路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【社説①】:能登半島地震 捜索と救出、一刻も早く

2024-01-05 07:58:50 | 【災害・地震・津波・台風・竜巻・噴火・落雷・豪雪・大雪・暴風・土石流・気象状況】

【社説①】:能登半島地震 捜索と救出、一刻も早く

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説①】:能登半島地震 捜索と救出、一刻も早く 

 元日に能登一帯を襲った大地震は、この地域にとって未曽有の災害となった。全国からの応援部隊を含めた自衛隊、警察、消防など関係機関の懸命な捜索活動が続いている。生存率が低くなるといわれる72時間が過ぎたが、手付かずで孤立した地区もあるという。人命の救出に全力を尽くしたい。
 
津波の被害を受けたとみられるの沿岸部=石川県珠洲市で2024年1月2日午後1時50分、本社ヘリから
 
 石川県珠洲市の海岸沿いの集落群には津波に削られたり、強い揺れで倒壊した家屋が目立つ。輪島市中心部の朝市通りは約200棟が焼失し、焼け野原となった。悲惨な光景が地震の大きさを物語る。
 
 1日の発生時に震度7を観測した志賀町の揺れの最大加速度は2826ガルを記録。
 
 2011年の東日本大震災で震度7だった宮城県栗原市の2934ガルに匹敵する大きさだった。輪島市や珠洲市で観測された揺れには、木造家屋に大きな被害が出やすいとされる周期1~2秒の地震波が多かった。これは1995年の阪神大震災で建物被害が甚大だった神戸市内の揺れと似ているという。
 
 能登では地下深部の流体に起因する群発地震が3年前から続いている。それが引き金となって周辺の断層を連鎖的に壊し、巨大な揺れとなった可能性は否めない。
 
 犠牲者の多くは押しつぶされた家屋の下敷きになった。今も閉じ込められた家の中で助けを待つ住民がいるとみられるが、家屋の倒壊があまりに広範囲に及び、全容が把握しきれていない。行方不明者の人数も分からないままだ。
 
 捜索がはかどらない要因の一つは道路が寸断されているためだ。金沢市と奥能登を結ぶ大動脈「のと里山海道」の一部の通行止めが続いているほか、各地で山あいや海岸を通る道路が土砂崩れや陥没で通行不能となり、十分な資機材や人員が届いていない。災害派遣医療チーム(DMAT)の現地入りにも影響が出ており、避難所等の衛生や健康管理も懸念される。
 
 地域やボランティア等による支援も届きにくい状況で、食料や物資が行き渡っていない被災地もありそうだ。被災地では各所で大渋滞も起きているが、災害関連車両を除く通行規制も始まった。海路による重機搬入もスタートした。
 
あらゆる手だてで一人でも多くの「助かった命」を助けたい。
 
 ただ、震度5強程度の余震も続くため、捜索活動は頻繁に中断を余儀なくされている。二次災害にも十分に警戒してほしい。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2024年01月05日  07:58:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【社説②】:羽田衝突・炎上 再発防止へ究明を急げ

2024-01-05 07:58:40 | 【不慮の事故・自動車事故・予期せず、意図せず、発生する惨事、火災他】

【社説②】:羽田衝突・炎上 再発防止へ究明を急げ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説②】:羽田衝突・炎上 再発防止へ究明を急げ

 東京・羽田空港で2日、日本航空の旅客機と海上保安庁の航空機が衝突・炎上する事故が起きた。日航機の乗員乗客計379人は機体から脱出したが、海保機の乗員6人のうち5人が犠牲となる大惨事となった。

 国の運輸安全委員会は事故調査を開始し、警視庁も業務上過失致死の疑いで捜査に着手した=写真。同様の事故が再び起きないよう、両組織は協力して事故原因の究明を急いでほしい。
 
 
 国土交通省が公表した管制の交信記録によると、管制官は海保機に滑走路手前の停止位置まで進むよう指示。海保機の機長もその内容を復唱しているが、実際には衝突は滑走路上で起きた。
 
