路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【立憲民主党】:小沢一郎氏「僕の当選より政権を獲ること」次期衆院選への覚悟示す「政治家が政権担わず何を」

2024-01-11 07:58:50 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【立憲民主党】:小沢一郎氏「僕の当選より政権を獲ること」次期衆院選への覚悟示す「政治家が政権担わず何を」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【立憲民主党】:小沢一郎氏「僕の当選より政権を獲ること」次期衆院選への覚悟示す「政治家が政権担わず何を」 

 立憲民主党の小沢一郎衆院議員は9日夜、BS日テレ「深層NEWS」に出演し、次期衆院選をめぐり「僕の当選よりも政権を取ることだ」と述べ、政権交代への強い覚悟を示した。

小沢一郎衆院議員(2024年1月1日撮影)小沢一郎衆院議員(2024年1月1日撮影)

 小沢氏は、現在の選挙制度である小選挙区比例代表並立制導入について「失敗だった」とする河野洋平元衆院議長の衆院のインタビュー記録が、昨年末に公開されたことについて「河野さんは勉強不足。こんなことを言っているようじゃ日本の民主主義は成り立たない」と指摘。「この(小選挙区制)おかげで政権交代ができた。大選挙区や中選挙区ではできなかった」「次の選挙で政権交代しようと思っているけれど、小選挙区だからこそ、野党が協力すれば政権交代が可能になる」と訴えた。

 一方、自身が前回の衆院選で小選挙区(岩手3区)で落選し比例復活したことをめぐり、「比例復活」への疑問の声があると指摘されると「僕もそう思います。僕もこういうことで議席を得るということはけして、いいとは思っていない」「比例復活したというのは、じくじたるものをもっている」と述べた。

 一方、次期衆院選は小選挙区で必勝体制で臨むのかと問われると「次の選挙は、僕の当選よりも、政権を取ることだ。もちろん。当たり前ですよ。政治家が政権を狙わないで、何をするのか」と述べ、政権交代に向けた並々ならぬ思いを口にした。

 また、かねて訴えている野党連携の必要性をこの日も強調した上で、泉健太代表が任期満了を迎える今秋に党代表選挙が予定される中、自身が考える党のリーダー像にも言及。小沢氏は「誰がリーダーになれば、国民の皆さんが『本当に野党はやる気になったな』と見るかどうかにかかっている。ものすごく優秀で、能力があってというのも大事だが、国民の見る目を意識して、本当に思い切って総選挙に臨みますという形の執行部をつくらないといけない」と主張した。「いまは一切、特定の人のことは考えていない」と、泉氏も含めて意中の人物は明かさなかった。

 次期衆院選のタイミングは「秋以降で、来年の衆参ダブルではないかと思っている」と、来年の参院選と合わせたダブル選挙の可能性にも触れながら「早く立憲民主党の執行部体制をつくって、各野党との協力の話を進めることに尽きる」と強調した。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・政局・立憲民主党】  2024年01月10日  18:42:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政界地獄耳・01.05】:小沢一郎の24年政治改革 野党再編は秋か

2024-01-11 07:58:40 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【政界地獄耳・01.05】:小沢一郎の24年政治改革 野党再編は秋か

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・01.05】:小沢一郎の24年政治改革 野党再編は秋か 

 ★4年ぶりに元日に都内の私邸で新年会を開いた立憲民主党の小沢一郎。コロナ前とは政治状況は変わってきているが、野党の低空飛行は変わらない。今の野党政治を小沢はどう見ているのか。約20分にわたり訪問客を前に話した中身は、今年の野党政治の指針になるか。「自民党政権も、かつてでも考えられない非常に幼稚といえば幼稚ですが、あり得ないような行為が公然として当たり前のように続けられてきた。本当に驚きであります。まさに権力の思い上がりそのものと思う」。

私邸で開かれた新年会であいさつする…:剛腕政治家・小沢一郎氏の軌跡 写真特集:時事ドットコム

 ★「与党内でも人材は枯渇しているが、我々野党も同様だ。本来なら自民党に下野を迫るような勢いを持たないといけないが野党第1党の立憲民主党の中から、ほとんど大きな声はあがらない」「維新が嫌い、維新はどうこうとか、維新の方も私らとは一緒にやりたくないという気持ちを持っている人も大勢いると思う。岸田政権が続くかどうかはわからないが、9月には総裁選があり、わが方も9月には代表選挙がある。我々が自民党を出て細川内閣を作り、そこから民主党内閣になるまで十数年かかっている。この十数年が無駄になっているわけではない。今年は辰(たつ)年。調べてみるとちょうど明治維新が辰年の時だ。本当に今年は令和の維新を、国民の僕たちのための維新をやり遂げないといけない」と結んだ。

