【社説①・01.04】:<戦後80年に考える>:揺らぐ民意 参加が議会政治を鍛える
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説①・01.04】:<戦後80年に考える>:揺らぐ民意 参加が議会政治を鍛える
【社説①・01.04】:<戦後80年に考える>:揺らぐ民意 参加が議会政治を鍛える
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説①・01.04】:<戦後80年に考える>:揺らぐ民意 参加が議会政治を鍛える
【社説①・01.03】:<戦後80年に考える>:北海道経済 前へ 新たな価値生み出せるか
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説①・01.03】:<戦後80年に考える>:北海道経済 前へ 新たな価値生み出せるか
【卓上四季・01.03】:座右の銘
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【卓上四季・01.03】:座右の銘
新しい年が始まった。おとそを飲み、お雑煮を食べ、初詣に出かける。これといって変わったことがなくても、気持ちだけはあらたまるようだ。正月気分というものなのか
▼さて一年の計は…と考えて、立派なものはとんと浮かばない。健康に生きる。機嫌よく過ごす。そんなところか。振り返れば、「座右の銘」にも縁がなかった
▼雑誌「暮しの手帖」の最新号がおもしろい特集を組んでいた。タイトルは「わたしの座右の銘」。さまざまな分野で活躍する13人が、生きる指針として心に刻み、自分を導く言葉について語っている
▼漫画家ちばてつやさんは<吾唯足知>。われただたることをしる―と読む。「あるがままを穏やかに感謝し幸せに生きなさい」。年をとり大変なこともあるが「生きてるだけで合格」と思えるそうだ
▼<どこの世界にも七不思議はある>は川藤(かわとう)幸三さん。阪神タイガースの伝説の代打だった。一度もレギュラーにはなれなかったが、ここ一番で活躍する。先輩が言った「お前はプロ野球の七不思議や」が宝物だ。補欠でも歴史を作れる、と
▼歌手UA(ウーア)さんは<空の上に天国はない>。人生も折り返しを過ぎ、この世を大切にする。ジョン・レノンの「イマジン」を基に「今を天国と呼べるように努めたい」。穏やかで平和な世でありますように―。深く共感する。
【社説①・01.01】:<戦後80年に考える>:原点を見つめる 平和と民主主義誓い直す
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説①・01.01】:<戦後80年に考える>:原点を見つめる 平和と民主主義誓い直す
【社説・01.04】:「熟議の政治」正念場 沖縄でこそ合意形成を
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説・01.04】:「熟議の政治」正念場 沖縄でこそ合意形成を
衆院選を経て、国会の風景ががらりと変わった。「沖縄の声」をどのように届け、政治に反映させるのか。一歩でも二歩でも前へ進める年にしてほしい。
昨年10月の衆院選で自民、公明の連立与党は大敗を喫し、過半数を割り込んだ。
少数与党下では、野党の協力を得なければ予算案や法案を成立させることはできない。
先の臨時国会で政治改革関連3法に政策活動費の全廃が盛り込まれたのも野党の要求によるものだった。
今月下旬には通常国会が召集される。
これまで大きな議論にならなかった辺野古新基地を巡る問題や沖縄関係予算の課題についても野党の主張が重みを増し、耳を傾ける必要性に迫られるのは間違いない。
昨年末、沖縄防衛局は大浦湾側の軟弱地盤の改良工事に着手した。
7万本以上の杭(くい)を打ち込む大規模工事は、技術上の課題はもちろん、環境保護の面からも大きな問題をはらむ。
新基地が完成するまでの十数年間、米軍普天間飛行場の危険性除去はどうするつもりなのか。具体策を示すべきだ。
地元の宜野湾市長は何度も、普天間飛行場の返還時期を明示するよう政府に要請してきた。それを示さずに工事を強行するのは許されない。
工費と返還時期について精査し、その結果を国会で明らかにする必要がある。
■ ■
県内では、昨年6月の県議選で玉城デニー知事を支持する与党が大敗し、自民党会派など野党・中立が多数派となった。
議決が必要な予算などで政策決定の力学が大きく変わり、知事は就任以来最大の苦境に立たされている。
早速、攻勢にさらされているのが県のワシントン事務所を巡る問題だ。県議会は百条委員会を設置した。
基地問題に関する情報発信を担う他県にはない組織とはいえ、株式会社として事業者登録するなどの不透明な手続きや公文書管理のずさんさは見過ごせない。