 海保によると機長は「滑走路へ進入許可を得た」と話しているものの、公表された交信記録にその旨はうかがえない。
 
 操縦室内の会話を記録したボイスレコーダーの解析や、両機長、管制官からの聞き取り調査を徹底的に行い、事故に至る経緯を秒単位で把握・分析することが原因究明のカギを握るだろう。
 
 空港内での航空機同士の事故やトラブルは過去にも国内外で起きている。管制官と機長との連絡が不十分だったり、誘導路と滑走路の見分けがつかなかったりと、大半は人為的なミスが原因だ。
 
 航空業界には、機体と管制官との連絡精度の向上とともに、誤進入を防ぐための手順や構造の見直しに知恵を絞るよう求めたい。
 
 日航機の機体は炎に包まれながら着陸した。機内の恐怖は想像を絶するが、短時間に脱出した乗務員と乗客による冷静沈着な行動は見事というよりほかない。
 
 日航は、今回の誘導や乗客の動きなどを検証し、今後の訓練や乗客への周知に生かしてほしい。
 
 航空便の増加により、多くの空港で数分おきに離陸と着陸が繰り返されている。操縦士や管制官らは緊張の中で安全運航に努めているのが実情だろう。
 
 今回の事故の遠因に、過密な運航がなかったと言い切れるのだろうか。国や航空会社は、空の安全・安心のために、過密運航の見直しも検討課題とすべきである。 

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2024年01月05日  07:57:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【筆洗】:能登半島は「日本最古のおにぎり」が出土した地とされる。19…

2024-01-05 07:58:30 | 【災害・地震・津波・台風・竜巻・噴火・落雷・豪雪・大雪・暴風・土石流・気象状況】

【筆洗】:能登半島は「日本最古のおにぎり」が出土した地とされる。19…

『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【筆洗】:能登半島は「日本最古のおにぎり」が出土した地とされる。19…

  能登半島は「日本最古のおにぎり」が出土した地とされる。1987年、石川県鹿西町(現・中能登町)にある杉谷チャノバタケ遺跡の弥生時代の竪穴住居跡で「粽(ちまき)状炭化米」の塊が発見された。おにぎりのように調理加工された米としては日本最古らしい

 ▼底辺約5センチ、他の2辺が約8センチの二等辺三角形で厚さ約3・5センチ。もち米を使って蒸した後に焼いてあった。今の粽に近いよう。町は「おにぎりの里」として売り出し、イベントも開かれている

 ▼おにぎりは災害時の非常食でもあるが、能登半島地震の被災地で食料が不足している。石川県能登地方の道路は各地で寸断され、支援が届いていない

 ▼珠洲市では人々が壊れた家から米や水を持ち寄り自ら炊き出しをしていると伝えられた。七尾市には食料や水が県外から届いたが、市内の拠点に運ぶ人手が足りないようだ。七尾の隣の中能登町でも避難所に身を寄せている人がいる。能登全体でおなかをすかせた人はどれほどいるのだろう

 ▼東日本大震災のある被災者は避難所で被災後初めておにぎりを食べた時、おいしさで涙があふれそうになったと数年前の新聞紙上で語っていた。能登にも早く届けねばなるまい

 ▼出土した粽状炭化米は霊的なものへの供え物だった可能性があるという。何かを祈るための品か。災害時のおにぎりも、人の思いが込められている点で似ている。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【筆洗】  2024年01月05日  07:05:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【岸田首相の一日】: 1月4日(木)

2024-01-05 07:58:20 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【岸田首相の一日】: 1月4日(木)

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【岸田首相の一日】: 1月4日(木)

 【午前】9時50分、官邸。55分、林芳正、村井英樹、森屋宏、栗生俊一正副官房長官、松村祥史防災担当相、村田隆内閣危機管理監、鈴木敦夫官房副長官補、森昌文首相補佐官、高橋謙司内閣府政策統括官、迫田裕治警察庁警備局長、五味裕一消防庁次長、茂木正経済産業省商務・サービス審議官、広瀬昌由国土交通省水管理・国土保全局長、渡辺保範海上保安監、田中利則防衛省統合幕僚監部総括官。10時22分、能登半島地震非常災害対策本部会議。11時50分、報道各社のインタビュー。
 
