日程表を公開するよう請求する書類が入っていた。大臣の日程表を即日廃棄する省庁もあり、毎日公開請求しなければ廃棄を止められないという、信じられないような話を聞いた。諸経費が月に十数万円も必要で、NPOのホームページで寄付を呼び掛けている。 

 中曽根康弘元首相は自著「自省」で、政治家は「その成し得た結果を歴史という法廷において裁かれることでのみ、評価される」と記す。安倍晋三首相は11月には歴代最長政権となる見通しだが、後世の人はどう評価するのだろうか。大臣が誰と会ったのかという記録すら残っていなければ「評価不能」とされても仕方がない。(伊藤完司)

 元稿:西日本新聞社 朝刊 主要ニュース オピニオン 【デスク日記】 2019年10月03日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。 

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【デスク日記】:私がかつて部員だった鶴丸高の、5年ぶり2度目の甲子園出場はならなかった

2019-10-07 06:00:10 | 【社説・解説・論説・コラム・連載・世論調査】:

【デスク日記】:私がかつて部員だった鶴丸高の、5年ぶり2度目の甲子園出場はならなかった

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【デスク日記】:私がかつて部員だった鶴丸高の、5年ぶり2度目の甲子園出場はならなかった 

 私がかつて部員だった鶴丸高の、5年ぶり2度目の甲子園出場はならなかった。元高校球児の同窓会チームによる対抗戦「マスターズ甲子園」鹿児島県予選の話。今年はどうしても行きたかった。大阪代表のPL学園が出場するからだ。PL野球部は休部中で復活のきっかけにと、OB会長の桑田真澄さんを中心に初めてマスターズに出てきた。

 私は「KKコンビ」の桑田君と清原和博君と同級生。2人の甲子園での活躍は今も色あせないし、いつまでも輝いていてほしい存在だ。清原君は薬物依存の治療中で表舞台から遠ざかる。ただ、バッティング練習が伝えられ、ひょっとしてマスターズに出場するのではとの観測もある。

 11月9日、スタンドにOBが集結し「PL」の人文字が登場する予定。応援団の視線の先に、PLのユニホームで打席に立つ清原君がいることを期待したい。野球界への復帰としてふさわしい舞台だと思うから。 (上野和重)

 元稿:西日本新聞社 朝刊 主要ニュース オピニオン 【デスク日記】 2019年10月02日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。 

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【デスク日記】:最近、好きな言葉ができた

2019-10-07 06:00:05 | 【社説・解説・論説・コラム・連載・世論調査】:

【デスク日記】:最近、好きな言葉ができた

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【デスク日記】:最近、好きな言葉ができた 

 最近、好きな言葉ができた。「ほら、できただろ」。引きこもりの若者の就労を支援する団体の鳥巣(とす)正治さん(60)がよく口にするという。人を勇気づける響きがある。

 鳥巣さんによると、引きこもりは不登校や就職の失敗、退職などで陥ることが多い。面談すると「自分なんて…」と負の感情が口をつく。自信を失い、相談相手もいない。それが共通点だそうだ。

 だから、ボランティアでも何でもいいので達成感を味わってもらう。成功体験を重ねるたび、この言葉を掛ける。みんな少し、表情が変わる。

 国の調査では、引きこもりの人は若年層と中高年で100万人を超えるようだ。一人でも多くがつまずきから立ち直り、自分らしく生き、働く喜びも感じてほしい。

 引きこもり支援でも、学校でも、家庭でも人を後押しできそうな一言。小学生の息子に口うるさく接してしまう私も言ってあげたい。「ほら、できただろ」 (河野賢治)

 元稿:西日本新聞社 朝刊 主要ニュース オピニオン 【デスク日記】 2019年10月01日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。 

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【社説①】:幼保無償化 「質」の確保も緩みなく

2019-10-07 05:05:55 | 【待機児童問題・認可、無認可保育園・認定こども園・子育て世代、産休・育休・...