 ★小沢と言えば共産党を巻き込み選挙協力を実現させて民主党政権を作った。党内でも共産党は小沢の手持ちのカードとみられていたが、今回特筆すべき点は維新の名前を初めて出して強調したことと、共産の名前が1度も出なかったことだ。立憲を軸に維新や前原新党も視野にしているということか。30年前の細川政権の枠組み「非自民・非共産」と政治改革が野党共闘のキーワードに、野党再編は秋ということになりそうだ。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2024年01月05日  07:34:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【立憲民主党】:小沢一郎氏「非常に感銘を受けた」年末のドラマ鑑賞を明かす「原点に立ち戻る時だ」

2024-01-11 07:58:30 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【立憲民主党】:小沢一郎氏「非常に感銘を受けた」年末のドラマ鑑賞を明かす「原点に立ち戻る時だ」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【立憲民主党】:小沢一郎氏「非常に感銘を受けた」年末のドラマ鑑賞を明かす「原点に立ち戻る時だ」 

 立憲民主党の小沢一郎衆院議員は1日、東京都内の私邸で4年ぶりに開いた新年会で、同僚議員ら50人以上の出席者にあいさつした。

4年ぶりの私邸での新年会で、同僚議員らの前であいさつする立憲民主党の小沢一郎衆院議員(撮影・中山知子)

 年末の休みの間に、ウクライナのゼレンスキー大統領が俳優時代、大統領役で出演したテレビドラマ「国民の僕(しもべ)」を鑑賞したことを明かし「我々も国民の僕として、国民の生活が第1という原点に立ち戻る時だ」と訴えた。

 ドラマの中の出来事が、そのままリアルストーリーとなったことで大きな注目を集めたゼレンスキー氏のドラマについて、小沢氏は「腐敗や汚職のはびこる中、ただひとり市井を貫き、政界に飛び込んでいった。多少コメディー的なタッチで描いた作品だが、非常に感銘を受けた」と述べ「(本当の大統領になったゼレンスキー氏が)ロシアに立ち向かっている姿を見ている時、我々はどうあるべきか」とした上で、野党のあり方に言及。「本来なら岸田内閣を間違いなく倒し、自民党に下野を迫るようなような勢いを持たないといけないが、野党、第1党の立憲民主党の中からほとんど大きな声は上がらない。本当にこのままだと日本の民主主義が崩壊する。民主主義が崩壊した時にどういうことになるか、戦前の歴史を見ても分かる。我々はそういうことを今年こそ本当に深刻に真剣に考えなくてはならない」と述べた。

 また「国民の審判を頂く日(衆院選のタイミング)が一歩一歩近づいてきている。秋以降から来年には必ず(選挙という)国民の審判がある」とした上で「そういう意味において、このような時に野党がお互いに手を取り合い『国民の僕』というウクライナの映画のように、国民の僕として、国民の生活が第1の原点に立ち戻って立ち上がる時ではないかと思っている」述べ、野党の奮起を促した。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・政局・立憲民主党・小沢一郎衆院議員は1日、東京都内の私邸で4年ぶりに開いた新年会】  2024年01月02日  17:20:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【立憲民主党】:小沢一郎氏「維新が嫌い、では自民党の腐敗政治許すだけ」立民主導での野党連携の必要性に言及

2024-01-11 07:58:20 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【立憲民主党】:小沢一郎氏「維新が嫌い、では自民党の腐敗政治許すだけ」立民主導での野党連携の必要性に言及

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【立憲民主党】:小沢一郎氏「維新が嫌い、では自民党の腐敗政治許すだけ」立民主導での野党連携の必要性に言及 

 立憲民主党の小沢一郎衆院議員は1日、東京都内の私邸で4年ぶりに開いた新年会で、同僚議員ら50人以上の出席者にあいさつし、次期衆院選に向けて、日本維新の会などほかの野党と連携する必要性を強く説いた。

4年ぶりの私邸での新年会であいさつする立憲民主党の小沢一郎衆院議員(撮影・中山知子)