 【午後】4時30分、年頭記者会見。5時30分、林、村井、森屋、栗生正副官房長官、松村防災担当相、村田内閣危機管理監、鈴木官房副長官補、森首相補佐官、高橋内閣府政策統括官、迫田警察庁警備局長、五味消防庁次長、茂木経産省商務・サービス審議官、松山泰浩資源エネルギー庁次長、田中防衛省統合幕僚監部総括官。7時45分、東京・台場のフジテレビ。8時、BSフジの報道番組に出演。9時19分、公邸。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 政治 【政局・岸田首相の一日】  2024年01月05日  07:56:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【社説①】:年のはじめに考える 創刊140年「紙齢」の重み

2024-01-05 07:56:50 | 【新聞社・報道・公共放送NHKの功罪・マスコミ・雑誌・世論調査】

【社説①】:年のはじめに考える 創刊140年「紙齢」の重み

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説①】:年のはじめに考える 創刊140年「紙齢」の重み 

 東京新聞は9月25日に創刊140周年を迎えます。起源は1884(明治17)年、東京・京橋で産声を上げた夕刊紙「今日(こんにち)新聞」。初代主筆は「安愚楽(あぐら)鍋」や「西洋道中膝栗毛(ひざくりげ)」などの作品で知られる戯作家、仮名垣魯文(かながきろぶん)で、花柳界の情報や娯楽読み物など芸能文化を特長とする庶民新聞でした。
 
 その後「都新聞」に改題し、言論人の徳富蘇峰(とくとみそほう)が90(同23)年2月に創刊した「国民新聞」と合併して「東京新聞」が誕生します。太平洋戦争に突入していた1942(昭和17)年10月、国策による戦時合併でした。
 
 1面左上に記してあるのが新聞の年齢とも言える「紙齢(しれい)」です。29101号は合併以来81年余りのものですが、東京新聞の題字は今日新聞以来140年の歴史の重みも背負っているのです。
 
 
 創刊当時の今日新聞の題字=写真=には、真ん中に善悪を裁く閻魔(えんま)大王の顔、左右に人々を映す大きい鏡と、ニュースを追う目と鼻が描かれています。
 
 内閣制度発足(1885年)、明治憲法公布(89年)、帝国議会開設(90年)を控えて自由民権運動が活発になるなど、近代国家を目指していた激動の時代。戸惑いながらも懸命に生きる人々の息吹を伝えるとともに、世にはびこる悪を許さないという心意気が伝わってきます。
 
 ただ、140年という歴史には信頼を裏切り、読者や国民を結果的に間違った方向に導いたこともあったのは確かです。その最たるものが310万人もの日本国民を死に追いやり、近隣国や交戦国に多大の犠牲を強いた先の戦争を巡る報道・論説です。

 ◆戦争の一端担った反省

 岐路は1931(昭和6)年9月に始まった満州事変でした。
 
 中国・奉天郊外の柳条湖で、日本の権益下にあった南満州鉄道の線路を自ら爆破した日本の関東軍は、中国軍の仕業だとして軍事行動を拡大。満州(中国東北部)全土の占領を経て、翌年には日本の傀儡(かいらい)国家である満州国の建国に至ったのです。
 
 しかし、本紙の前身である都、国民両新聞をはじめ日本の新聞は政府や軍の発表を鵜吞(うの)みにして、報道・論説を続けます。そして行き着いたのが32(同7)年12月19日の新聞・通信社132社による「共同宣言」でした。
 
 宣言は「満州の政治的安定は極東の平和を維持する絶対の条件」「満州国の独立と其(その)健全なる発達とは同地域を安定せしむる唯一最善の途である」と強調し、満州国の存立を危うくする国際連盟の解決案を受諾しないよう「日本言論機関の名に於(おい)て茲(ここ)に明確に声明する」と述べています。
 