【社説①】:幼保無償化 「質」の確保も緩みなく

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説①】:幼保無償化 「質」の確保も緩みなく 

 消費税率引き上げに伴い、幼稚園や保育所などが無償化された。

 増収分から年間約8千億円を投じ、全ての3~5歳児と低所得世帯の0~2歳児について、利用料の全額または上限まで補助する。

 一昨年の衆院選の看板政策で「無償化ありき」で実施に至った。

 待機児童解消は道半ばで、保育士の待遇改善も進んでいない。

 無償化で需要の掘り起こしが見込まれる上、保育士不足の中で「量」の確保を急いだため、保育の「質」への不安が拭えない。

 子育て世帯の負担軽減に異論はないが、誰もが安心して公平に享受できることが大前提だろう。

 既に便乗値上げとみられる動きもある。国と自治体は、待機児童解消を緩みなく進めながら、制度の穴を確実にふさぐ必要がある。

 無償化の緊急性には、当初から疑問が出ていた。低所得世帯には既に減免制度があり、高所得世帯ほど恩恵が大きくなるからだ。

 そもそも保育所に入れない待機児童数は4月時点で1万6千人、入所を諦めた潜在的待機児童数は7万人を超え、不公平感は強い。

 無償化は本来、認可施設が対象だが、反発を受けて国の指導監督基準を満たさない認可外にも広げ、是正に5年間の猶予を認めた。

 認可外施設は体制が手薄なところも少なくなく、死亡事故の発生率は認可を大きく上回る。

 このため国は、自治体が条例で無償化対象を制限できるとしたが、認可外が待機児童の受け皿になっている現状では難しかろう。

 ましてベビーシッターなどは、行政の立ち入り検査もない。

 やみくもに無償化を急ぎ、安全に疑問のある保育サービスが増える余地を生んだといえる。

 せめて札幌市のように、認可外施設への指導内容の公表など、情報発信を進めてもらいたい。

 待機児童対策で、国は次々に基準緩和を進めてきた。

 だが、切り札とした企業主導型保育所は、手厚い補助を当て込んだ新規参入が相次ぎ、甘い審査で助成金詐取や破綻を許した。

 一方で、給食費を巡り国の負担が増したとして、肝心の保育士の人件費加算を直前で見送った。

 ずさんな制度設計のしわ寄せを受けるのは子どもたちだ。

 質の低い保育の悪影響は成人後にも及ぶとの海外の研究もある。ただでさえ、国の基準は3~5歳では先進国の水準に及ばない。

 幼児教育をうたう以上、子どもの健全な発達を保障するだけの余裕を現場につくらねばならない。

 元稿:北海道新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2019年10月07日  05:05:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【社説②】:悪化続く景況感 底割れのリスク直視を

2019-10-07 05:05:50 | 【経済・産業・企業・起業・関税・IT・ベンチャー・クラウドファンティング

【社説②】:悪化続く景況感 底割れのリスク直視を

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説②】:悪化続く景況感 底割れのリスク直視を 

 日本経済の低迷があらためて浮き彫りになったと言えよう。

 日銀が発表した9月の企業短期経済観測調査(短観)で、景況感を示す代表的な指標である大企業製造業の業況判断指数はプラス5と、3四半期連続で低下した。

 前回6月短観と比べて2ポイント低く、2013年6月以来6年3カ月ぶりの低水準だった。

 米中貿易摩擦や英国の欧州連合(EU)離脱問題など、海外の懸念材料が大きく響いた。

 そこへ追い打ちをかけるのが、景気の重しとなる消費税増税だ。

 製造業に加え、かねて堅調だった非製造業も増税の影響を見越して先行きに警戒を強めている。

 政府・日銀は景気が底割れし、後退するリスクが高まっていることを深刻に受け止めるべきだ。

 内需の柱、個人消費を支える実質賃金は7カ月続けて前年を割っている。内閣府算出の消費者態度指数は12カ月連続で悪化した。

 消費者心理が冷えているのに政府は増税を決行した。キャッシュレス決済へのポイント還元など経済対策の下支え効果は不透明だ。国民の財布のひもは今後もっと固くなると見るのが自然だろう。

 設備投資の弱さも心配だ。短観によれば、大企業の本年度の設備投資計画は前年度比6・6%増と前回調査より下方修正された。

 消費低迷が企業を直撃して賃下げを招き、消費をさらに減退させる悪循環が現実味を帯びている。

 ここで日銀の動向が注目される。黒田東彦総裁が、物価や景気の状況に応じて「躊躇(ちゅうちょ)なく追加的な金融緩和措置を講じる」と述べ、マイナス金利幅の拡大といった具体策を示唆しているからだ。

 だがマイナス金利の深掘りは景気浮揚効果が疑わしい上、地方銀行などへの悪影響が大きく、安易に踏み込むべきではない。

 一方、政府は増税の影響を見極め、景気失速の恐れが強まれば追加の経済対策を講じる構えだ。

 安倍晋三政権発足以降、経済対策の名で繰り返された非効率な公共事業などのバラマキが再現されはしないか。臨時国会で徹底的に審議しなければならない。

 内需が力強くけん引する安定成長に必要なのは目先のカンフル剤ではなく、国民や企業の将来不安を払拭(ふっしょく)する政策への転換である。

 政府には、税制見直しによる所得再配分の強化や、暮らしの安心につながる社会保障改革に真剣に取り組むよう求めたい。企業が巨額の内部留保を投資や賃金に振り向けるよう促す手だても要る。

 元稿:北海道新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2019年10月07日  05:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【卓上四季】:自由引き揚げ

2019-10-07 05:05:45 | 【ロシア・北方領土・シベリア開発・サハリン石油天然ガス・ウクライナ侵攻犯罪】

【卓上四季】:自由引き揚げ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【卓上四季】:自由引き揚げ

 東西冷戦が終結して今年で30年。ベルリンの壁を打ち崩すハンマーに、西側を目指す住民を銃撃した東ドイツ当局への怒りがこもっていたのを覚えている。「自由への逃走」は、朝鮮半島などでも数々の悲劇を生んだ▼同じようなことは、戦後間もない北海道の東端でも起きていた。ソ連軍が侵攻した北方四島を小舟で脱出し、根室沿岸を目指した島民たちだ。ソ連の命令によるサハリン経由とは違い、「自由引き揚げ」などと呼ばれる▼千島歯舞諸島居住者連盟の「元島民が語る われらの北方四島」に詳しい。脱出を試みた島民はことごとく銃撃を受けた。監視を逃れても、荒海が行く手を阻む。手こぎの船が横波を受け、幼子5人を失った家族もいる▼地理的に近い歯舞群島や色丹島は、ソ連の支配も比較的緩く、船や家財を持ち出せた例もあった。北洋漁業に進出し、財をなした人もいる。だが、国後島からの脱出は困難を極め、択捉島はほぼ不可能だった▼多くの引き揚げ者は勤め人や商売をしながら「いつか島に戻って魚を取るんだ」と心に誓った。その思いの積み重ねの上に今がある。漁業者も、サケ・マスやサンマの衰退で、少しでも広い漁場が欲しい。だから根室は、最終的に四島返還を譲れない▼ロシアとの平和条約交渉が難航し、日本政府に弱気もにじむ。しかし、懸命に生きてきた元島民たちがいることを忘れてはならない。2019・10・7

 元稿:北海道新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【卓上四季】  2019年10月07日  05:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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