県政を巡っては、昨年11月に本島北部を襲った豪雨の際、対応の遅れから「災害救助法」の適用が困難となるミスも発生した。
なぜこんなにも「ポカ」が相次ぐのか。緩みの背景に何があるのか。幹部人事を含め、体制の立て直しを図るべきだ。
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今年は7月に参院選が予定されている。来年の知事選の前哨戦とされる。
県政野党が攻勢を強めるのは確実である。そうであっても、大切にしてほしいのは「県民益」だ。
国政では与野党が熟議を重ね、一致点を見いだすこれまでにない努力が重ねられている。
それが沖縄でできないはずはない。
「新・沖縄21世紀ビジョン基本計画」は4年目に入り、検証作業が始まる。
与野党が一緒になって、県民の暮らしと安全を守る政策の実現に力を発揮してもらいたい。
元稿:沖縄タイムス社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】 2025年01月04日 04:01:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【大弦小弦・01.04】:おせち料理に舌鼓を打つ。
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【大弦小弦・01.04】:おせち料理に舌鼓を打つ。
おせち料理に舌鼓を打つ。初詣で願をかける。福袋の行列に並ぶ。最大9連休と暦にも恵まれた年末年始は、ちまたにも活気がある
▼元日の昼、那覇市の与儀公園では、対照的な光景が広がっていた。
順番待ちの列は福袋や初詣のためではなく、無料のお弁当を受け取るため。、
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元稿:沖縄タイムス社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【大弦小弦】 2025年01月04日 03:57:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【人口格差 振興策を問う】:離島人口 低い女性比率 北大東や渡名喜 男性の数が約1.5倍 県内 いびつな構成比に
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【人口格差 振興策を問う】:離島人口 低い女性比率 北大東や渡名喜 男性の数が約1.5倍 県内 いびつな構成比に
沖縄の中小規模の離島自治体は女性の比率が圧倒的に低く、いびつな人口構成になっている-。
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元稿:沖縄タイムス社 朝刊 主要ニュース 政治 【政策・沖縄県・「人口格差 振興策を問う」】 2025年01月04日 04:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【人口格差 振興策を問う】:女性定住 地域維持の鍵 中小離島 男女比に偏り 出産や育児に不便さ
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【人口格差 振興策を問う】:女性定住 地域維持の鍵 中小離島 男女比に偏り 出産や育児に不便さ
人口の男女比で、女性の割合が極端に低い自治体が沖縄に多いことが分かった。
共通して人口減少の悩みも抱える。女性にとっての暮らしやすさが、地域社会を維持する鍵になりそうだ。
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元稿:沖縄タイムス社 朝刊 主要ニュース 政治 【政策・沖縄県・「人口格差 振興策を問う」】 2025年01月04日 04:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【人口格差 振興策を問う】:15~64歳の減少進む 中小離島と北部 70年代から顕著に
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【人口格差 振興策を問う】:15~64歳の減少進む 中小離島と北部 70年代から顕著に
性別・年齢別に人口の構成を示す人口ピラミッドを見ると、1955年の沖縄は出生数が多く、死亡率も高い「ピラミッド型」だった。
県全体と中小規模離島、やんばる3村(国頭、大宜味、東)で大きな違いは見られない。
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元稿:沖縄タイムス社 朝刊 主要ニュース 政治 【政策・沖縄県・「人口格差 振興策を問う」】 2025年01月04日 03:59:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【社説・01.04】:能登半島地震1年 関連死の抑制が急務だ