 この声明には、東京新聞を現在発行している中日新聞社の前身である新愛知と名古屋新聞も加わっていました。いくら当時、言論機関への圧力が強くなりつつあったとはいえ、その責任を全うせず、戦争に突き進む軍事国家の一端を担った責任は免れません。
 
 東京新聞は今、一人一人の人権が大切にされ、誰も取り残されない社会を、読者の皆さんとともにつくりたいと考えています。
 
 最大の人権侵害は戦争です。国内外を問わず少しでも近づく動きがあれば見逃さない。そうした報道姿勢を貫こうと考えるのは、かつて「国策の推進と国論の動員」の先頭に立ち、国民を戦争に導いた反省からにほかなりません。

◆安保法、原発に反対貫く

 東京新聞は2014年7月1日の朝刊1面に社説「自衛隊の国軍化許さぬ」を掲載しました。
 
 この日は当時の安倍内閣が、歴代政権が憲法に反するとして認めなかった「集団的自衛権の行使」容認を閣議決定する予定で、社説は、自衛隊に「交戦権を行使する『軍隊』への道を開いてしまう」と批判するものでした。
 
 通常5面に掲載する社説を1面に載せるのは極めて異例ですが、私たちの抱く危機感を読者の皆さんに伝えたかったのです。
 
 東京新聞はこの閣議決定に基づく安全保障関連法に反対し、成立した9月19日と施行日の3月29日には、安保法に反対する長文の社説の掲載を続けてきました。
 
 原発再稼働や新増設に反対するのも、いったん事故が起きれば、戦争同様、私たちの暮らしや社会を壊すと考えるからです。
 
 暮らしや民主主義を大切に、権力を監視する、戦争や原発への反対を貫く。暮らしや社会を少しでもよくするために役立ちたい。こうした私たち東京新聞の思いを、日々の紙面から少しでも感じ取っていただければ幸いです。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2024年01月04日  08:02:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【筆洗】:宇宙飛行士の若田光一さんが地上管制局でスペースシャトルの作…

2024-01-05 07:56:40 | 【不慮の事故・自動車事故・予期せず、意図せず、発生する惨事、火災他】

【筆洗】:宇宙飛行士の若田光一さんが地上管制局でスペースシャトルの作…

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【筆洗】:宇宙飛行士の若田光一さんが地上管制局でスペースシャトルの作…

 宇宙飛行士の若田光一さんが地上管制局でスペースシャトルの作業を支援していたときの話だそうだ。シャトルが貨物室から天体観測衛星を放出したものの、衛星の姿勢制御が始まらない

 ▼シャトルのクルーが姿勢制御のコマンドをコンピューターに入力するはずだったが、その手順が行われたかどうかの確認があやふやになったのが原因という。クルーと地上の双方が手順は正しく行われているはずと過信していた。事故の経験から、若田さんは心に決めた。危険なのは「理解したつもり」。疑問はそのままにしない。恥ずかしくても納得するまで質問をし続ける

 ▼この事故にも原因となる、あやふやさがなかったか。日航機と海上保安庁機が羽田空港の滑走路上で衝突し、炎上した事故である

 ▼避難誘導で日航機の乗員乗客全員が脱出できたのは幸いながら海保機の5人が亡くなった。能登半島の地震を受け、食料や水を運ぶところだったと聞けば胸が痛い。地震さえなければと、詮ないことを考えてしまう

 ▼滑走路で航空機同士が衝突するという事故の異常さ。両機と管制との間に確認不足や「理解したつもり」の魔物が潜んでいなかったかをよく調べる必要があるだろう

 ▼地震に続く、新年早々の不幸を嘆きたくもなるが、確認で避けることができた事故だったとすれば、それは地震とは異なり、人災と呼ばなければなるまい。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【筆洗】  2024年01月04日  07:05:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【岸田首相の一日】: 1月3日(水)

2024-01-05 07:56:30 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【岸田首相の一日】: 1月3日(水)