 小沢氏は「野党はバラバラと言われるが、我々もその他の(野党の)皆さんも、なんとかしないといかんという思いを、心の片隅で思っているはずだ」とした上で「国民のためにどう行動すべきか、みんなで力を合わせて今の政権、政治を変えるという結論に達するのは、そう難しいことではないだろうと、私は思います」と述べた。

 「私は常に、政治に私情をまじえてはならないと言ってきた」とした上で「(立民には)維新が嫌い、維新は自分の選挙にとってどうこうとかいろいろ(思いが)あると思うし、維新の方も私たちと一緒にやりたくないという気持ちを持っている人も大勢いると思うが、そんなことを言っていたのでは、いつまでたっても自民党のおごり高ぶった腐敗政治を許していくことになる」と主張。「野党第1党の立憲民主党が大きな大きな心と目的を持ち、野党の皆さんと協力をし合うような年にしなくてはならないと思います」と話し、立民が主導して野党各党との連携を目指すべきとの認識を示した。

 「野党が協力をして一本になって戦えば絶対に(自民党には)負けない。絶対勝つ」と断言。「国民が望んでいるのは、野党が手を携え合い力を合わせて国民のための政治を実行しようという姿だ」とした上で、民主党が2007年の参院選勝利でねじれ国会を実現し、2009年衆院選で勝利して政権交代を実現したことに言及。「あの時、民主党が政権を取るなんて誰も思っていなかった。お互いの力を合わせる姿、形を国民は望んでいる」と述べ「この党はどうだこうだと言っていたのでは、いつまでも万年野党。ついには露となって消えていく運命になる。自民党もそう長くは持たないと思ってはいるが、その前に野党が壊滅的なことになってしまう」と、野党連携が進まない現状に危機感も示した。

 また「いい子ちゃんぶって、お利口さんぶっていては、権力は取れない。本気になって戦って初めて、権力は取れる。国会であれ地方議会であれ、あいまい、ぬるま湯な所に国民の支持は集まらない」とした上で「立憲民主党は野党第1党ですから、ほかの野党の皆さんを大きく包んでいかなければならない」と繰り返し、野党連携で次期衆院選を戦い自民党から政権を奪うべきとの認識を示した。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・政局・立憲民主党・小沢一郎衆院議員は1日、東京都内の私邸で4年ぶりに開いた新年会】  2024年01月02日  17:19:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政界地獄耳・01.03】:目を覚ましてくれたNHKアナの「今すぐ避難!」

2024-01-11 07:40:10 | 【災害・地震・津波・台風・竜巻・噴火・落雷・豪雪・大雪・暴風・土石流・気象状況】

【政界地獄耳・01.03】:目を覚ましてくれたNHKアナの「今すぐ避難!」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・01.03】:目を覚ましてくれたNHKアナの「今すぐ避難!」 

 ★元日早々、石川県能登地方で震度7を観測する地震により死傷者が出た。一時は大津波警報が石川県に、日本海側の広範囲に津波警報が発令され、大規模火災なども発生し、日増しに被害状況が明らかになっている。停電なども起こり、正月のだんらんを襲った。首都圏の民放はバラエティー番組などを軒並み中止して緊急特番に切り替えた。

2024年1月1日、石川県の大津波警報を報じていたNHKアナウンサーが話題になっています。

 特筆すべきは、金沢支局赴任経験のあるNHKアナウンサー山内泉の「ここは大丈夫だとは思うのは危険です。情報を待って逃げ遅れないでください」「テレビを見てないで逃げてください」「今すぐ避難! 今すぐ避難! 東日本大震災を思い出してください!」が秀逸だった。絶叫と書く新聞もあったが、よく考えられた原稿とよく訓練された物腰は、ほろ酔い気分の国民の目を覚ましてくれた。宮内庁は2日に予定されていた「新年一般参賀」を中止した。災害の多い我が国は予定通りにいかないことが多々あるが、さて今年はどんな年になるのか。

 ★今世界ではウクライナとイスラエルが戦争をしている。そんな中、今年は選挙イヤーと言われるほど世界で選挙が行われる。内外の出来事と共に並べてみると、今月13日の台湾総統・立法院選挙を皮切りに、2月14日にインドネシア大統領選挙、同19日にウクライナ復興会議(東京)。3月上旬には首相・岸田文雄が国賓待遇で訪米・日米首脳会談。同5日は、米大統領選挙の予備選挙・党員集会が集中するスーパーチューズデー。同17日はロシア大統領選挙、自民党大会。4月10日は韓国総選挙、同28日は衆参統一補選。6月13日からプーリエ(イタリア)G7サミット。7月3日から国内では新紙幣の流通開始。同7日は東京都知事選挙、同15日から米共和党全国大会。同26日から8月11日までパリ五輪。8月19日から民主党全国大会。11月5日は米大統領・連邦議会選挙。同18日からG20サミット(ブラジル・リオ)。そこに自民党総裁選挙と、ともすれば衆院選挙。世界中で1年先が見通せない日々が続く。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2024年01月03日  08:02:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