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説・01.04】:能登半島地震1年 関連死の抑制が急務だ
2024年元日の能登半島地震から1年が経過した。自宅や職を失い、生活の再建ができない被災者が多くいる。インフラの復旧だけでなく、生活の支援を含め、総合的な施策によって復興を加速させる必要がある。
不便な避難生活で心身をすり減らし、命を落とす人が後を絶たない。災害への備えだけではなく、発生後への備えを含め、普段から防災について考えなければならない。
能登半島地震による犠牲者は昨年末で504人となった。避難生活のストレスなど間接的な原因による「災害関連死」の認定が続き、犠牲者数はさらに増える可能性がある。昨年9月には記録的な豪雨が被災地を襲い、復興は足踏みすることとなった。
地震と豪雨によって仮住まいや避難を余儀なくされている石川県の被災者は昨年12月下旬時点で2万人を超えている。自治体は県外の親戚を頼って避難している人を正確に把握できておらず、自宅に戻ることのできていない被災者はさらに多いとみられる。
災害関連死の抑制を急がなければならない。地震の際の建物の倒壊などで亡くなった直接死は228人。これに対して、避難生活中の心身の負荷によって亡くなる災害関連死に認定された方は276人で、直接死を上回った。災害関連死の認定審査は今も続いている。
地震に豪雨と災害が重なったことが、心と体の負担となったことは容易に想像できる。能登半島6市町の住民を対象とした共同通信アンケートで、9月の豪雨被災後、4人に1人が体調が悪くなったと回答した。支援が整っていれば、失われることのなかった命だった可能性がある。
避難所の環境やプライバシーの保護について、政府は国際基準に合わせて整備を進めていく考えだ。何よりも能登半島地震の被災者への対応は急を要する。関連死をこれ以上増やさないためにも、被災者ケアの見直しなど、短期的に取り組むべき要点を洗い出し、早急に取り組まなければならない。
自然災害にいつ襲われるか分からない。普段から防災について考える必要がある。昨年末の共同通信アンケートで、全ての指定避難所にアレルギー対応食を備蓄しているのは都道府県庁所在地のうち半数に満たない22市区だった。那覇は配備済みだが、県内の他自治体はどうだろう。住民への周知が万全かについても検証しておきたい。
能登の被災者にとっては、地震への全国的な関心の低下も心の負担になっている。災害に対する日本の支援制度は住宅再建が中心で、生活再建への支援は十分ではないとの指摘もある。万全な備えをするためにはまだまだ多くの論点があろう。
能登の被災者に心を寄せながら、それぞれの地域特性に合わせ防災に関する議論をより深めたい。
元稿:琉球新報社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】 2025年01月04日 04:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【金口木舌・01.04】:箱根に吹いた南風
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【金口木舌・01.04】:箱根に吹いた南風
関東の大学のトップ選手が集う箱根駅伝は、全国的には新春の風物詩とも言える伝統の大会。これまでは県内の注目度は今ひとつだったが、今回は違った
▼沖縄の出身選手が6人もエントリーしたからだ。生中継をする地上波テレビ局がない中、どうにか彼らの活躍を見ようと、多くの県民がネットを検索したのではないか
▼3冠が懸かる国学院大は上原琉翔(りゅうと)選手に9区を託した。上原選手は大きなスライドで走り順位を上げた。後半に失速したが、中継地点の直前に再び盛り返した。優勝を逃したものの、上原選手の序盤の快走と終盤の力走が、国学院大の底力を印象づけた
▼国学院大の嘉数純平選手、日大の大仲竜平選手、専修大の具志堅一斗(いっと)選手も出場した。悔いを残した選手もいるだろうが、いずれも大学トップ選手には違いない。遠く離れた東京―箱根間に南風が吹いたようで誇らしい
▼「長距離不毛の地」という沖縄の風評をも吹き飛ばすような活躍だった。彼らのたすきは、沖縄の未来を担うこどもたちや指導者にもつながったはずだ。沖縄から日本の長距離界に旋風を巻き起こす日も遠くない。
元稿:琉球新報社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【金口木舌】 2025年01月04日 04:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