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【岸田首相の一日】: 1月3日(水)

 【午前】9時44分、官邸。45分、林芳正、村井英樹、森屋宏、栗生俊一正副官房長官、松村祥史防災担当相、鈴木敦夫官房副長官補、森昌文首相補佐官、高橋謙司内閣府政策統括官、広瀬昌由国土交通省水管理・国土保全局長。10時10分、能登半島地震非常災害対策本部会議。11時12分、報道各社のインタビュー。

 【午後】4時28分、木原稔防衛相、林、村井、森屋、栗生正副官房長官、村田隆内閣危機管理監、鈴木官房副長官補、防衛省の増田和夫事務次官、吉田圭秀統合幕僚長。5時、能登半島地震の被災自治体首長とテレビ会議。林、村井、森屋、栗生正副官房長官、松村防災担当相ら同席。36分、林、村井、森屋、栗生正副官房長官、松村防災担当相、村田内閣危機管理監、鈴木官房副長官補、森首相補佐官、高橋内閣府政策統括官、森光敬子厚生労働省危機管理・医務技術総括審議官、茂木正経済産業省商務・サービス審議官、国交省の広瀬水管理・国土保全局長、稲田雅裕港湾局長、田中利則防衛省統合幕僚監部総括官。7時21分、報道各社のインタビュー。26分、公邸。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 政治 【政局・岸田首相の一日】  2024年01月04日  08:05:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政界地獄耳・12.28】:特捜部のリミットは国会再開までの半月 自民党内は危機感と楽観論入り交じる

2024-01-05 07:40:00 | 【政治とカネ・政党交付金・「企業・団体献金」・政治資金・議員歳費・賄賂・後援会

【政界地獄耳・12.28】:特捜部のリミットは国会再開までの半月 自民党内は危機感と楽観論入り交じる

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・12.28】:特捜部のリミットは国会再開までの半月 自民党内は危機感と楽観論入り交じる 

 ★年末になり来年の日程が出始めた。政界は次の通常国会がいつ開会するかは大きな問題となる。というのも、現在の東京地検特捜部による自民党政治資金裏金事件で政治家への直接着手は、次の国会開会までがリミットだからだ。なぜなら、国会議員は原則として国会の会期中逮捕されない(日本国憲法第50条)と規定されているように、国会開会中は議員に不逮捕特権が与えられる。また、会期前に逮捕された議員は、院の要求があれば会期中これを釈放しなければならないという特権もある。それを踏まえて政府、与党は来年の通常国会を1月26日を軸に召集する方向で調整に入った。

 ★仕事納めから仕事始めまでは動かなくなる年末年始を除けば、約半月しか特捜部に残された時間はない。11月下旬から政治家を名指しし、金額まで新聞に書かせて世論の機運を高めてきたものの、任意の事情聴取までで進まないのは作戦か、それとも特捜部の焦りか。相変わらず党内には危機感と楽観論が入り交じる。26日、首相・岸田文雄は講演で「資金の透明化は必ずやらなければならない。規正法改正が議論になるのは十分あり得ると想定している」と1カ月前でもいえそうな発言を、あたかも熟慮の発言のように言った。さらに「国民に疑念を持たれる事態を招いていることは大変遺憾で、心からおわび申し上げる」と余裕のあいさつをした。自民党の危機という認識に乏しく、支持率の低下の原因が自分の人気のなさだけでなくなったことに満足げだ。

派閥の政治資金問題、心からおわび=岸田首相

 岸田文雄首相は25日、経団連の審議員会であいさつし、自民党派閥の政治資金問題について「国民から疑念を持たれている事態を招いていることは大変遺憾であり、心からおわびを申し上げる」と陳謝した。都内で13日撮影。代表撮影(2023年 ロイター)

岸田首相 “国民から疑念持たれる事態招いていることは遺憾” | NHK | 政治資金

 ★首相がご機嫌なのは、9年ぶりとなる国賓としての訪米が来年3月上旬で調整していることを日米両政府が公表したからだ。米バイデン大統領にとっても長く続くかわからない政権だが、首相にとっても花道論になりかねない。春闘、予算審議の中の訪米という3月は一体どんな政局になっているのか。今は全く見渡せない。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2023年12月28日  07:36:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」】:望月衣塑子さんや彼女をリベラルの旗印として仰ぐ仲間よ、間違った方向へ突き進んでない?