 

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【政界地獄耳・12.30】:もはや当事者能力がないのでは…実態がない岸田政治の1年

2024-01-11 07:40:00 | 【社説・解説・論説・コラム・連載・世論調査】:

【政界地獄耳・12.30】:もはや当事者能力がないのでは…実態がない岸田政治の1年

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・12.30】:もはや当事者能力がないのでは…実態がない岸田政治の1年 

 ★2023年の国内政治を振り返れば、前半は首相・岸田文雄の「異次元の少子化対策」「新しい資本主義」「信頼と共感の政治」などキャッチーな言葉が躍ったが、具体策に結び付くものはなく、だんだんと「言葉遊び」の様相を呈してきた。岸田政治はつかみどころがないといわれるが、実態がないが実像ではないか。社会では格差が広がっている極めてしっかりした実像があるものの、政治では言葉が躍ってばかりでは国民からの支持は得られない。「アベノミクスを終わらせる」とか「安倍政治の失敗から自民党を本来の形に戻す」と言いたいのだろうが、そう思わせずに修正していきたいという思いが空回りした結果ではないか。

岸田首相の少子化対策は「そこじゃない!」感が満載(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)

 

岸田首相の少子化対策は「そこじゃない!」感が満載(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)

 ★その支持率に陰りが見えてきたのは国会が終わる6月ごろからだが、それまでは5月の広島サミット開催まで首相自身に高揚感があったのだろう。ウクライナのゼレンスキー大統領も電撃来日した。地元広島でホストとして議長として振る舞った首相は政治的に絶頂期と言えたが、そのあとは総選挙に踏み切りそうで踏み切らない解散権をもてあそぶ思わせぶりが、政治の信頼を損ねていき、今日の支持率低下の低空飛行につながっている。

 ★物価高、マイナンバーカードへの不安、東京五輪が汚職五輪になったという反省もないまま、大阪万博の野放図な開催費用の高騰に誰も歯止めをかけず、その一方、増税をちらつかせた首相はもはや当事者能力を持たなかったが、そもそも政治の中心にいる当事者であるという自覚に欠けるリーダーの一言一言が国民を逆なでしたのではないか。ウクライナとロシアの戦争に加え、イスラエルもガザ地区への攻撃を始め、世界は2つの戦争を抱え込んでいる。日本はさして強い意志があるわけではないが、ウクライナとイスラエル支援をして、停戦、休戦の努力も足りない。今は東京地検特捜部の捜査で首相は「人気薄」を安倍派に押し付け、しのいでいるが、政治改革でも後ろ向きだ。こう振り返ると、随分と寂しい政治の1年だ。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2023年12月30日  09:19:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【社説①】:ガザでの衝突 戦火の拡大を懸念する

2024-01-11 07:34:50 | 【外交・外務省・国際情勢・地政学・国連・安保理・ICC・サミット(G20、】

【社説①】:ガザでの衝突 戦火の拡大を懸念する

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説①】:ガザでの衝突 戦火の拡大を懸念する

 パレスチナ自治区ガザでのイスラエル軍とイスラム組織ハマスとの衝突から3カ月。パレスチナ住民ら約2万3千人が死亡し、戦火は周辺国や紅海にも広がりつつある。紛争をこれ以上拡大させないためにも、一刻も早く停戦を実現しなければならない。

 イスラエル・レバノン国境ではハマスを支援する親イラン系組織ヒズボラとイスラエル軍との交戦が激化している。
 
 先月25日、シリアの首都ダマスカス郊外でイランの革命防衛隊幹部が空爆で死亡し、今月2日にはレバノンの首都ベイルート南郊でハマス幹部ら7人が無人機(ドローン)攻撃で爆殺された。
 
 シリア、レバノン当局はイスラエルの攻撃と断定。主権侵害と非難したが、その後もレバノンでヒズボラの幹部司令官がイスラエルの空爆で殺害された。一連の攻撃によってハマスなどがガザで拘束する人質の解放交渉は遠のいた。
 
