路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

《激動の世界を読む・01.09》:「世界から信頼される」日本 国際協調の主導役、担おう=東京大名誉教授・田中明彦

2025-01-09 02:02:50 | 【外交・外務省・国際情勢・地政学・国連・安保理・ICC・サミット(G20、】

《激動の世界を読む・01.09》:「世界から信頼される」日本 国際協調の主導役、担おう=東京大名誉教授・田中明彦

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:《激動の世界を読む・01.09》:「世界から信頼される」日本 国際協調の主導役、担おう=東京大名誉教授・田中明彦

 新年ということで、あえて明るいテーマを語りたい。それは、日本についての世界の見方がきわめて好意的であるということだ。

 世界全体を見渡してこれまでにないほどの危機が山積している。ウクライナでの戦争は継続しているし、中東でもガザにおける人道危機は続いている。世界は対立と分断に満ちているようにみえる。

 

2004年のインド洋大津波で大きな被害を受けたスリランカで、テント暮らしを続ける子どもたちと綱引きをして遊ぶ青年海外協力隊員。協力隊員は途上国での日本への信頼醸成に大きな役割を果たしてきた=スリランカ南部ゴール県で05年6月、望月亮一撮影

2004年のインド洋大津波で大きな被害を受けたスリランカで、テント暮らしを続ける子どもたちと綱引きをして遊ぶ青年海外協力隊員。協力隊員は途上国での日本への信頼醸成に大きな役割を果たしてきた=スリランカ南部ゴール県で05年6月、望月亮一撮影

 そのなかで、円安もあって日本の経済力は世界のなかでは相対的にますます小さくなっている。国内総生産でいえば、いずれはインドやインドネシアなどにも抜かれるであろう。 

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 元稿:毎日新聞社 東京朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【激動の世界を読む】  2025年01月09日  02:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。


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