2024-01-05 07:15:50 | 【報道=事実に裏打ちされた報道、ファクトチェック(事実検証)・フェイク(偽...

【室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」】:望月衣塑子さんや彼女をリベラルの旗印として仰ぐ仲間よ、間違った方向へ突き進んでない?

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」】:望月衣塑子さんや彼女をリベラルの旗印として仰ぐ仲間よ、間違った方向へ突き進んでない?

 『政府に芸能や音楽業界をしっかり監督し、指導するような監督官庁がないことでセクハラが横行しているとの指摘もある』(望月衣塑子・東京新聞社会部記者)

<picture>望月衣塑子氏</picture>

              望月衣塑子氏

               ◇  ◇  ◇

 これは12月27日の官房長官記者会見で、望月氏が質問としてあげた彼女の意見。性加害をしたという噂のある芸人の(某週刊誌にスクープされた)、名前を出してこういった。

 望月さんは、リベラルや左派サイドの、目立つインフルエンサーでもある。あたしは彼女とはリベラルの仲間だと思っているし、彼女はリベラル寄りのニュースを広く拡散してくれる人。だからこそ、もうはっきりという。

 望月さん、なんでもかんでも国を責めるのが正義で、そしてそれがリベラルのカッコいい姿だと思ってません? この世の性加害をなくしたいという気持ちはわかる。しかし、性というデリケートなことに、国の監視や管理を求めてはいけない。

 この世のほとんどの性は自然に営まれる。銃の乱射事件が起こった時に、国に銃の規制を求めるのとは違う。

 性は自由なもの。自由であるべき性に対し国の干渉を許してしまえば、あたしたちの内心の自由も侵されることになる。性に完璧や潔癖を求めることは、差別にもつながってしまうだろう。

 望月さんや望月さんをリベラルの旗印として仰ぐ仲間よ、間違った方向へ突き進んでない?

 人に優しく、寛容なリベラルであったら、推定無罪を貫くべきだ。罪が確定できるまで、国会で個人の名をあげつらって糾弾するのは違う。

 芸能や音楽業界の国の監督とは、治安維持法の特高警察のようなものか? リベラルが、窮屈な世の中を望むのか?

 国の関与で早急に性犯罪のゼロを目指すことは、我々の大切なものを壊す危険につながる。リベラルこそ死守すべき、個人の自由だ。

 それは、性被害をなくすための努力を放棄することではない。確定した罪に対し相応な罰があり、被害者も救済できる、それがあたしの望む世だ。でもって、性の自由もね!

室井佑月
著者のコラム一覧
 ■室井佑月 作家

 1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース 政治・社会 【政治ニュース・連載・「室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」」】  2024年01月05日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【経済ニュースの核心】:高齢化ニッポンの新年相場「賃上げ→消費支出増加→物価上昇」の経済好循環は難しい

2024-01-05 07:10:50 | 【金融・金融庁・日銀・株式・為替・投資・投機・FRB・「ドル円」・マーケット】

【経済ニュースの核心】:高齢化ニッポンの新年相場「賃上げ→消費支出増加→物価上昇」の経済好循環は難しい

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【経済ニュースの核心】:高齢化ニッポンの新年相場「賃上げ→消費支出増加→物価上昇」の経済好循環は難しい