 国際的に孤立するイスラエルは戦線を拡大することで、直接の軍事行動に抑制的なイランを引き込み、欧米も巻き込む戦略を採り始めているが、中東全域に戦火を飛び火させかねない危険な挑発であり、断じて許されない。ブリンケン米国務長官も紛争拡大の恐れがあると警鐘を鳴らす。
 
 スエズ運河につながる紅海では親イラン武装組織フーシ派がイスラエル関連船舶への攻撃を続け、米国は航路防衛のための有志国の連合部隊を立ち上げた。
 
 しかし、エジプトやサウジアラビアなどアラブの大国は自国民の反イスラエル感情を意識して、有志国の連合部隊には参加していない。イラクでは国軍の一部である民兵組織の司令官らが米軍の攻撃で死亡したため、スダニ首相が米軍主導の国際部隊を自国から撤収させる意向を表明した。
 
 米国がイスラエルの攻撃を抑制できなければ、中東地域での孤立や影響力低下が避けられず、中東の安定にも悪影響を及ぼす。
 
 米国や国際社会はこれ以上の紛争拡大を避けるため、ガザでの即時停戦と人質の全員解放に最優先で取り組むべきである。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2024年01月11日  07:34:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【社説②】:辺野古工事再開 対話なき強行許されぬ

2024-01-11 07:34:40 | 【米国・在日米軍・地位協定、犯罪・普天間移設・オスプレー・安保】

【社説②】:辺野古工事再開 対話なき強行許されぬ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説②】:辺野古工事再開 対話なき強行許されぬ

 政府がきのう沖縄県名護市辺野古での米軍新基地建設に向けた埋め立て工事を再開した。建設に反対する県との対話を促した司法の要請を無視する強行であり、到底許容できない。工事の即時中止と県との協議再開を求める。

写真・図版
 
 埋め立て工事の車両が出入りし、警備員が並ぶ米軍キャンプ・シュワブのゲート前では、市民らが「NO辺野古新基地」などと書かれたプラカードを掲げ、工事中止を訴えた=2024年1月10日午後2時50分、沖縄県名護市辺野古、棚橋咲月撮影
 
 政府による工事強行は、福岡高裁那覇支部が昨年末、軟弱地盤改良工事の設計変更を認めなかった玉城デニー県知事に代わり、政府が承認する代執行を認めたためとはいえ、その直後の着工は司法判断を振りかざし、建設に反対する民意を踏みにじるに等しい。
 
 高裁支部は知事が設計変更を承認しなければ、市街地にある米軍普天間飛行場(宜野湾市)の危険性が除去されず「社会公共の利益を侵害する」と指摘したが、民意に勝る公益があるというのか。
 
 政府が知事の権限を奪えば、国と地方自治体を「対等」と位置付ける地方自治の理念が揺らぐ。
 
 高裁支部は「国と県が相互理解に向けて対話を重ね、抜本的解決の図られることが望まれる」と促したが、岸田文雄首相や関係閣僚は判決後に知事と会っておらず、司法判断を都合よく利用しているとしか言いようがない。
 
 工期はこれから9年3カ月を見込む。米軍への施設引き渡しの調整にさらに3年を要し、普天間飛行場「移設」完了は早くても2030年代半ば以降だ。政府が繰り返し唱える「普天間飛行場の一日も早い全面返還」には程遠い。
 
 今後も工事の途中で新たな問題が生じ、政府が再び設計変更を余儀なくされれば、再び県との訴訟合戦になる可能性もある。長期間の工事の末、膨大な費用を投じて新基地を完成させても、地元住民の反対に包まれれば、米軍の安定的な駐留にはつながらない。
 
 米国では近年、多数のミサイルを有する中国と近接する沖縄に米軍が集中して駐留することへの疑問も浮上している。新基地の完成を見込む十数年後の日本周辺情勢は不透明であり、その時点で軍事的に有用かも疑わしい。
 
 辺野古への県内「移設」は沖縄県民にさらなる基地負担を強いる理不尽であり、日本政府が30年近く前の構想を「唯一の選択肢」と位置付けて固執するのは思考停止にほかならない。
 
 首相は態度を改めて沖縄県民と誠実に向き合うとともに、安全保障環境の変化を踏まえて米国側と交渉すべきである。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2024年01月11日  07:34:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【筆洗】:<砂と糊(のり)みたいな声。その言葉はぼくらをくぎ付けにし…