《社説①・01.04》:戦後80年 日本外交とアジア 安定へ役割を果たす時だ
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:《社説①・01.04》:戦後80年 日本外交とアジア 安定へ役割を果たす時だ
元稿:毎日新聞社 東京朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】 2025年01月04日 02:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
《余録・01.04》:選択的夫婦別姓制度の…
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:《余録・01.04》:選択的夫婦別姓制度の…
選択的夫婦別姓制度の実現を求める札幌市の佐藤万奈さん(37)と西清孝さん(32)は、新しい年を迎え、期待と不安が相半ばしている。昨秋の衆院選で導入を掲げる党が議席を伸ばした。国会で議論が進む可能性がある一方、慎重論も根強いことが気がかりだ
▲医療専門職の2人は2019年に結婚し、佐藤さんは不本意ながら改姓を受け入れた。職場では、書類からも名札からも「佐藤万奈」の名が消えていく。旧姓で呼んでもらうよう頼んだが、上司に「どうして、こだわるの」と言われた
▲ストレスが積み重なって心身の調子を崩し、適応障害と診断された。やりがいのある仕事だったが、退職を余儀なくされた。別姓を選ぶことができたら、嫌な思いをせずに済んだ。結婚も、もっとうれしいと感じられたはずだ。悔しさが募った
▲「恨んでるよ」。そう言われ、西さんも妻が抱えていた苦しみに気づいた。婚姻届を出した9カ月後、「ペーパー離婚」して事実婚となった
▲夫婦同姓を義務づける現行制度を維持すべきだと主張する人は「家族の一体感」を理由に挙げる。姓を変えたくないのは「わがままだ」となじる声すらある。しかし、個人の尊厳に関わる問題であり、人権意識が問われている
▲法制審議会が選択的夫婦別姓制度の導入を答申してから29年になる。自民党が党内の保守派に配慮し、たなざらしにしてきたが、石破茂首相は「議論の頻度を上げる」と述べた。今年こそ、佐藤さんたちの悲願に応え、結論を出すべきだ。
元稿:毎日新聞社 東京朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【余録】 2025年01月04日 02:02:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
《現代を見る・01.04》:「永遠の戦後」守る、新聞の役割=栗原俊雄
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:《現代を見る・01.04》:「永遠の戦後」守る、新聞の役割=栗原俊雄
昨年12月4日、TBSラジオ「荻上チキ・Session」で話す機会があった。
テーマは「なぜ、メディアは戦争を止められなかったのか」。
私には1時間程度が割り当てられた。ゴールデンタイムとしては長い。
しかし、メディア史の専門家が研究者人生をかけて探究するような重いテーマだけに、時間内でうまくまとめる自信がなかった。番組には2015年から10回以上出演してきたが、荻上さんやリスナーからしばしば想定外の質問を受けるので、なおさら不安があった。、
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《なるほドリ・01.04》:新春浅草歌舞伎って? 若手俳優の登竜門 古典の難役に挑む=回答・広瀬登
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:《なるほドリ・01.04》:新春浅草歌舞伎って? 若手俳優の登竜門 古典の難役に挑む=回答・広瀬登
なるほドリ お正月に若手歌舞伎俳優の登竜門(とうりゅうもん)とされる公演があると聞いたよ。
記者 東京・浅草の風物詩として人気の「新春浅草歌舞伎」ですね。2~26日、初詣でにぎわう浅草寺近くの浅草公会堂で開かれています。
Q どんな公演なの?
A 浅草歌舞伎は1980年、開場間もない同公会堂で始まりました。長年途絶えていた浅草での歌舞伎興行を復活させたもので、出演したのは中村吉(きち)右衛(え)門(もん)さんや坂東玉三郎(たまさぶろう)さん、中村勘九郎(かんくろう)(後に18代目勘三郎(かんざぶろう))さんら当時20~30代の新進です。1月は、東京の歌舞伎座や国立劇場、大阪松竹座などで大きな歌舞伎の舞台が催され、大御所や中堅が出る中で、…
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