  24年新春。昨年の岸田政権は、自民党と「統一教会」の関係に続き、「政治資金パーティー」の裏金問題で満身創痍(そうい)、新任閣僚選びにも時間を要していた。

 岸田首相は、異次元の少子化対策などを盛り込んだ24年度予算案成立を境に「解散総選挙」に踏み込むとの思惑も台頭する新春だろう。

<picture>株価は4万円に向かう?(C)日刊ゲンダイ</picture>

    株価は4万円に向かう?(C)日刊ゲンダイ

 23年の日経平均株価は3万4000円に迫る値上がりを見せた。この要因は、海外投資家の約4兆円に迫る日本株の記録的な買い越しである。

 多くの株式評論家は、24年の日経平均株価が4万円の大台に乗せ、1989年の史上最高値を更新するとしている。ただし、昨年12月下旬、国内大手証券は今後6カ月で日経平均株価は5%程度調整するとし、米系証券も日本株指数は24年の上昇率が5~10%程度に鈍ると予想していた。その理由は、日米金利差の縮小で円高に転換と見ているからだ。
 
 ■上半期は調整か

 他方、投資家が株高に期待するのが、岸田政権と植田日銀総裁が唱える「賃上げ」と「物価上昇」の好循環で経済成長が軌道に乗ること。だが、経団連加盟の大企業の賃上げは、下請け、孫請け企業の同時賃上げを意味しない。楽観的に考えても末端まで賃上げの波及には1年程度のタイムラグがあり、広範な物価の上昇に結びつくのか疑問がある。

 大企業に勤める労働者は、全体のひとにぎりで、自営業者や多くの年金生活者も賃上げは無縁である。人口問題研究所によれば、全人口に占める65歳以上(75歳以上)の構成比は、1965年は6.3%(1.9%)、90年に12.0%(4.8%)、2020年に28.7%(14.9%)であり、これらの高齢者は、基本的に就労していない。これでは、「賃上げ→消費支出増加→物価上昇」の経済の好循環は難しい。

 岸田政権は昨年12月に24年度の公的年金支給額を引き上げる方針を固めた(今年1月に正式決定か)。物価上昇を踏まえた措置で、プラス改定は2年連続。ただ、将来世代の給付水準を確保するため、今の高齢者への年金額を抑制する「マクロ経済スライド」を発動する見通し。年金の伸びは物価上昇に追い付かず、2年連続で実質的に目減りとなる見込みで高齢者の消費支出は伸びないだろう。

 現役世代は、賃金が増えても、日銀の「ゼロ金利」政策の維持という現実を受け、先行きに不安を抱える。「生活防衛」で消費よりも貯蓄を優先すれば、消費支出は増加しないというパラドックスだ。

 経済の好循環は、政権与党の国政選挙に向けた最重要課題であるが、大統領選を控えた米国、そして日本も「迷走」が予想される。「投資」に際しては、落ち着いてことの成り行きを見極めたい。

中西文行
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 ■中西文行 「ロータス投資研究所」代表

 法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース マネー 【トピックスニュース・連載「経済ニュースの核心」】  2024年01月05日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【2024年01月03日 今日は?】:新政府が江戸幕府を廃し「王政復古の大号令」を発表

2024-01-05 00:00:40 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【2024年01月03日 今日は?】:新政府が江戸幕府を廃し「王政復古の大号令」を発表

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【2024年01月03日 今日は?】:新政府が江戸幕府を廃し「王政復古の大号令」を発表

 ◆1月3日=今日はどんな日

  ひとみの日

 ◆出来事

  ▼新政府が江戸幕府を廃し、「王政復古の大号令」を発表(1868)▼新劇俳優の岡田嘉子が演出家・杉本良吉とともに樺太からソ連に亡命(1938)▼第1回紅白歌合戦がNHKラジオで放送(1951)

「大政奉還図」 邨田丹陵 筆

「王政復古(日本)」が発せられた京都御所の御学問所が現存している

 ◆誕生日

  ▼岩下志麻(41年=女優)▼尾木直樹(47年=教育評論家)▼小堺一機(56年=タレント)▼ダンカン(59年=タレント)▼柳葉敏郎(61年=俳優)▼若村麻由美(67年=女優)▼吉田栄作(69年=俳優)▼塩野瑛久(95年=俳優)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・今日は?】  2024年01月03日  00:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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