2024-01-11 07:34:30 | 【訃報・告別式・通夜・お別れの会・病死・事故死・災害死・被害による死他】

【筆洗】:<砂と糊(のり)みたいな声。その言葉はぼくらをくぎ付けにし…

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【筆洗】:<砂と糊(のり)みたいな声。その言葉はぼくらをくぎ付けにし…

 <砂と糊(のり)みたいな声。その言葉はぼくらをくぎ付けにした>-。デビッド・ボウイのアルバム「ハンキー・ドリー」(1971年)にこんな一曲がある。「ボブ・ディランに捧(ささ)げる歌」

 ▼ディランの歌声をザラザラとした砂と粘り気のある糊に例えている。なるほどディランの声が聞こえてくる

 ▼砂と糊よりも独特な歌声をなんと例えるべきだろう。昭和後期を代表する歌手、八代亜紀さんが亡くなった。73歳という若さと哀愁あるヒット曲の輝いた時代を思い、しょんぼりする

 ▼子どものころからハスキーな声だったそうだ。18歳と偽って、クラブ歌手になったのが15歳。父親は「殴る蹴るほど」に怒ったとエッセーに書いている。デビュー後も思うようには売れなかった。下積みの日々が長く続いた

 ▼おそらく八代さんの声には苦労という少し重い「煙」が混じっている。苦労を知る歌声だからこそままならぬ恋心や孤独さを真実味をもって表現できたのだろう。経済成長を成し遂げ、豊かな時代。その裏側に潜む「しんどさ」や「やりきれなさ」をその声は人の背をさするように慰めた

 ▼代表曲「舟唄」。作詞家の阿久悠さんは「美空ひばり」を想定して書いたが、今では八代さんの声しか想像できない。中ほどに入る「ダンチョネ節」は端唄ではこううたう。<泣いてくれるな 出船のときにゃヨ>…。舟が遠くに出ていった。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【筆洗】  2024年01月11日  06:51:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【岸田首相の一日】: 1月10日(水)

2024-01-11 07:34:20 | 【社説・解説・論説・コラム・連載・世論調査】:

【岸田首相の一日】: 1月10日(水)

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【岸田首相の一日】: 1月10日(水)

 【午前】9時56分、官邸。11時27分、月刊誌「中央公論」掲載用に五十嵐文同誌編集長のインタビュー。

 【午後】0時11分、小泉龍司法相、新藤義孝経済再生担当相と昼食。2時27分、自民党本部。29分、党臨時総務会に出席し、あいさつ。41分、官邸。5時、林芳正、村井英樹、森屋宏、栗生俊一正副官房長官、松村祥史防災担当相、村田隆内閣危機管理監、藤井健志官房副長官補、森昌文首相補佐官、高橋謙司内閣府政策統括官、森光敬子厚生労働省危機管理・医務技術総括審議官、南亮経済産業省総括審議官、国土交通省の藤原威一郎危機管理・運輸安全政策審議官、広瀬昌由水管理・国土保全局長、丹羽克彦道路局長、鶴田浩久物流・自動車局長、高橋一郎観光庁長官、田中利則防衛省統合幕僚監部総括官。6時25分、報道各社のインタビュー。29分、公邸。7時59分、ブラジルのルラ大統領と電話会談。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 政治 【政局・岸田首相の一日】  2024年01月11日  06:53:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【2024年01月09日 今日は?】:アップルが初代iPhoneを発表

2024-01-11 00:00:40 | 【社説・解説・論説・コラム・連載・世論調査】:

【2024年01月09日 今日は?】:アップルが初代iPhoneを発表

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【2024年01月09日 今日は?】:アップルが初代iPhoneを発表

 ◆1月9日=今日はどんな日

  とんちの日

 ◆出来事

  ▼エジプトのナイル川をせき止めるアスワンハイダムの建設が始まる(1960)▼日本プロ野球労働組合が旗揚げ大会。初代会長は巨人中畑清(1986)▼アップルが初代iPhoneを発表(2007)

iPhone
iPhone (初代)

 ◆誕生日

  ▼岸部一徳(47年=俳優)▼一路真輝(65年=女優)▼岡本真夜(74年=シンガー・ソングライター)▼赤江珠緒(75年=フリーアナウンサー)▼井上真央(87年=女優)▼西畑大吾(97年=なにわ男子)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・今日は?】  2024年01月09日  00:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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